<自分より強い者には弱い>性質を知って自衛する

アル:そんなバカなクズでも、早出世してマネジャーになってたからね。男社会はヤリチンに甘いし「モテモテで羨ましい、やっぱあいつスゲーわ」と評価されたりもするわけです。

でも若い女子は「仕事ができる=人として尊敬できる」と錯覚しがちでしょ。
実際は悪い奴やズルい奴の方が出世するし(笑)、人間的に優れてるわけじゃないんだけど。

あと、仕事って年齢差による経験の差がでかいから。昔は「すごいな」と思ってた人でも、今の自分からすると「大したことねーな」ってことは多いし。デキる男のフリをしやすいから、若い女子を狙うのもあると思う。
若くて経験の少ない女子は彼らにとって格好の獲物だし、受け身な子は強引に迫られると断れないので、狙われないのが一番だと思う。

AM: 狙われないための自衛策は何がありますか?

アル:まずは敵を知ることだよね。ヤリチンは<自分より強い者には弱い>って性質がある。そのセカチュー男も人事部長の名前を出した瞬間、ビビッて撤退したから。相手より立場が上の人を印籠のようにちらつかせるのは効果的。
私は「飲みに誘われたって部長に話したら『気つけろよ』って言われました、アハハー」とかよく言ってましたよ。

AM: 印籠作戦はかなり効きそうですね(笑)。

アル:あと彼らはコソコソ隠れて口説きたいから「隠し事できない、何でも周りに話しちゃう子」アピールも効果的。敵は周囲にバレるのを恐れているから。
相手が既婚者なら「私、隠し事できないんで不倫とか絶対ムリです」と先制しとくのもオススメ。
仕事で関わりのない相手なら「うちの父、空手五段で蝶野正洋にソックリなんです」とか適当にホラを吹くとよいです。

AM:それもビビりそうですね(笑)。「手を出したらエラい目に遭いそう」って。

アル:私も男に口説かれて「夫が格闘家だ」と話すと、みんなビビッて引いていくもん。女をナメてる男に限って、強い男に対しては弱いものだし。
そういう性質を理解したうえで、防衛力の強化に努めてください!