紫原　このたびはご結婚、おめでとうございます。

下田　ありがとうございます！

紫原　今日初めてお目にかかるんですが、率直に言ってめちゃくちゃ可愛いですね。写真で拝見するよりもっと圧倒的に可愛くて、びっくりしてしまいました。

下田　ありがとうございます（笑）

紫原　そんなに可愛かったらきっと凄くおモテになるだろうし、私ならもうちょっと長く遊んじゃおうかと思いそうなんですけども、そもそも、どうして結婚しようと思ったんですか？

下田　理由は色々あるんですが、一つは思い出作りとしてですね。やったことがないことがもはや結婚くらいしかなくなったので、そろそろしてみようかなって。子供がいるとまた別だけど、二人の間はダメだったら離婚すればいいなって思うんで。

紫原　たしかに！
ダメだったら離婚すればいいというのは本当にそう思いますね。

下田　で、どうせやるなら面白い結婚にしたくて。惚れた腫れたの関係だけじゃなく、仕事的な意味でもちゃんとインパクトを出せるようなプロジェクトにしたいと思ってました。

紫原　そんな中で今の旦那さんに出会われたわけですね。

下田　そうです。もちろん、今の彼が大事な存在であることも事実なので、浮気防止という意味もありますね。

紫原　やっぱり彼には浮気をしてほしくないですか？

下田　あ、自分が浮気をしないように、自分の浮気防止ですね。

紫原　そっちか！

下田　だって、男の子が誘ってきたときに断るのって、君は私を落とせなかったって言ってるみたいで相手を傷つけるじゃないですか。そういうときに、わたし結婚してるんでって言えると、振るときの大義名分ができる。これまで結構、断れないからという理由で責任をとってあげてきたこともあったんで。

紫原　そうなんですか！ ところで旦那さんとはどういう出会いだったんでしょうか？

下田　仕事の打ち合わせで行ったホストクラブで。彼は以前ホストだったんです。

紫原　会った瞬間からいいな、と？

下田　うーん、最初、彼のことはオスとしか見てなかったですね。私は実家住まいなんですけど、昔からお母さんに「階段が危ないから泥酔した状態で家に帰ってくるな」と言われてたんです。帰るくらいなら泊まってきなさい、と。それで飲みの席ではいつもその日、きちんと持ち帰ってくれる子を探してたんです。

紫原　お母さん、すごい（笑）。

下田　はい。ただ、仕事関係の人と関係を持っちゃうと、横や縦のつながりがあって面倒なときがあるんで、後腐れなさそうなぽっと出の子を探すんです。今の彼もそんな中で出会って。ただ、彼からすると私は当初、芸能人だったので、持ち帰っていいものかどうか悩んでいたらしくて。初めて二人で遊んだ日には、夜の10時頃に集合して、朝の9時まで粘って、やっと持ち帰ってもらいました。

紫原　美咲さんは自分から誘ったりはしないんですか？

下田　私シャイだから無理ですね。あと、自分に性欲がないときに迫られる怖さを知ってるから。男の子から言わないってことは性欲が沸いてない可能性があるんで。困らせちゃうと悪いから自分からは言えないです。

だから私が酔っ払って潰れちゃうのが一番早いんですが、持ち帰ってほしいという気持ちが強すぎて全然潰れないんですね（笑）ミッションがまだ残ってるから。で、彼と会った日にも一次会、二次会、三次会とずっと意識が残ってて。どうしようかと思いましたね。（笑）朝になってなんとか潰れて持ち帰ってもらえましたけど。