自分で選択できるときは、勇気を出して

 結婚を急がないのは、別にいいと思います。 ですが、女性には出産というタイムリミットがあること“も”忘れないでください。
もちろん、出産して子供を持つことだけが幸せではありません。
趣味や友人との時間を大切にして独り身を謳歌するのも、籍は入れずに事実婚というかたちをとるのも、籍は入れたけれど別々に暮らすのも、10代後半で結婚するのも、晩婚でも、子供を持たないという選択をするのも、本人の自由です。
自分で選択した通りに人生が進んで満たされているのであれば、これほど幸せなことはないですよね。

 でも、決めていたプラン通りにいかないこと、経済的理由や身体的理由で諦めなくてはいけないこともたくさんあります。
思い通りにいかないのが人生なのですから、上手くいかなかったときにはそれを受け入れ、こういう人生なんだと自分を納得させ、大切なものを守るために外野の心無い声に笑って対応するスキルを身につけなくてはなりません。
だからできるだけ、自分自身で選択できる場面では、逃げたり我慢したりせずに勇気を出してほしいと思います。

 彼と別れたら一生独り身でいる、と決めつける必要はないのではないでしょうか?
それほどまでに、あなたは彼に対して真剣に向き合って、心から愛しているのかもしれません。でも、あなたの場合はそういう人生だと決めつけてしまう前に、今の時点で未来を決める選択肢が与えられています。

 流れに身を任せて後悔した現状を受け入れる未来より、自分で選択した結果得られる未来で悪戦苦闘した方が、楽しそうじゃありませんか?
せっかくのターニングポイントです。指を咥えて見逃してしまうのは、もったいないですよ。

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 この連載では引き続き読者の皆さまからの恋愛相談を募集します。
最後の一歩が踏み出せない方の背中をドーン!と押すため、今にも崖から落ちそうになっている人を腕一本で引き上げるため、誰かに厳しく叱られたい方の左頬をフルスイングで打つため、わたくしポジティブゴリラは日々ゴリラらしく腕力を鍛えてお待ちしております。

Text/ものすごい愛
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次回は<お酒の力で何度も告白。嫌われてLINEも返事なし…どうしたら?/ものすごい愛>です。
好きな人に素面のまま接する勇気がないから、お酒の勢いを借りて何度も迷惑をかけてしまう。それで嫌われるのもわかっているけど、酒癖もふるまいもなかなか直せない…何度も嫌われて、好きな人を吹っ切れないという相談者に、ものすごい愛さんから愛ある喝が!