不倫に必要なのはゴム?気合?

さて、それにしても先日耳にした不倫妻の話は衝撃的でした。「不倫相手の彼がコンドームをつけてくれない」というのです。

それだけでも驚愕しましたが、冷静に「つけてくれって言わないの?」と尋ねたところ「えーっ、恥ずかしくて言えない」と耳を疑う返答が。アラフォーの人妻で子持ちなのに……。

ウブさもその人の個性なので仕方ないのですが、性病や妊娠のリスクを考えないのでしょうか。「人妻とセックスをするのにゴムをつけてくれない男なんて、最低だぞ?」と心の中で思いつつも、人様の恋人をディスっても水を差すだけ。せめて「『じゃあ、つけてあげる(ハート)』って言えば?」と言うと、「そんなこと言えるわけないじゃん(涙)」とのことでした。

不倫を楽しむのもいいけれど、リスクを省みないのはさすがに心配……と思ったものの、もしかすると、不倫をするのならば、むしろそれくらいの気合が必要なのかもしれません。

そもそも、既婚者の不倫についていえば、「上手くやろう」とすることはある意味で不誠実。だって、自分は何も失わずに、相手から足りないところだけ満たしてもらおうっていうわけですから。不倫をするならばいっそ、コンドームをつけなくてもいい、と思えるくらいの相手でなければいけないのかもしれません。

Text/大泉りか

次回は<夫婦の価値観が合わないからこそできた特別な家族旅行の思い出……?>です。
結婚相手に求める条件といえば、やっぱり「価値観の一致」。しかし、大泉りかさんの友人ご夫婦は、価値観が合わないからこそ特別な家族旅行の思い出ができたようです。