リストラ、倒産…企業を巡る状況は厳しさを増している

 今年2月には富士通で5000人削減、3月にはタカラトミーが希望退職の募集期間を延長、5月にはパナソニックが5000人削減など、さまざまな業界の大手企業が次々とリストラへ向けて動き始めたことがニュースでも取り上げられました。
とくに近年群を抜いて目立つのは電機大手各社の動きですが、勢いにのっているように見えた大手IT企業でも人員削減が行われ始めたとの情報もあります。

 ミドル世代のリストラがメインとはいえ、もう5〜10年するとアラサーの働き世代にまで火種が及ぶ可能性はなきにしもあらず。
たとえ、盤石な(に見える)一流企業に勤める男性と運良く結婚できた場合でも、子どもが生まれて学校へ通わせるようになった頃、突然リストラを勧告されたり、最悪の場合会社が倒産したりすることもあり得るのです。

 いくら大手企業・一流企業に勤めていても、決して「100%安心」なんてできないのがいまの時代。
「大手有名企業勤務の男性とじゃないと結婚したくない!」などとは言っていられません。
脅しではなく、3年先、5年先さえわからない世の中で、「いま現在は安定している(ように見える)男性」にターゲットを絞って恋活・婚活をするのは、何の意味もないということを伝えたいのです。

 それよりは、たとえ中小企業に勤めていても、不況の世を切り抜ける力を持った、生命力のある男性を探すほうが何倍も賢く、結婚への近道にもなります。
またVol.2の連載でも書いたように、ふたりで力を合わせて働くほうが、安定感は2倍になります。
無意味な高望みはやめて出会いの幅を広げたいものです。

Text/池田園子

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