セックスをする前から「好きだ」「付きあおう」なんて、嘘だぞ?

そこで断言しておきたいのは「ある程度、女性慣れをしていて、女性に困ってない人」がセックスをしていない状態でのたまう「好き」「付きあおう」にはまったく信ぴょう性がないということです。
それは「今日は楽しいね」くらいの意味しか持ってないです。
もしくは何とかセックスに持ち込もうとして言っている、業界用語で言うところの「色を使った」言葉です。

なぜならこの層の男性はあせって決める必要がないから。
既存の関係のなかでも心地よく楽しく一緒にいられて、セックスもできてって人が一人や二人いるでしょう。
いなくても断続的にそういうことができる。
新規で出会う場所にも自分が行く気になれば行ける人です。
「よくわからない人」に対して「あなたが一番です」と確約させる理由がまったくないんですよね。
よっぽど自分が気に入った女性でないかぎり。
何度かセックスをするなかで「一緒にいたいな、いれるな」と確信するから付き合い始めるパターンが多い。

だから、女性に対して言いたいのは、それが良い悪いではなく、その層の男性が持っている性質を事実としていったん受け入れて、そこから始められる関係があるんじゃないかということです。
これが男女のギャップを埋めていく始まりでしょう。
逆に、男に対しては「手を出す=女の子にそう思われることを前提として引き受ける必要がある」と俺は言いたい。
「これだから男(女)は!」って言ってしまうことがいちばんツマラナイことです。

とはいえ、女性が慎重にならざるをえないのも分かりますけどね。
入れるだけと受け容れる立場では感覚的になにかが違う気がしますし、避妊をしててもリスクがまったく消えるわけじゃないから男ほど気軽にとはいけないですもんね。
そして、やっぱり引っ掛かる理由として「ヤリ捨てする男」の存在がいることでしょう。
ヤリ捨てされたり、都合のいい女にならないための考え方については今度お話しましょう。

とにかくセックスをしたら「すべてを受け入れてくれる」と考えるのではなく、すべてのお互いのやり取りのなかのひとつとして捉えなおしてみてください。
自分を出していける相手かどうかは長期的に関わってみないことには分からないことが多いじゃないですか。友人相手でも。
男女におけるこの認識のミゾを少しでも解消するきっかけになれば嬉しいです。

参考リンク

過去にバズって流れてきた峰なゆかさんのインタビュー記事。本当にこれが真実でしょうね。

付き合う前にセックスはしていいの?(1)|AM「アム」

「一夜の思い出すべて」で女性を判断について詳しく知りたい人。
私も個人的に交流させてもらってるmenonsoupさんのブログ記事がすごく参考になると思います。
交際前性交渉における健康的な男子の主張 – タイガーナンパーカット

ブログで「あとがき」やってます

AMでコラムが掲載された数日後に、あとがき・こぼれたエピソード的な記事をブログで書いてます。よろしければ。
Text/ファーレンハイト