答えは、「最初にお客様のことを考えるか、自分のレストランのことを考えるか」の違いです。

Aのレストランは先に「自分のレストランの利益をいかにとるか」から考え始めているの。
そうすると、お客様も「いかに自分が得をするか」しか考えなくなるし、そういうお客様ばかり集まってしまうのよね。

Bのレストランは先に「お客様がどれだけ満足してくれるだろうか」ってことから考えているわ。
そうすると、お客様も「このレストランに来ると気持ち良いから、何度も来たいなあ」とお店を愛してくれるようになるの。

対人関係の基本は、「自分と周囲の人間は鏡の関係にある」ということ。
自分の気持ちや行動の反映が、周囲に集まってくる人の気持ちや行動に映し出されるものなの。
F美さんのケースだと、まず「ちゃんと愛されること」を考える前に「ちゃんと愛すること」が先決よ。

もし、ちゃんと愛する男性がいないときは、安易に関係を持たないこと
ズルズル近寄ってくる男性に体を許してしまうのは、相手のことをちゃんと愛してはいない証拠よ。
相手に奥さんや彼女がいるのならば、相手のことを考えれば簡単に関係は持てないはず。

F美さん自身が「寂しいから」「他に近づいてくる男性がいないから」と自分のことを先に考えているからなの。
そうすると、周りにそういう男性ばかりが集まってくるのよ。

本当に愛せる男性がでてきたときに、しっかりその男性を愛することからはじめなさい。
安易に流されれば、安易な男が近づく、ただそれだけのことなの。
ちなみに、「本当に愛する」というのは、「その人のために一番良かれと思うことを、全力でする」ということです。

参考になったかしら?

次回は、「浮気を繰り返してしまうUさんの結婚するタイミングに関する相談」をお届けします。

Text/Tomy