宴席マネジメントは仕事に通じる

 目配り、気配りがとても心地良く、こんな上司の為ならば
もう一働き頑張って尽くしたいなと思うのだろうと思いました。
お酒に強い、弱いやキャラクターもあると思うのですが、
大事なのは上の立場でもお酒の席は自分のホスピタリティーとマネジメント力が
試される場所だ
ということを忘れないことです。
日頃の労を労い、気分良くもう一働きしてもらうための席という意識があると
その後の関係も円滑に進むと思います。

 同様の気配りは日常の仕事にも通じるところがあります。
今後AIやロボットに出来ない仕事は繊細な目配りや気遣い、配慮に関することに
集約されていくと思います。宴席もそういった気配りのトレーニングの場です。
上の立場で参加する時も、下の立場で参加する時もそういった意識を持って、
デキル人のやり方を研究しながら、楽しんで学んでいきましょう。

 ニュースで流れる飲みニケーションの世代間ギャップについて、
上の世代の人がもっとしたいと思っているのに対して、若い世代は
したくないと思っているのは、若者のコミュニケーション能力の低下だけではなく、
上の世代、上の立場の人の飲み方にも原因があるのではないかということに、
今回の騒動を機に考えるようになりました。
人の振り見て我が振り直せ。
そんな気持ちを忘れない謙虚なレディーでありたい私です。
ほほほ。

Text/肉乃小路ニクヨ

次回は<やめよう、ブス飲み!お酒に少しお金を使えば出会いと気づきを発見できる>です。
年末年始に周りから取り残されたような少しさみしい気持ちになるときは、行ったことのないバーで知らない人と話してみませんか?そこにあるのは大人の世界。お酒の飲み方を知り、新しい出会いに胸をときめかせたいです。