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  • 2013.10.29

婦人科医が教える!妊娠するまでに必ず済ませたい3つのこと

第11回 妊娠するまでに済ませておきたい3つのこと

その1:風疹の予防接種

松村圭子先生 オトナの悩みに答える!婦人科医の特別診察室
Angelo Gonzalez


 妊娠前にやっておきたいことはいろいろあるわ。
まず、今一番話題になっている風疹の予防接種ね。

 実は現在、爆発的に増えているのが風疹なの。
もし妊娠初期に風疹に感染してしまうと、難聴、白内障、心臓病、身体や精神に遅延などの障害を持つ「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが産まれてしまう可能性があります。

 妊娠中は風疹のワクチンを接種できないので、妊娠を望むなら早めに受けるべき。
1979年4月1日以前に生まれた男性、1979年4月2日~1987年10月1日生まれの男女は、予防接種法改定で制度が変更する間に、予防接種を受けていない人が多いの。
今、20~40代男性に爆発的に風疹が増えているのはそのせいなのよ。該当する人はワクチンを接種してくださいね。

 35歳以上の多くの女性は、風疹の予防接種を中学生の時に受けているはず。
でも時間経過と共に風疹ウイルスに対する抗体が減っていることが多いので、妊娠を希望する人は、風疹抗体がどれくらいあるか血液検査で調べてもらいましょう。

 また、すでに抗体を持っている人がワクチンを受けても副作用などの問題はないので、「随分昔に予防接種をしたので、自分にどれだけの抗体があるか心配」「予防接種を受けたかわからない」などの不安を感じているのなら、悩まずに接種することをおすすめします。

 ワクチンは、風疹だけのものと、はしかと風疹の混合ワクチンがあります。
成人では、はしかの抗体が少ない人も多いので、混合ワクチンを接種するとよいでしょう。
ワクチンを打った後は、2か月は妊娠できないので、避妊することも大切よ。

その2:子宮頸がん検診


 それと、忘れないで欲しいのが子宮頸がんの検診ね。
子宮頸がんは20~30代の若い世代に多いがんなのよ。
妊活中の人はもちろん、妊娠の希望がなくても子宮頸がん検診は1年に1回受けるようにしてくださいね。もし、子宮頸がんのワクチンを希望する場合は、半年のうちに3回接種しなくてはならないから、妊娠の予定がある人こそ早めに済ませるようにしましょう。

その3:葉酸の摂取


 近いうちに妊娠を望む人が積極的に摂って欲しいのが葉酸ね。
葉酸はビタミンB群の仲間で、細胞分裂を繰り返して、日々成長する赤ちゃんに欠かせない栄養素です。
妊娠期間中に葉酸を摂取することで、二分脊椎などの神経系の疾患のリスクが低下することがわかっています。

 妊娠中だけでなく、妊娠の1カ月以上前から摂取することが大切なので、まさに今「妊活」に励んでいるのなら、積極的に摂ることが必要です。

 葉酸はブロッコリーやほうれんそうなどの青菜系の野菜や、レバーなどに多く含まれていますが、必要量がなかなか摂れない場合はサプリメントで補うようにしましょう。

 次回は、妊娠の初期症状などについてお話します。


監修/松村圭子先生
Text/平川恵


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ライタープロフィール

松村圭子
婦人科専門医。広島大学医学部卒業。成城松村クリニック院長。

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