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  • 2016.05.17

こうして女は恋愛妖怪になった…記憶を封印したくなる「恋愛黒歴史」前編/ぱぷりこ

誰しも、思い出したくない恋愛の黒歴史…。『妖怪男ウォッチ』のぱぷりこさんが気持ちが暴走して、好きな人におかしなことをして後々まで肉体・精神にダメージを与える恋愛黒歴史の4つのメジャータイプを解説します。

ぱぷりこ 恋愛 黒歴史 妖怪男ウォッチ
©dollen

 こんにちは。『妖怪男ウォッチ』というふざけた名前のブログを真顔で書いている、アラサー筆圧OLぱぷりこです。

 誰しも、思い出したくないパンドラの記憶、検索履歴、ポエムノート、監視用のTwitter鍵アカ、mixi日記、使途不明金があると思います。
今回は恋愛でやらかした封印したい記憶=「恋愛黒歴史」特集にちなんで、その形態をメジャーな4タイプに分けて解説してみようと思いますっ!

恋愛黒歴史とは何か

「ブラック・ヒストリー・オブ・ラブ ~恋愛の黒歴史~」(テーマがつらいのでHuluのドラマ風にしてみました)とは、「好きなあの人に振り向いてほしい」という気持ちが暴走して、理性や知性を吹き飛ばし、突飛な言動をしてしまい、後々まで肉体・精神にダメージを与える恋愛、と本稿では定義します。

 メジャーな4タイプはこちらっ!

1.ネットストーカー型
2.悲恋ロマンティカ型
3.プロ聖母型
4.ファムファタル型

1.ネットストーカー型

 ネットストーカー型は「え、いつ寝てんの?働いてんの?」と思うぐらいにインターネットに張り付き、彼と彼にまつわる女の情報を収集し、妄想の大伽藍を構築します。

 ネットストーカーの朝は早い。起床後すぐ、彼のTwitter、Facebook、Instagramを5分でクイックにチェック。
ファボをしている&されている女性アカウントを見つけては「またこの女と絡んでる」「4日前にも絡んでいた、多すぎ」「最近このアカウントは動いてない」とニュースコメンテーターのごとく一言批評。
新規アカウントがあればタイムラインを産卵期の鮭のごとく遡り、少しでも怪しければ非公開リストにぶち込みます。

 彼と一緒にいる休日は、風呂に入っている時や寝ている時を見計らってスマホのロックを解除してLINEを確認します。
あるネトスト女子は、液晶についている指紋跡を触る前に記憶しておき、画面をいじった後に同じような指紋跡をつけるという偽装工作をしておりました。スパイっぽい。

 1人の休日には、絡みが多い女性アカウントトップ5を、目と腰を据えてじっくり調査。
彼といつ何経由で知り合ったか、会社と誕生日と彼氏の有無、結婚歴、推定住所、学歴、ブログ、使っているWebサービスなどを掘り当ててはまとめていきます。

 さて、このように毎日毎日インターネットとスマホに張り付いて大好きな彼にまつわる情報を収集しまくるモチベーションはどこからやってくるのでしょうか?
愛?彼のことを全て知りたいから?ノンノン、不安です。

 不安の原因が本人にある場合は「彼に愛されているのかわからない」「彼がモテるからかわいい子に取られるんじゃないか」「裏切られるのが怖い」といった自信のなさがメイン。
彼の場合は「彼に浮気の過去がある」「そもそも自分が浮気相手で彼女にのし上がった」といった相手への不信が挙げられます。

 情報がたまればその疑念や不信、自信のなさは晴れるのかといえば、答えはノー。
むしろノイズ情報が増えるせいで疑念と不信はさらに募るばかり。
でも本人は「まだ情報が足りないからだ、もっと見ないと」と、トイレに行く間もネトストを欠かさなくなります。
検索履歴と監視用の鍵付きサブアカウントは、疑念と執着で真っ黒。

