やらかした恋愛が選択肢を広げてくれる!バンギャル時代のヤバい男エピソード

「バカみたいな恋愛は無駄」と言われた日々

by Maru Lombardo

最近私の周りでは、10〜20代前半の頃……恋愛で羽目を外すことのなかった“恋愛慎重派”の女性達が、アラサーになってから軒並み悪質な男性に引っ掛かり、再起不能になっています。

“悪質な男性”と言っても、最初は優良物件を装って近づいて来ます。散々馬鹿な恋愛をやってきた人間であれば経験からくる直感で「あ、この人なんか胡散臭いかも」と危険を察知できたりするのですが、そう言った経験値がないとその男性の見たまま聞いたままを信じてしまい、ズブズブに落ちていってしまうものです。

私は18歳の頃に既婚男性に騙された経験があります。当時の私はバンギャルで、彼は7歳年上のバンドマン。今ほどSNSが発達しておらず、バンドマンとバンギャルは飲み会で出会うのが恒例だった時代……私と彼も例に漏れずそんな飲み会(未成年はもちろんノンアル)で知り合いました。今でこそSNSを使えば気になる人の情報や人間関係を可視化することが容易ですが、当時はmixiくらい。相手の人となりや人間関係を探るには、共通の知人から情報を得るくらいしか手段がありませんでした。

彼は家族経営の会社で専務として働き、バンドマンにしては珍しく高収入。交際後はすぐにバンド仲間や地元の同級生、さらにはお父様にまで「彼女」と言って私を紹介してくれました。そして私の家の近くに月極駐車場を契約し、私の家の家賃を半分払い、週の半分以上は私の部屋で寝泊まりする半同棲状態。そんな振る舞いをする彼がまさか既婚者だなんて考えもしませんでしたし、「バンドをやっているのに高収入で社交的で優しい彼氏ができて幸せ!」と私は有頂天でした。

……が、そんな幸せも長くは続かず、彼が結婚していることを知って修羅場に。「よく考えたら最初に騙されてるって分かったはず」とか「知らなかったとはいえ奥さんから見たらあなたは加害者だよ?」とか……そう説教をしてくる人もいました。

類は友を呼ぶのか、気づけば私の周りには恋愛で羽目を外して失敗しがちな女性ばかりが集まるようになり、お互いの失敗談を共有しあい、共感しあい、それを教訓にするようになります。まさに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」の言葉どおり、自分の経験だけで判断するのではなく、人々の失敗談(=歴史)にも耳を傾け、自分の今後の選択の参考にしていきました。