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  • 2012.11.20

ニュースフィードは美人な感じにしておこう/雨宮まみの脱・いいね!(4)

自身も元・Facebook廃人だったという雨宮まみさんが語る「いいね!」に執着することの怖さ。今回は手料理アピールのさじ加減について語っていただきます。毎日ちょっと手の込んだお弁当写真をアップする人、ときおり現れてはレストラン級の豪華料理を突如作る人…SNS上でかわいく見える効果的な方法は?

 恋愛履歴についてインタビューさせていただいた、雨宮まみさんに今月の特集テーマ「脱いいね!」についてお話いただきました。
第一回のFacebook廃人だった過去を雨宮まみさんが激白!、第二回のFacebookにまつわる「しがらみ」、第三回の自虐ポストの連投に続き、第四回は、ニュースフィードで美人を保つにいて語って頂きます。

ニュースフィードが美人な感じをこころがける

雨宮まみ Facebook廃人 Facebook フェイスブック いいね! 脱いいね!

雨宮まみさん(以下、雨宮):しょうもないことを言うときや愚痴りたいときは女友達だけのリストを作って、そこに吐き出すとかした方がいいと思います。
だって、自分も思いませんか? ちょっといいなと思う男の人が、しょうもないネタに食いついているのとか見ると、「なんかガッカリするな。この人暇なんだな」「煽られ耐性ないんだな」とか思ったりしますよね。
もしも、Facebookで繋がっている人で好きな人や気になっている人がいるのだったら、ニュースフィードが美人な感じを保つよう、最低限…、引かれない範囲のポストを心がける。
男の人が見ているっていう緊張感とサービスを忘れないほうがいいですね。

しょうもない炎上ネタに食いついたり、性格悪い部分が露呈するポストは、公開範囲限定のリストを作ってポストするようにしたほうがいいです。「Studygiftってなんだよ」みたいな話は、こっそりやったほうがいい。

──たしかにStudygiftに食いついていたら、モテないですよね。

雨宮:炎上の話は、私は10人ぐらいのリストをつくって、そこでしかしないようにしています。
2ちゃんまとめサイトとかの話も、こっそりやったほうがいいですよ。「ハム速好きな女なんだ」とか思われた時点で、モテ生命が絶たれますから

─ついついやってしまいますよね。

雨宮:男性は特に女の性格悪そうなところに敏感だし、それを察知すると必要以上に怯える傾向があるので、注意したほうがいいです。もう、リスぐらいの小動物並みの警戒心を持っている、動けばすぐ逃げる相手だということを理解して、怖がらせないニュースフィードを心がけたほうがいいですね。

気合をいれてアピールした挙句、カフェ飯レベルは残念

─Facebook上のアピールだと、女性で料理の写真をアップすることで、気を惹こうとしている人もいると思うんですけど、あれについてはどう思いますか?

雨宮:やっぱり自然にやらないとダメですよね。気合い入れて作ってうまくできたときだけ載せてて、しかも、カフェごはんみたいなメニューだったら、もう「普段料理してないんだな」ってバレますよ。「必死にやったレベルで、カフェごはんレベルか」…っていう風に見えると、もう最高にまずいと思う。

─結構がんばってカフェごはん(笑)。

雨宮:料理の写真って、結構難しいですからね。食器も見えるし、食卓も見えるし、そこで生活が丸見えになってしまう。
私がいいなと思うのは、毎日作っているお弁当とか、地味なメニューでも毎日写真をあげている人ですね。記録としてあげているというところが自然だし、地味でも生活感があるのが、逆に「堅実な生活をしているんだな」って、すごく好感を持てます。 “3時間煮込みました”みたいなメニューよりも、小松菜のおひたしやきんぴらなどの茶色いメニューで、料理の基礎能力は伝わりますよね。  

─それは本当の努力がいるやつですね。

雨宮:そうですね。そこまで努力できれば、アピールだけじゃなく、本物の料理上手になれますよ。
それか逆に開き直って、料理下手だけど頑張って作ってみたぐらいの感じで、装わないほうがいいんじゃないかな。
下手なら下手で「精一杯やったけどこの程度…。でも、頑張る!」ぐらいの方が、可愛げがあるんじゃないですかね。みんながみんな、料理が上手い女と付き合いたいわけじゃないし、いざ付き合ったら、クックパッド見ながらがんばって料理やっているのがカワイイなって思ったりするわけじゃないですか。だから、努力しているならしているで、必死すぎない範囲で楽しんでる様子を見せればいいんじゃないですかね。
だって普段まったく料理の写真を載せていない人が、いきなりレストランで出てくるような、すごいの作っていたら、「うわー、ちょっとキツイ、この人必死だな」って思いますよね。「料理上手に見られたい」っていうプライドや、「料理で嫁にいきたい」という必死さが見えるほうがキツい

─飢えている感じしますね、それは。

雨宮:力抜けている人のポストは読む側もラクだし、いいね! しやすいです。

雨宮まみ
ライター。九州生まれサブカル育ち。守備範囲は「セックス&自意識&女のあれこれ」。
赤裸々な半生を綴った『女子をこじらせて』(ポット出版)は全国のこじらせ女子に大きな影響を与える。
現在、「女子」を語らせたら、この人! という5人を迎えての対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)が絶賛発売中。

ツイッター:@mamiamamiya

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Text/AM編集部

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