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  • 2013.08.12

アラサーマネー入門:夫のお小遣い制はラブラブ絶頂期に決めるべし!

 今回は、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんに、20代後半から30代女性のお金に関するお話を伺いました。
元々は浪費家なOLだったという花輪さんだからこそわかる、貯金のコツや結婚後のお金について、第4回にわたってご紹介します。


二人の気持ち次第で、結婚資金は抑えられる!


花輪陽子 お金 貯金 AM インタビュー

―結婚に対してお金の心配が漠然とあるのですが、どのくらい貯めといた方がいいのですか?

花輪:ゼクシィの結婚トレンド調査(2012)によりますと、結婚予定のカップルの貯金額の平均額は303.6万円なので、それぞれ150万ずつくらいあればいいですね。それぐらいであれば、短期間でも集中して貯められると思います。

 結婚式にかかる費用は挙式代だけでも、平均343.8万円。
それに加えて、結納や新婚旅行、新生活も考えると、平均総額は551万にはなります。
ですが、約7割の家庭で親や親族から援助があって平均額が187.2万円あるようですし、ゲストからのお祝儀総額の平均も226.3万円です。
場合によっては、会社や自治体からお祝い金が出ることもあるので、それらを踏まえると、実際に自分たちの負担は100万から200万で済む方もいます。

 ただ、式場が前払いが必要かどうかや、クレジットカードを受け付けてくれるかどうかは必ず確認してくださいね。
ちなみに、もしカードで払えれば、ポイントが貯まるので、すかさず使ってください。
私も挙式費用はカードで支払ったので、一気に貯まりました(笑)。ANA系列のホテルだったので、ANAのポイントも貯まってダブルにお得でしたので、そういう細かいところも忘れずにチェックです。

 結婚式って、お金を掛けないようにしようとすれば意外に抑えられるんですね。
式場も安いところを使えば100万円程度であげられたりします。
例えば、神社やチャペルなどは利用料が10万円程度ですし、デパートのフォーマルウェアバーゲンでは5,000円からドレスが売られています。ドレスショップでも探すと、型が古いために3万円程度と安く、かつレンタルよりもかわいいものを手に入れられることもありますよ。
また、レンタルの場合でも、都民共済や県民共済などの保険の福利厚生で、ドレスを1万9,800円程度で借りられるというサービスもあります。

高い購入は結婚生活に響く!

―共済の福利厚生でそういうものがあるとは知りませんでした。他にも何かサービスはありますか?

花輪:あとはタキシードや親御さんの衣装も安く借りられます。
どうせ医療保険や生命保険に入らなくてはいけないのなら、共済に入ってそのようなサービスを使うのもいいですね。

 あと、最近は婚約指輪を省略しているカップルもいます。
私の友人も結婚指輪を工場で直接作ってもらって、素材もプラチナにこだわらずにチタンに変えたり、すごく安く作っていました。ちなみに、共済では指輪も安く作れます(笑)。

 というわけで、安くしようと思えばいくらでも安くなるので、二人さえ問題がなければ貯めなくても大丈夫かもしれませんね。結婚式はこだわると際限なく価格が上乗せされていくので。

―それにしても共済はすごいですね! 
それにエンゲージリングって、もしかしてそんなに必要ないんですかね…。

花輪:自分がもしも必要だと思わなければいらないかもしれませんね(笑)。
もらった瞬間すごく嬉しいんですけど、なくても実生活は困らないです。エンゲージリングってあまりつけないんですよね。一つ石で、引っかかったりするので、よっぽどのことがない限りは。

―女の子によっては婚約指輪も100万円くらいの物が欲しいだとか、ブランドにこだわったりだとかあるのかなと思っていたんですが、傾向として少なくなってきたのでしょうか。

花輪:そうですね、そこで高い物を買ってしまうと結婚後の生活がキツイので。その後、お財布が一緒になって、二人のお金になるということは意識したいですね。


お小遣い制?別財布制?
ルール決めは愛が盛り上がる結婚のタイミングで

―独身で自由な状態から、結婚して二人で住むことになった時に、お金面で気をつけることってありますか?

