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  • 2013.12.09

ナイナイ矢部は「ズブズブの甘さ」で女性をダメにする“新型ダメ男”!?

矢部浩之の甘くメルティな包容力

福田フクスケ タレント名鑑 矢部浩之
©by Joel Müller

 今からすごくすごくデリケートなことを書こうと思います。
デリケートなところのかゆみを自分で治すようなことを書こうと思います。
ここから先、インクの代わりにフェミニーナ軟膏で書いてると思ってください。
最初からインクなんか使ってねえ、という問題にはもちろん触れないでください。

 矢部浩之。

 言わずと知れたナインティナインのツッコミ担当であり、サッカー部時代の先輩である相方・岡村隆史への「敬語ツッコミ」というスタイルは、彼の発明とも言えるでしょう。

 その物腰やわらかなキャラクターは、お笑いに対してストイックなあまり、ときに思い詰めてしまいがちな岡村を「ええよ、ええよ」とおおらかに包み込むような雰囲気を醸し出しています。
事実、岡村が2010年に「頭がパッカーン」(本人による表現)となり、およそ5ヶ月間の長期休養から復活を遂げてからというもの、彼をときにたしなめるような、ときにあしらうような、ときに慰めるような矢部のツッコミは、ツッコミというよりもむしろ「ホスピタリティ」や「カウンセリング」や「ヒューマンヘルスケア」などと同義語であるかのように、私には感じられたものです。

 翌2011年夏の27時間テレビで、総合司会として岡村を一人スタジオに残した状態でマラソンに挑んでいた矢部は、番組の終盤にほうほうの体でゴールするやいなや、スタジオと、そしてテレビの向こうの視聴者全体に尋ねかけるように、こう言いました。

「あのー……おもしろかったよね?」

 その脱力感あふれる一言はしかし、27時間の長丁場を孤軍奮闘していた相方・岡村の労を、まるで神の視点からねぎらうような安心感と優しさをその場にもたらす、矢部浩之という人間を象徴するような一言だったように思います。

 でも、ごめん、あえて言います。
矢部のその、すべてを受け入れ、包み込み、許してくれるメルティな甘さが、こと恋愛に関しては「ダメ男」にも転じてしまうということを。

青木裕子のテレビ的でない危険な目つき

 ここで、もう一人の名前を出します。

 青木裕子。

 ここだけ、特に厚く軟膏を塗りたい気持ちでいっぱいですが、言わずと知れたフリーアナウンサーであり、今年、矢部浩之との入籍を発表。
先日、妊娠も発覚しました。

 かねてから、局ディレクターとの不倫や、番組ADとの同棲が報道されるなど(真偽はともかく、そういう噂を立てられてしまったという意味において)、他の一般的な女子アナに見られる「ソツのなさ」「したたかさ」「プロスポーツ選手と結婚したそうさ」などとは一線を画す、独特のメンタリティを漂わせていた彼女。

 その言行不安定な感じは、はからずも矢部との結婚によって前面化します。

 あれはたしか、『めちゃイケ』が番組で2人の結婚披露宴を行った特番だったと思いますが、初めて矢部とのツーショットを公の前で見せた彼女がですね、ちょっと、テレビに出せないくらいの勢いで、アレだったのです。

 矢部に依存しきったような、すがるような目つき。
カメラをまったく意識できていない、プライベートな表情。

そこには、バラエティの枠から完全にはみ出した、おいそれとイジることすらできない、完全に自我を預けてしまったうっとりとうつろな女性の姿がありました。

 いや、これもう何をどう言っても誤解されそうなんですが、決して誰かを悪く言うつもりはないんです。
人の幸せに茶々を入れる気もファッキン・ネバーありません。

 ただ、矢部のような男性の持つ、ズブズブの安心感と底なしの許しという深みにハマることが、青木裕子のようなタイプの女性にとっては、ときにますますの脆さと不安定さを引き出してダメになっていってしまうこともあるのではないかと思ったわけで。

 そういう意味では、彼もまた彼女にとっての「ダメ男」かもしれないわけです。

 これからの時代、「ダメ」の定義もまたややこしく複雑に入り組んでいくのだと、これはそういうデリケートなお話なのです。

Text/福田フクスケ

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ライタープロフィール

福田フクスケ
フリーライター。“くすぶり男子”の視点から恋愛やジェンダー、セックスなどを考察。

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