• special
  • 2012.09.30

番外編:誰もが経験したことのある…!?ブスな瞬間

 今回「脱ブス」の道というテーマで、犬山紙子さん、大泉りかさん、少年アヤさんにお話していただきました。
そのお話のなかでこのまま世に出さないのはもったいない…そんなこぼれ話がありましたので、番外編としてご紹介させていただきます。

リナ氏3
写真:田川智彦

自分のした行動に後悔…この場を借りてブス懺悔

アヤ:これ言っていいのかな…。私、大学で卒業アルバムの編集委員をやっていたんですけど、同じ研究室のページを見ていたら、どう見ても私だけすごいブスだったんですね。なんというか私って、光を当てちゃいけないブスなんですよ。レフ板とかあると余計ブスになるタイプというか…。
とにかくそれを見ていたら、「なんで寝る間を惜しんでまでこんな無償労働をしている私の写真が一番ブスなんだ? 割に合わない!」とか思ってしまって…気が付くと、自分の顔写真を修正していたんです。
そこで終わればまだ良かったんですが、つい出来心で、研究室イチ美人だった友人の写真にまで加工を加えてしまい、少しだけ目を小さく…。

大泉:あっひどいひどい!!! それまさにブスがすることだよ!(笑)

犬山:自分だけ修正すんのはわかるけど、人の顔いじるって!!

アヤ:まあ、その後本人にバレて怒られましたけどね。そこで更に逆ギレしたりして…。

犬山:でも私もそれ、ある。高校の卒業アルバムで、仲良しグループが写っている写真を選ぶとき、自分の映りが一番いいやつを「私これがいいっ!」って選んだ。

私はガタイもでかいし、声も大きいから、ジャイアン的ポジションで。あだ名もファラオだったし。

でも、後から見ると一番気弱な女子の首がろくろ首みたいに写っていて。すごい申し訳ないことしました。

で、その子それからスパイラルパーマかけたり、蛇柄のパンツはいたりしだして。きっと権力を持たなきゃ、って思ったんでしょうね、私のせいで。

大泉:写真を選べる権利をね(笑)。

アヤ:かわいそうだよ!

犬山:ごめんーーー…。私も中学生の権力ない頃は写真選ばせてもらえなかったから、反動でこんなひどいことを…。
しかし、スーパーブスだね、このエピソード。

アヤ:ああ…。私も、末代まで残るものに何てことしちゃったんだろう…。
とか言ってあんま気にしてないけどな!アハハ!

編集部:大泉さんはそういうブスな行いをしなさそうな印象なんですが。

大泉:ああ~そうですね、しないかなぁ。そもそも、たぶん私の周り、なぜかあんまり自分の美醜を気にしない人が多くて…。私もブスな写真をのせられても、あんまり気にしないというか…。
でも、それはそれでガサツですよね(笑)。もうちょっと丁寧に物事を進めたいです!

犬山:でもそこで、醜い争いがないって、男から見たら清々しくてよい気がします。私とアヤちゃんなんてまったく清々しくないですよ…。

アヤ:車の中で4日寝かせた天然水みたいな感じだよね…。

ブス同士相殺しあってしまうことを懸念して、とった行動…

メイン2

アヤ:私の周りはブスと美人が混在しているという厄介な感じだったんですけど、それだとどうしてもブス同士が相殺しあっちゃって…。

だって、少しでも美人に擦り寄りたいじゃないですかぁ。
けど、そのうち相殺どころか内戦レベルにまで発展して行って、“最悪のムードだけど抜けることもできない”みたいな状態になっちゃったんです。そこへ来てようやく「今後どうするか?」みたいな会議が開かれたんですけど、もうウザい奴は積極的にハブにしていくしかない!ということになって…。

犬山:ひどーーい!

大泉:それって、ホント、ブスっぽい!

アヤ:それで、美醜問わずどんどんハブにして行ったら、気が付くと私を含めたブス二人だけになっていたっていうね…。

犬山:それって、残った二人が一番ブスなんじゃない?

アヤ:そう、そうなの…。というか、よく考えたらハブられたのって私たちの方なんじゃない!?みたいな。ただの離脱?
おかげで今、完全に孤立してるんだよね。同窓会の連絡も来なかったり…。

犬山:
かなしい~~。

編集部:それも仕方がないことだったんですか?

