持ってる人

「どうせ」「してやったのに」「無理」「もういい」。
無意識で使っている口癖の中に、貴方を幸せから遠ざけるエネルギーを持った言葉はないだろうか?

せっかく何かにトライする力を持っているのに、結果が伴わなかったとき、「どうせダメもとだったから……」と誤魔化してしまいがちな友人がいたら、私ならまっ先に「どうせダメもととか言うのをまずやめよう!」と指摘するだろう。それくらい自分の言葉の本気度は現実のパフォーマンスに影響する。
集中力となり、粘り強さとなり、土壇場の運を左右する。

私が客観的に見て、「この人、持ってんな~。」と感じる人は、自己讃美が上手な人だ。自己讃美が上手な人は、褒め言葉を気持ち良く受け取ってくれる特徴を持っている。
「いやいや、私なんて…」と謙遜せず、「本当に? 嬉しい! 何でもできる気がしてきた!! ありがとう~!!」といった反応が返ってくる。そこに傲慢さを感じないのは、自信を持つために闘ってきた内側の痕跡と周囲への感謝がベースにあるからだろう。
「この人はきっと大丈夫になるんだろうなぁ。」
そんなパワーが肌感覚で伝わってくる人の、発する言葉に耳を傾けてみよう。
きっと何か発見があるはず。

望んだビジョンを引き寄せるために、まずは言葉を見直す。それは誰にでもできる、“心のつくりかた”。

私は私を信じています。
強く、つよく。

Text/椿