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  • 2012.10.22

甘美な愛の経験となるセックスのヒント

『マディソン郡の橋』に学ぶ「元彼に忘れられないセックス」

OLIVIA 脱フツウ セックス あえぎ声
by ky_olsen

 「元彼に忘れられないセックス」も今回が最終回です。
私が、「元彼に忘れられないセックス」というテーマをいただき、一番はじめに脳裏に浮かんだのは、映画「マディソン郡の橋」でした。

 「マディソン郡の橋」は、1995年に公開された中高年の男女の愛を描いた、ラヴ・ストーリー。
メリル・ストリープ扮する片田舎の小さな農場の主婦フランチェスカが、クリント・イーストウッド扮する世界中を旅するカメラマン、ロバートと過ごした4日間の不倫の恋に永遠を見いだす物語。
「私は家族に一生を捧げました。この身の残りは彼に捧げたいのです」というフランチェスカの名セリフからは、大げさではなく、人生を捧げた恋だったことが伺えます。
たとえ、「結婚」というカタチで、ふたりが人生を全うできなくても、心の中で愛は生き続け、それを励みに、残りの人生を終えることだってありえるのです。

 映画でよくある走馬灯シーンを思い出してみてください。
死を覚悟した瞬間に去来する目くるめく過去の記憶。
あなたは、パートナーとのロマンチックな思い出が流れてくるでしょうか?
自分が心底愛した男性の走馬灯にヒロインとして出演したいと思いませんか?

 「元彼に忘れられないセックス」とは、奇をてらったプレイをすることや、元彼へ執着心を持つことではありません。
ご縁あって結ばれたパートナーの記憶の中で、あなたの存在が、いつまでも光り輝くような甘美な愛の経験となることが重要なのです。

忘れられない女性とは、彼の自己成長に一番貢献した女性

OLIVIA 脱フツウ セックス あえぎ声
By 2Stef27

 セックスカウンセリングをしていて、気づいたことは、男性はベッドの上で、快感を得るだけではなく、男としての自信をつけ、自己成長したいと望んでいること。
セックスは、恋愛だけにとどまらず、その方の体、感情、魂が深く関係しあう行為。
ベッドの上での自信は、仕事や人生のバイタリティーに繋がります。

ビジネスで一流を極めている人、本質を理解している人は、そのことに気づいている方が多いです。

 私の考えるセクシーな女性は、精神的に自立していて、他人の幸せを自分のことのように願える人。
そんな女性のセックスは、愛にあふれ、カラダを重ねた相手をずっと魅了するでしょう。
自分のイメージする理想の女性のセックスを現実化させるために、私が心がけていることは、自分との経験を通して、男性としての魅力を最大限に開花できるようにサポートすること。
そのためには、ふたりの間にタブーをつくらず、セックスについて、セクシーさについて、会話をたくさんします。
「あなたの思い描く理想の男性像は?」「今までしたことないけど、試してみたいエッチなことってある?」
食事中やお酒を飲んでいる時、セックスの後のまどろみの時間など、カラダと心がゆるんでいる時に、この手の話題をどんどん取り入れていきます。

 また「セックスにおけるコンプレックス」も忘れられないセックスにおいて重要なキーワード。
彼の過去のセックスでの失敗やトラウマを見つけたら、彼の心に寄り添い、「二人の課題」として、解消しようと持ちかけるのです。
私の元に寄せられるお悩みの中でもとくに目立つのが「男性のED」です。
相談者は、男性本人であったり、パートナーの女性であったり、ケースバイケース。
EDは、男性の沽券にかかわるコンプレックスで、本人、パートナーともに腫れものに触るような気持ちで、神経質になっている人も多いのが現状です。
メディアで、セックス特集を行う頻度が増えたとはいえ、個人レベルで見れば、まだまだ「セックスの話題は、彼としづらい」というのが、女性のホンネ。

 とくに、女性の頭の片隅には、「男性は、セックスのダメ出しに弱い」という認識があるので、話題をさけて、不満を見て見ぬふりをするか、逆に、不満を常に訴えつづけるか、二極化しています。 自分の愛した男性には、付き合っている間も、別れてからも、やはり幸せであって欲しい。 そう思いませんか?
「このままEDが原因で彼と別れたら、彼は、次のパートナーとのセックスにも臆病になってしまうかもしれない。この人の未来の幸せを考えたら、今、ふたりでこの課題をクリアするタイミングなのだ」 そう発想を転換してみてください。
たとえ、自分と別れても、彼がハッピーなラブライフを営めるように、ふたりでコンプレックスをクリアしていくのです。

 女性の理解、深い愛情、創意工夫したセックス。
この三種の神器で、彼の男性性を癒し、自己解放のサポートをするのです。
恋愛は、ふたりの自己成長を促し、魂を癒すための行為。
相手を見ているようで、実は、視野は、自分の内面に広がっていきます。

 彼だけでなく、自分のLibidoリビドー(=性的欲望)にも忠実になって、ふたりで、新しいエロスの扉を開けていきましょう。
人間は、忘却の生き物です。生きている年月が長くなればなるほど、記憶は積み重ねられ、新鮮味のないことは、忘却していきます。
他の女性と似たり寄ったりのことをしていたら、あなたは、走馬灯のヒロインにはなれません。
セックスにおける初体験をたくさんつくることで、彼の記憶に深く刻まれるのです。
男心をくすぐる魔法の言葉は、「今まで、誰にも言えなかったけど、あなたとなら試してみたい 」
二人しか知らないエロティックな秘密をたくさん持つことで、二人の絆は、どんどん深まります。
セックスは、ちょっと発想を転換するだけで、人間性を豊かにする可能性が無限に広がっていくのです。


 これからは、愛する人に感謝され、愛し尽くされ、豊かさを享受するラブライフを歩んでいきましょう。 それが、脱・フツウセックスです。


Text/OLIVIA

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