「親が子離れできていない」現実に気付くこと

親が子離れできていないという現実に、アナタが気づくかどうか、それ一点にかかっています。
で、アナタはもう気づいてしまった。それならば、もう解決しているのよ。

だって、いくらなんでも親はアナタを監禁するわけにはいかないじゃない?
アナタがお母さんを気にせず、自分に関する行動は自分の思うがままに行えばいいのよ。休日に彼氏と遊びに行くのを嫌がったって、全然遠慮しなくていい。どんどん予定を入れなさい。
そして、「今から彼氏とデートしてくるね」と笑顔で颯爽と出かけていきなさい。ちょっと悪いなあと思ったらお土産の一つでも買えばいいわ。

かわいい下着や洋服もどんどん買って彼氏に見てもらいなさい。
服は捨てられないように鍵のかかった場所にでも置いておきなさい。彼氏との関係性にもよるけれど、場合によっては彼氏に預かってもらってもいいんじゃない?

そして、ちゃんと彼氏をまだ紹介していないのなら、しっかり紹介しちゃいなさい。
最初はぎこちなかったり、冷たかったりしてもいいのよ。さらにタイミング見てお母さんと彼氏と一緒に出かける機会を何度も作るの。
人間は、何度も同じ顔を目にするとだんだん好意を持つという心理学の法則(ザイオンスの熟知性の法則)というのがあるの。 これを利用しない手はないわ。
めげずに何度でも会わせるのよ。アナタが調整役に入ればいいのよ。

一時的には、アナタが彼に取られてしまったと思って、お母さんが怒ったり寂しがったりする時期もあるでしょう。
でもこれはしょうがないの。必要なことだし、最終的にはお母さんが「子供の親離れを喜んで、本人の幸せを願えるようにもっていく」ことが本当の親孝行だからよ。

アテクシも、実は母にゲイだとカミングアウトしたとき、一時的に母との関係が悪くなったときがあったの。
でも、パートナーのジョセフィーヌが自ら会わせて欲しいと言い出して、母に会わせたの。
最初はジョセフィーヌのこと凄い顔してみていた母だったけれど、何度も会ううちにいつのまにかアテクシ以上に(笑)、彼のことが大好きになっていったみたい。だから、アナタもがんばって!

参考になったかしら?

Text/Tomy

初出:2013.08.21