男性の質問者はまさかの連続!

 次は男性からの質問。「ではそちらのかた」と指名され、立ちあがった男性を見た瞬間、会場中がザワザワ……。
屋敷さんに名前と職業を聞かれ、「清水です。“勃ち”仕事をしています」と答えた男性は、なんとAV男優のしみけんさん!
会場を沸かせたしみけんさんの質問は、「マンネリ化したカップルで、彼女をキュンとさせるような言葉を教えてほしい」というものでした。
久保さんは「マンネリ化しているということは、普段の会話もかける言葉もマンネリ化していると思うんです。『好きだよ』も棒読みになっていたり。だから、一工夫、ひと手間かけるのがいいと思います」と回答します。
同じ言葉をかけるのでもシチュエーションを変えたり、普段なら絶対に言わないようなことを言葉にしてみたりすると、新鮮さが増して彼女をキュンとさせられるとのことでした。
また、鍛えたり、オシャレをしたりして、彼女が惚れ直すようなイメージチェンジもおすすめとのこと。「髪色を金髪から黒に変えるだけでもいいんですよ。とにかく、ギャップのある方法がいいんじゃないでしょうか

『バチェラー・ジャパン』初代バチェラー久保裕丈『その恋はビジネス的にアウト』出版記念トークショーに登場したAV男優しみけん

 もちろん、しみけんさんにも名ゼリフとともにバラの花が贈られました!

 最後の質問は、小さな男の子から。どんな恋の疑問だろう、と会場が見守る中、「なんで“もりもり”(※バチェラー出演者の女性)フっちゃったんですか?」と、誰もが聞くに聞けなかった爆弾質問! これには「無邪気って怖い!(笑)」と久保さんも苦笑いでしたが、真剣に答えてくれました。

『バチェラー・ジャパン』初代バチェラー久保裕丈『その恋はビジネス的にアウト』出版記念トークショーの様子

 結婚を前提にしていることで、家族関係の大事さにも気づかされたという久保さん。もりもりこと森田さんのご家族はとてもステキで、一緒になれたらとの気持ちも芽生えたそうですが、「ひとりの女性として考えたときに、蒼川さんに対する気持ちのほうがちょっと大きかったんです」と、久保さんは当時を振り返ります。

「夜、ひとりホテルのベランダで月を眺めていて。『月がきれいだね』って言葉をどちらに伝えたいかなって思ったとき、ふと浮かんできたのが蒼川さんだったんですよね」

 減点法や加点法ではなく、インスピレーションを大切にした結果だったそうです。

「いい話!」としながらも、「月見て浮かんだとか、全然ビジネス的じゃない(笑)。この本と真逆のこと言ってますけど!」と屋敷さんに突っ込まれ、「説得力ないなぁ、最後の最後で(笑)」と自嘲気味な笑いを浮かべた久保さんですが、「そこまではいろいろ判断していたかもしれないですから!」と、息の合うコント(?)で会場の笑いを誘い、イベントは終了しました。

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Text/千葉こころ