アヤ:そう、ブスの構造改革ですよ。痛みを伴わない改革は無いんです。結果孤立してしまったけど、おかげで今は快適な日々よ……。

おそろしくブスな自分に驚愕する瞬間!?

Nurture By rickyqi

編集部:どんなときに自分がブスだと感じますか?

アヤ:顔のことで言えば、不意に立ち上がったiPhoneのインカムには毎回驚かされますね。いきなりアゴ肉の強調されたドブスな顔が表示されて引くっていう…。ああ、iPhoneから見た私はこんなにブスなんだな…。だから、すぐフリーズするんだな…って。

犬山:それ私、DSである! DS開くと最初、黒い画面がでてきて、そこに顔がボっとうつって、あれがもうすごい顔してて「もうヤダー」ってなる。

アヤ:開発者たちは絶対乙女心を分かってないですよ。

犬山:化粧して散々調子こいた後に見るすっぴんとかさ…。行動もブスなところたくさんあります…。

アヤ:引き笑いとかね。

犬山:そうそう!(笑)。ヒィーッヒィーッヒィーッって。

アヤ:犬山さんの引き笑いって本当うるさいんですよ。妖怪じみてて。

犬山:おい(笑)。まあでも口汚いし、姿勢も悪いし…。

メイン2

編集部:大泉さんは何かありますか?

大泉:うーん。例えば、仕事の間に、パソコンの前とかで、お猪口につゆを入れるのがめんどくさいから、そうめんに直接つゆをぶっかけたやつをずるずると食べたりしていて…これってたぶん、傍から見たらブスですよね。

犬山:ブス飯だ!

大泉:さらにそれに納豆までぶっかけたりもして。でも、自分では、実はあんまりブス飯だと思ってない。カロリーは低いし、納豆は体にいいし。 まぁ、そういうご飯を食べながら『大手小町』を見てるって行為はブスだなって思いますけど…。 でも、そういう自由も許されないなら、ブスでもいいじゃんって思います。いつもオンだと疲れちゃいますよ。

誰でも体験したことがある「ブスな瞬間」…。後から激しく後悔したり、開きなおったりとケースバイケース。共感する部分もあったのではないでしょうか? 女性をみる視点が鋭いお三方なので、女性としてはドキッとした部分も多かったです。 犬山さん、大泉さん、少年アヤさん、自らの体験談を含めた「脱!ブス」への道をお話いただきまして、ありがとうございました!


Text/AM編集部

プロフィール
大泉りかさん 少年アヤさん 犬山紙子 脱ブス

犬山紙子

1981年生まれ。エッセイスト。2011年、美人なのになぜか恋愛がうまくいかない女たちの悲惨で笑えるエピソードを描いた イラストエッセイ『負け美女』(マガジンハウス)でデビュー。その後は「負け美女研究家」としてテレビ、雑誌、ラジオなどの各種メディアで活躍。現在『週間SPA!』『Gina』などでコラムを連載中。
ブログ:犬山紙子のイラストエッセイ 負け美女
ツイッター:@inuningen

プロフィール
大泉りかさん 少年アヤさん 犬山紙子 脱ブス

大泉りか

キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家として活躍中。『サディスティック88』シリーズ(小学館ガガガ文庫)や『若妻誘惑ハーレム 桃色町内会へようこそ』(リアルドリーム文庫)など著書多数。
ブログ:大泉りか公式ブログ スパンキング☆ライフ
ツイッター:@ame_rika

プロフィール
大泉りかさん 少年アヤさん 犬山紙子 脱ブス

少年アヤ

少年アヤ

平成元年、消費税と共に生まれたブスでニートのオカマ。サゲマンJAPAN代表。 ヤフオクで生計を立てる傍ら、ブスと環境をテーマにしたトークイベントなどを主催。モテない女に関するツイートやブログの文章が、現在多くの女性から支持を集めている。
ブログ:少年アヤの尼のような子
ツイッター:@omansiru

関連キーワード

ライタープロフィール

犬山紙子
1981年生まれ。エッセイスト。イラストエッセイ『負け美女』でデビュー。
少年アヤちゃん
平成元年、消費税と共に生まれたブスでニートのオカマ。サゲマンJAPAN代表。
大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。

今月の特集

AMのこぼれ話