「なんで怒ってるか分かる?」はモラハラです!不機嫌を振りかざす人間の対処法

by neda borhanfard

近しい人間から「なんで俺(私)が怒ってるか分かる?」という言葉を向けられた経験、ありませんか? この言葉、実は“不機嫌で相手をコントロールするタイプのモラハラ人間”がよく発する言葉なんです。

不機嫌で相手をコントロールする人間とは

友達相手でも同僚相手でも恋人相手でも、なんの前触れもなく突然むすっと拗ねて場の空気を悪くしたり、周囲の人間に気を遣わせるタイプって時々いますよね。そういうタイプが言いがちな言葉が「なんで俺(私)が怒ってるか分かる?」です。

「突然どうしたの?分からないから教えて?」と聞き返した時にきちんとした理由を教えてくれるのであればまだいいのですが、「はぁ…分からないならもういいよ…」とか「どうせ言っても分かんないからいいよ」と答えを濁し、あくまでも相手に考えさせようとする人間は一緒にいるだけで心が疲弊します。

こういうタイプの人間がこの発言をする場合、大抵は怒っている明確な理由などなく、「不機嫌アピールをすれば周囲の人間が自分に気を遣う」「拗ねれば相手は自分の言いなりになる」と学習しており、それゆえに不機嫌を振りかざしているだけなのです。そして、そんな態度を向けられたらすぐに逃げることをお勧めします。

亜種に「ひどく落ち込んで見せて相手をコントロールする人間」もいるのですが、こちらも厄介。“不機嫌タイプ”は誰が見ても幼稚な人だと分かりますが、“落ち込みタイプ”は逆にこちらが悪者にされたり、罪悪感を植え付けられてズルズルと関係が続いてしまうこともあります。

不機嫌で相手をコントロールする人間はなぜ生まれるのか

私が18歳の頃に付き合っていた28歳の男性がまさにこのタイプでした(アラサーにもなって女子大生と付き合うような男ですから、元々幼稚な性格ではあったのでしょう。今となってはとんでもない黒歴史です)。

たとえば夏のある日のこと、「今度の休日なにかしたいことある?」と尋ねられたので、私は言葉のまま“私が何をしたいのか”と受け取り、「美術館でやってる特別展がもうすぐ終わっちゃうから見に行きたいな」と答えました。すると彼はみるみる不機嫌に。その後の会話では何を言っても「別に」「あ、そう」しか返ってこなくなり「私何か悪いことしたかな?」と聞いても「分かんないの?はあ、もういいよ」という返答。

その日は訳も分からず解散したのですが、その後mixiで彼が仲間内と競馬の話で盛り上がっているのを見かけました。当時の私は札幌在住、ちょうど“今度の休み”は夏季のみ開催される札幌競馬の初日。恐る恐る「もしかして今度のお休み、競馬に行きたかった?」とメールをすると「はぁ、やっと分かったのかよ。常識的に考えて夏しかやってないんだから行くに決まってんだろ」と返事が来ました。「じゃあ今度のお休みは競馬場デートにしない?」と私から提案すると、それで彼の機嫌は直り元通りになりました。

当時の私は彼のことが好きでしたし、できれば捨てられたくないと思っていたので、こうやって彼が不機嫌になる度に原因を探し、彼が求めている答えを返そうと必死になっていたのですが、彼からしてみれば「不機嫌になってみせればこいつは言うことを聞く」と学習しており、不機嫌を振りかざして私をコントロールしていたのです。

でもそんな事態の回数を重ねるごとに「っていうか私超能力者じゃないんだし付き合って間もないし、彼の気持ち察するとか無理じゃない?察してくれなかったからって拗ねるのもヤバくない?」と彼の幼稚さに気付き、すぐに別れを告げました。すぐに気づいて別れられたからよかったもの、「私が悪いから彼が不機嫌になってしまうんだ」と自分を責める方向に走っていたら……考えただけでもゾッとします。