こういう人と出会ってしまった場合に

さて、女遊びを目的にあなたに近づく男のことを書いてみた。
総じて言えば、遊び人は<戸惑い><ゆるやかな拒否>を<承諾>に変えていくスキルに長けていると言える。
“ダメ(嫌い)じゃないなら良くない?”的なアプローチだ。

俺がすごく痛感しているのは、女の子は遊び人を毛嫌いするけど、同時に、彼らが持っている気配りをすごく心地よく感じてしまう事実です。
「イケメンは遊ぶからもう無理」と言いながら、あいかわらずイケメンとか遊び慣れている人とくっついちゃう女の子は実際多いじゃないですか。

そういった部分に嫌気がさしているのであれば、抜本的な対策は女慣れしていない人を選ぶようにするしかない。
男の上っ面の気配りにウンザリなのであれば、不器用さは大目に見るようになろうとしてみる。
遊び人に自分だけを見るように調教するよりは、自分の努力で何とかなる方向性だと思いますよ。

とはいえ、対象をターゲティングする恋愛がどれだけ意味があるかに俺は懐疑的ですけどね。
他人の目とか色々なしがらみが気になったとしても、自分自身がその日常を楽しいと思えない恋愛に意味はないでしょう。
“恋に恋する“で痛い目にあっても、そういったワクワクする気持ち。
死ぬまで忘れるべきじゃないと俺は思うんですけど、どうですかね?

ブログで「あとがき」やってます

AMでコラムが掲載された数日内に、あとがき・こぼれたエピソード的な記事をブログで書いてます。よろしければ。

Text/ファーレンハイト

初出:2013.12.19