留学の出発前に告白しようとしたら「気になる人がいる」と言われて…

ジェーン・スー: じゃあ、もえさんの彼に対する好意はぜんぜん気付かれてなかったんだ…

もえさん: はい、でも諦めきれずにいたので、次の年に私が留学する前にもう一度気持ちを伝えよう!!と、決心したのですが…
出発前の食事の時に「俺、最近気になる人が居るんだ」と言われ、その相談にのっている自分がいました。

ジェーン・スー: 敵もなかなかやりますね。

もえさん: 気づかなかった私が本当にバカでした。

ジェーン・スー: 彼なりの優しさかもしれないと思いますけどねー。

もえさん: でも最後の別れ際に、もう一度気持ちを伝えたのですが、それに対する返事はなく、「気をつけてアメリカに行ってきてね」と握手をされました…。

ジェーン・スー: オワ!食事の時に「気になる人がいる」と言われたのに、また突っ込んだんですね…!

もえさん: 帰りに1人で駅のホームで泣き崩れたのは未だに思い出というか…

ジェーン・スー: やるね!
彼は気になる人がいることを伝えることで、留学前に、脈がないことをさりげなく伝えたのではなかったのだろうか。

もえさん: そうですよね。アクセル踏みすぎなんです、きっと。もっと様子を見なきゃいけないのに、1人でエンジン全開です!!

アクセル踏みすぎて、脈なしのサインに気づけない

ジェーン・スー: 1年アメリカに行って帰国して、その男友達とはまた友達に?

もえさん: 向こうにいる時に、ああもういつまでも好きでいてもダメだ!吹っ切ろう!と決意をし、私からは連絡をするのを辞めました。
帰国後に何度か彼から「会おうよ」と連絡があったのですが、「今連絡取ったら負けだろ」という気持ちで無視してました。もはや好きだった人が敵になってました(笑)。

ジェーン・スー: あははは、極端すぎ!白黒つけ過ぎ!それ以来、恋愛ができないと。

もえさん: そうですね。何かもう怖くなりました。ビビってます。
気づいたら向こうに好きな人がいたとか、初めから向こうは私のことを友達だと思ってたとか、そこらへんに気づけないんじゃないか、わたし!みたいな。

ジェーン・スー: ふんふん。
何が怖いですか? もうちょっと詳しく気持ちを説明してみてください

もえさん: アクセル踏みすぎて、私には脈はないということにすら気づけない…ということでしょうか…。
でもやっぱりあれこれネガティブに考えてしまって、食事に行く時も相手の話聞かなきゃ、とか女子らしくいなきゃ、とかちょっと疲れてしまいました。

ジェーン・スー: いまは恋愛より興味のあることがある?それとも恋愛がしたい?
恋愛もしたいけど、疲れちゃったし、怖いって感じ?

もえさん: このまま一生独り…とかは避けたいです!矛盾してますよね!