怒る労力すらもったいないから…

仕事のできない人ってどこにでもいるんですよね。やる気のあるなし関係なく。この「仕事ができない」は、作業が遅いとか言ったことができないとかいつもミスがあるとか、その仕事内容によって意味合いが変わってくると思うんだけど、ある程度の人数が集まると今までどうやって生きていたのかが心配になるくらい仕事のできない人は割と見かける。
そういう人に会う度にどうするべきなのか、いつも悩むのだけれど、やはり本人が何を得意なのかを見極めて、やり方にあった方法をこちらが提示するしかないんだろうな、と思う。怒ったり、無視したりもできるけど、その労力すらもったいない。仕事ができない人というのはいくらでもいるので、ひとりを蹴落として排除したところでどうにもならないのだろう。なんとかして、解決策を見つけていく必要がある。めちゃくちゃ面倒臭いんだけど、それも仕事のひとつだし。

試行錯誤をしながら、お互いに許せるボーダーを見つけて、うまく付き合っていくしかないんだと思う。私たちは友達でもなんでもなく、ただ業務を進めていくだけの関係なんだし。私にとって仕事は、生活において副事物でしかない。最低限はやるけれど、責任感もないし、本当に興味はないのだな、と手を動かしながらもつくづく思う。ストレスを感じないで、適当にやっていてもそれなりのものができ、誰にも迷惑をかけずに楽に仕事のできる方法を見つけていけるくらいがちょうどいいのだろう。

Text/あたそ

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