書き手の顔が見えない情報に振り回されていない?

現代は、ネットでも自由に発言できるようになったからこそ、カキコミも含め、大量の情報が流れています。読み手が真意をよく理解せずに受け入れてしまうと、悪影響を受けることもあります。
発言者の中には、「読み手への影響も考慮し、覚悟をもって発言している人」もいれば、「目立ちたかったり、自分を肯定したくて、自分勝手な発言をしている人」「単なる腹いせで発言している人」もいます。

読み手が「情報をジャッジする秘訣」が1つあるとすれば、「その発言に“愛”はあるか?」です。
書き手が単に人の欲を煽ったり、自分を良く見せようとしたりしているのではなく、読み手に対してきちんと愛を持って発信された情報であるのか。それは真面目な内容に限らず、「人を楽しませたい」「笑ってもらいたい」という思いからの発言も、愛があると言えます。

さらに、 どんな有益な情報であれ、“心の弱さ”を持ったままその情報に接してしまうと、誤った解釈をし、自分を不幸にしてしまうこともあります。
例えばスピリチュアルの情報にしても、心が弱い人が接したら“現実逃避の理由”にしてしまいます。だからこそ、まずは読み手が「心を鍛える」ことが大切です。

自分の意思と判断が大事!

人によって、「正しさ」は変わります。何が正しくて、何が間違っているかなんてことは、環境によって変わることもあります。
だから正しい、正しくないというジャッジというよりは、「自分にとって必要な情報かどうか」の判断が必要です。

「正しさ」でいえば、ルールも環境によって変わってきます。身近なところでいえば、同じ業界であっても、企業によってルールが違ってくることもあります。
でも、どんなルールを持つ社会に携わるにしろ、最終的に自分の人生を作るのは自分です。他人(社会)が「正しい」というものを鵜呑みにして幸せになれるかというと、そんなことはありません。自分に合わない時は、その環境から抜け出す勇気も必要です。

情報や世間一般の価値観に流されて、操り人形のように生きるのでなく、自分の意思と判断を持って、納得できる人生を歩みたいものですね。

子供おばさん…世間一般の常識や情報に流され、判断も人任せにする。
大人女子…世間一般の常識や情報は参考程度にとどめ、最後は自分で判断して行動する。

Text/ひかり