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  • 2013.09.06

男の胃袋をつかむためにまず始めること/クックパッド潜入!(2)

クックパッドのレシピ検索に「男ウケ」を入力すれば…並ぶ大量のレシピ!しかし本当に男性が好きなメニュー、彼女が作ってくれるとうれしいごはんとはいったい?クックパッド社で社員のみなさんにお話を伺ってみました。


 前回「肉じゃがはもう古い?男ウケ最強レシピ」は男性ウケを狙うにぴったりなサムギョプサルの作り方、そしてレシピだけではわからない大切なコツをクックパッドの皆様に教えていただきました。

 今回は、それ以外の男性ウケするメニューって一体なんだろう?というお話を聞かせていただきました。
料理初心者の方は必見です!


クックパッドが広まったのは「誰かのために作る」という思いから

クックパッド
左から塩谷さん、三瓶さん、木村さん


――やっぱり女性は気になる男性のために作ることが目的な方が多いのかなと思っているんですが、クックパッドさんの方では実際どうでしょうか?

木村:クックパッドには現在150万レシピあるのですが、自分一人で作って食べるだけだったらそんなに広がらなかったはずなんです。大切な誰かに食べてもらいたいとか、家族が健康に過ごすためにとか、そういうところから生まれたレシピの投稿が多いと思うんですよね。なので、好きな男性だけに限らず、誰かに食べてほしいという思いはユーザーの皆さんにあると思います。

 ちなみにですが、レシピを「男ウケ」で検索すると、215品あって、「男」だけだと、4672品あったりはします。
タイトルに入れるということ自体から、男性を意識して作っているというレシピも多いですね。

塩谷:システム的なお話をすると、クックパッドのアクセス数の一番ピークはバレンタインの直前の週なんですよね。エンジニアはみんなバレンタインシフトを組んだりしています。

木村:それは、本当に毎年そうなんですよね。手作り需要のピークということもありますが、「誰かのために作るぞ」という意識はやっぱり多くの人を動かしますね。

――誰かのために作るってすばらしいことですよね。幸せな気持ちになってきます。

「男性は肉じゃが好き」というのは女性の幻想?

クックパッド

―――男性の好きな料理ベスト1が「肉じゃが」と聞くのですが、2013年今の場合は、ちょっと微妙に変わっているのではないかと思っています。クックパッドさんの、レシピ投稿や、傾向でわかることがあれば教えてください。

木村:傾向としてですが、やっぱり基本的にお肉のカテゴリが男性には一番人気ですね。その中でも洋食が強いです。たとえばロールキャベツとかトマト煮込みとか、ちょっと昔よりは洋のが強いっていうのはあるんじゃないかな、と思いますね。

――おふくろの味というと和のイメージが強いのですが、今は洋食の方が人気なんですね。

木村:もちろん今でも和食も安定的に人気なのですが、率としては少なめです。

塩谷:男性は肉じゃがが好きって結構幻想だと思っていて(笑)。
というのは言いすぎですが、僕、あんまりじゃがいも好きじゃないんですよ。
モサモサとかホクホクとかちょっとダメなんです。 だから、おふくろの味とか狙うのではなくて、男性が嫌いなものを聞いた上で、自分の得意なものとかおいしいと思うものを食べさせてもらえた方が嬉しいですね。

 僕の妻が一番最初に作ってくれた手料理はモツ鍋でした(笑)。
妻は九州出身の人なんですが、実家から生モツを持ってきてくれて、「これが本当のモツ鍋だ!」と。
小さい頃からいつも食べていて、おいしいと思っているものを出してくれたのが、何だか嬉しかったですね。

――自分の故郷や育った環境の料理はいいんですね。

木村:そうですね、慣れた味の方がいいかもしれません。
「今初めて作ります」というものって、自信を持って振舞えないんですよね。

三瓶:そうそう。時間をかけるとちゃんとやったような気になるんですけど、相手を待たせてしまうことになるのであんまりよくないんですよね。だったら、時間がかからなくて、自分が得意だと思っている料理をおいしいって言ってもらった方が、お互いの幸福度が高いと思いますね。

まずは、美味しい味を覚えることから始める!


