“重くなってしまうこと”についての考察

ただ、”重い”は具体的に「この行動を取ったらNG」というものではないと思うんですよ。
さっき挙げた例について、どれかは気にならないけど、他のものは気になるって男だっている。
明確な線引きがあるわけじゃない。

だからこそ女性だって気にしていると思う。
「こんなこと言ったら重いって思われないかな?」っていう風に。
それが怖くて自分を抑えれば、それはそれで苦しくなるっていう。

ひとつガイドラインを提示しましょう。
彼のキャパシティを超える要求が”重い”の正体です。
そしてキャパシティとはざっくりとした”包容力”のようなものではなく、もっと細分化できるものです。

たとえば「彼女のためなら休日は人間関係を制限してもいい」と思える人であれば、毎週末自分だけのために時間を使ってくれることを要求しても、キャパシティは超えないでしょう。
でも、「週に1回は友だちと遊ぶか、自分だけの時間がほしい」と思う人にこれを要求するとウザがられる。

これはあなたへの恋愛感情とは別物の、彼のなかの心地よさの基準があるからです。
そこにズケズケと踏み込みにいくから「しんどい」と思われる。

すごく難しいことだけど、そこについての見極めが必要になってくるんですよ。

さぁ、じゃあなぜ踏み込んでしまうのか?好きだから?それだけじゃないでしょう。