さて、2017年の目標は「純喫茶とゆるやかに深く付き合う」です。
訪れる回数が増えるにつれて最も嬉しいことは、店の方たちが自分のことを覚えてくれていて、あたたかい気持ちで迎えて下さること、以前は踏み込めていなかった興味深い話も伺えるようになったことです。今年はそこに一層の興味を持って、新しい視点から純喫茶を見つめていけたなら、と思います。もちろん、店内のインテリアや美味しい純喫茶ごはん、珈琲も訪れる目的の一つですので、紹介していきたいと思います。

昨年熱望していた和歌山へは予想よりも早く訪れることができましたが、鳥取、盛岡、秋田、岐阜、鹿児島…と、まだ見ぬ憧れの純喫茶は数えきれないほど。皆さんの街の魅力的な純喫茶になるべく多くお邪魔できたら嬉しいです。

2017年も今まで以上に純喫茶への恋心にあふれた1年間を。お付き合い頂けましたら幸いです。

Text／難波里奈

※2017年1月6日に「SOLO」で掲載しました

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