何を小さく、ゆっくりすればいいの?

「小さく」「ゆっくり」……何の話かと申しますと、答えは「声」です。

もちろん、髪型やファッションなどで色気を演出することも可能ですが、時間とお金がかかります。壇蜜のようなロングヘアーになり色気を演出しようとしても、あれだけの長さまで伸ばすとなると年単位かかるでしょう。年単位かけて伸ばしたとしても、壇蜜ではなく貞子になっちゃう危険性も大ですし。

ファッションにしても、カラダの線がクッキリ出るようなボディコン(死語!?)やらピンヒールやら網タイツやら揃えるにはお金がかかります。お金をかけて揃えたとしても、不慣れなヒールで生まれたての小鹿みたいになったら色気どころじゃないですし。

そこで「声」なのです。声であれば、時間やお金をかけることなく調節が可能。色気をアピールしたい相手に対しては、普段よりも小さめの声で喋りましょう。大声で元気よく喋ると、どうしても健康的なイメージが先行し、色気とは縁遠くなってしまいます。逆に、声のボリュームをおさえることで、しっとりとした印象を演出できるのです。

もっと言えば、男性側にとっては「ベッドでは大声になるのかな」「俺のテクとチンを駆使して大声で喘がせたい」と、イマジネーションが膨らみます。あと股間も膨らみます。

ゆっくり喋ることでセクシーになる

そして喋るスピードをゆっくりに落としましょう。まくしたてるかのように早口だと、どうしても子どもっぽいイメージが先行し、色気とは縁遠くなってしまいます。子どもって、その日に学校で起きた出来事を早口でまくしたてますから。逆に、ゆっくり喋ることで、落ち着いたオトナの女性らしさを演出できるのです。

もっと言えば、男性側にとっては「オーガズムに達する際は『イクイクイクイクイクイクイクイクー!』とマシンガン状態になるのかな」「俺のテクとチンを駆使して『イクイクイクイクイクイクイクイクー!』と連呼させたい」と、イマジネーションが膨らみます。あと股間も膨らみます。

色気をアピールしたい相手に対してだけでなく、練習として普段から誰に対しても「声のボリューム及び喋るスピードを落とすこと」を心がけておくと、有事の際に自然と色気が出やすいかもしれませんね。好きな人の前でだけ喋り方を変えようとしても、なかなか難しいでしょうから。

以上を踏まえ結論。大声選手権や早口言葉大会以外は、声のボリューム及びスピードを落とし、色気ムンムンなオンナを目指しましょう。

Text/菊池美佳子