 1人でこの暗黒感情を処理しきれなくなると友人たちに「このアカウント絶対彼のコト好きだよね」「この子、ツイートして5分以内にリプしてるんだよ。」「彼のLINEが未読だった金曜夜にこの女も活動見え透いてる」この投稿、彼女である私のことディスってるよね?」「この時間、あの女も彼もオフラインで、飲みのはずなのに彼のLINEレスなかった。2人でホテル行ってたのかな?」などと被害妄想の愚痴を言いまくって、周りから満場一致で「やばい子」認定されます。

 本当は好きな人から好かれたかっただけなのに、ネトスト黒魔術で生成されるストレスに耐えきれなくなってブチ切れて振られる、浮気の証拠を見つけて修羅場で別れるなどの結末を迎えがち。
別れた瞬間に暗黒モードが最高潮に高まり「やっぱり私の疑念は正しかったんだ!」と高笑いして周りがドン引きして黒歴史☆

2.悲恋ロマンティカ型

 悲恋ロマンティカ型はつらい体験や気持ちを「ロマン」という形で昇華しようと試みるタイプで、主にセフレ、浮気、不倫など、人に祝福されにくい恋愛をしている女性、激務ハイスペ彼氏なのでほとんどかまってもらえない女性に多く見られます。

「遠距離でなかなか会えない」「不倫だから一緒にいられない」「お互いに本命がいる」といった物理的な障害を、彼女たちは「トゥルー・ラブ ~真実の愛~」に爆速コンバート。
「抱き合うだけで体が息を吹き返すよう」「たった30分でも会いに来てくれた。いつも一緒にいるような人は、こんな濃密で甘い30分があるなんて知らないんだろうな」「あなたのことを思って、いつも彼に抱かれてるんだよ」といったロマンポエムを炸裂させます。
ネトストのサブアカウントが真っ黒になるのに対して、悲恋ロマンティカのサブアカウントはパステルお花畑に満ちあふれます。

 片思いソングや片思いBLなどを切ない系コンテンツを片っ端から摂取しては、随所随所に「彼女は私」「共感しすぎて読めない…」と感情移入しまくり、「この恋は特別」「まるで映画みたい」「これが真実の愛、最後の恋だと思う」とどんどんシナプスがハーレクイン文庫化していきます。

 それだけなら恋は盲目でかわいいものですが、悲恋ロマンティカ型はつらければつらいほどテンションが高まるよう自己プログラムしているため、「つらくない恋愛をしている人=平和ぼけして本当の恋を知らない」と見下しがちです。

「自分がこんなにつらい思いをしているのは、本当の恋愛をしているから。こんなに鼓動が高まり、いつも相手のことを考えているのは真実の愛だから」と悲恋ロマンティカ女子は陶酔しますが、残念ながらその激しい鼓動はつらみによるストレスで、相手のことを考えているのは相手を信頼しきれていなくて不安だからです。

 通常の痛覚を持っていれば、つらければ改善もしくは回避行動をとるものですが、悲恋ロマンティカ型はつらければつらいほど「私は幸せ!」と強制的に脳内補完するため、むしろ積極的にしんどさに突っ込んでいきます。

 結果としてストレスがめちゃめちゃに溜まっていき、そのたびにロマンという名の麻酔をキメまくるため、ロマン妄想まじ暴走。
「つらい恋愛をしている私はヒロインなの!」というストーリーを話して同意を得ようとするためは周囲の人間から辟易され、「平和だから真実の愛じゃないとかなに見下してるの」と反感を覚えられる始末。

 だいたいは脳内麻薬が効かなくなるほどつらみに追い込まれて爆発四散するか、浮気・不倫がばれて修羅場になるパターンが多く、皆にロマンポエムとヒロイン妄想を覚えられていて黒歴史☆

Text/ぱぷりこ
次回に続きます!

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ライタープロフィール

ぱぷりこ
恋愛ブログ『妖怪男ウォッチ』を書いている、筆圧の谷に住む外資系アラサーOL。

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