――AMのユーザーさんにも、おそらく忙しくてほとんど料理しない方が多いと思うんです。
そういう人って何から始めていいかもよくわからなかったりするのですが、何から始めたらいいのでしょうか? 

三瓶:正しい味がわからないと何をしても無駄なので。まず、レストランに行くのはおすすめです。
高級なところでなくても、ビストロや居酒屋兼イタリアンのバルとかで、「これおいしい!」と思ったら店員さんに話しかけて何入っているのって聞いてみてください。そこで正しい味を覚えると、再現したときに「あれ?違う、何だろう…」となって、そこから研究がはじまるんです。

 悲しいことに、味がわからなかったら、いくらレシピを見てもしょうがないんですよ!(笑)
あと盛り付けとかの見た目も意外に大事なので。それこそ写真撮ってみるのがいいと思います。

――味から入るんですね。確かにそれがわからないと失敗かどうかも判断できなかったり…。

三瓶:初めは、分量もきちんとはかると思うんです。でも正しいかどうかわからないじゃないですか。
季節によって、塩分は感じ方が違うので。夏は冬よりも、しょっぱい方がおいしいんです。

木村:食材によっても変わってきますもんね。

三瓶:そうなんです、野菜なども季節によって持っている水分量が違うので。
だから正しい味を知るのは大切ですね。それはでも恋愛するべきですよね。いい男の人とレストランに行ってさ…(笑)。

木村:味の勉強をしつつ、楽しい思いもしないとですね(笑)。
それで、実際にたとえばトマト煮込みがおいしいと思って、試行錯誤しながら味を研究する。
で、その後に改めてクックパッドの同じメニューのレシピをいくつか見てもらうと、ユーザーさんによって具材や調味料が意外に違うということや、それによって変わる味の違いなど、色々なことに気づくと思うんです。
それを繰り返すと、自分好みの味を持つユーザーさんが見つかるので、その人のレシピをウォッチすれば、また料理の幅が広がります。

三瓶:私もその使い方よくします。大好きなユーザーさんが何人かいて、メニューに迷ったらとりあえずそのページに行く、みたいな。

――そうなんですね、そういう見方があるとは! いつもメニューからばかり検索していたので。

三瓶:クックパッドって、そういう楽しみ方があるんですよ~。
メニューだけじゃなくて、味の好みの観点からレシピを探すのはとっても楽しいですよ。

アレンジは失敗の元!慣れてから挑戦しよう!


――男性の家に行ったときに、その場にあったものでパパッと作るとウケがいいと聞いたんですが、それってどうやったらできるんでしょうか…?

三瓶:そうですね、基本的には作って慣れるしかないんですが(笑)、そういう場面こそ美味しい味を知っているとなんとかなります。

木村:味付けの知識も何パターンかあるといいですよね。
ごま油系の味付けの仕方と、醤油とみりんとお酒と、とか。和洋中含めて3つぐらい味の知識があれば、材料を見ながら、何かはできあがるでしょう、と思います。

塩谷:その場合、アレンジだけはしないほうがいいですよ(笑)。
慣れてない人がアレンジすると大変なことになりますので…。

――最初からアレンジは危険ということですね。

木村:私も何度も失敗しましたよ。最初に難度が高いものを作ってみたり、作ってみたことないものをぶっつけ本番で作ってみたりとか。これってアレンジなんだというのも分かってなかったですし(笑)。

三瓶:しかも好きな人の家だと慣れてなくて焦ってしまうから、焦がしたりしちゃうんですよね。自分の家とは勝手が違うから特にオーブンとかは使わないほうがいいと思います。フライパンと電子レンジだけにしときましょう!

――本当に勉強になります!


【最終回はお店よりおいしいと話題の三瓶さんのパスタレシピをご紹介します!お楽しみに】


Text/AM編集部

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