花輪:まずは、ルールを作ることが大切ですね。
お小遣い制なのか、二人で別財布にするのか。夫婦間でのお金のルールは結婚するタイミングで決めている方が多いんです。
その後、ずっと同じルールでやっていくので、二人の愛が盛り上がっている雰囲気の中で自分に有利なルールに決めた方が、その後円満に結婚生活を送れると思います。

―ちなみに夫婦間のルールというと、どういったものがありますか?

花輪:そまず結婚後の二人のお財布には3形態あります。
一つ目は女性が全部管理する体制で旦那さんには月3万円とか決まった額を渡すお小遣い制の形態。
二つ目が、旦那さんが全部管理する体制で食費や生活用品、自分の物を買うお金として、10万円位もらってやりくりする形態。
三つ目は、二人の財布はバラバラのままで、共通口座に毎月決まった額をお互い振り込んで、共通する支出だけその口座から落とす形態です。


 共働きで仕事を続ける場合だと、三つ目の決まった額を共通口座に振り込む形態の方が多いんですね。
その場合は事前に、女性が妊娠や出産で休職する、もしくは辞めなくてはいけない場合どうするかをよく話し合っておく必要があります。
ある家庭では、奥さんが妊娠出産で働けないときでも旦那さんと同じ額を支払わなくてはいけなくて、辛いと言っていましたね。今の男性って、養ってくれる人が少ないので。

―ええっ!養ってくれないのは辛いですね…(笑)。

花輪:共働きだと、一人暮らしのときと同じ感覚で暮らしている男性もいるので、その辺りを結婚前に、しっかり話し合ったほうがいいですね。

―それぞれ決まった金額を共同財布に振り込む形態だとすると、男性の方が多めに支払うのでしょうか?
今だと給料が二人とも同じくらいなことが多いと思うんですけど、その場合は女の人も同じくらい出したほうがいいですか? 

花輪:そうですね、お給料が同じくらいだったら、半々支払うけど、妊娠中は出してもらうとルールを決めたり、最初から6:4ぐらいにしてもらったりするのがいいと思います。
産休、育休中ってお給料が3分の2や半分などになって、前年度の住民税も払わなくちゃいけないので、家計にたくさん入れられないと思うんです。ですから、そのことも見据えて決めておいたほうがいいですね。

 また、保険料や住居費などの毎月の固定費はできるだけ少なく抑えておくことをおすすめします。
よく失敗するのが、都心に二人で賃貸を借りる場合、少しいい物件だと10万円代後半になってしまうかと思うんです。そうすると、二人で働いているときはいいんですけど、奥さんが育休や産休でお給料が減ってしまうと、旦那さんの給料だけで家賃18万円だと月給50万くらいある人じゃないと難しいと思うんですよね。
固定費は小さくしておいて、洋服や交際費、旅行費などの変動費を調整しましょう。

 でもやっぱり女性にとって一番満足度が高いのは、女性が全部管理するお小遣い制ですね。
そのルールを通した人たちの秘訣としては、自分の親に言ってもらって、結婚するタイミングで通帳と印鑑を没収して管理したと言っていました。

浮気封じには、レシートチェックがおすすめ

―親をだすんですね。それはいい方法ですね!

花輪:その代わり、家計を任されているので責任もありますよね。ちゃんと貯金分を余して、子どもの教育費や老後の資金なども貯めていかないといけないので。

 ただ、家計を自由にやりくりさせてもらえるメリットは大きいです。
よく女の人でお金の管理が苦手で旦那さんにすべてを任せている人もいますよね。その場合、夫婦の仲が良かったり、旦那さんがしっかり気を配ってくれる人だったらいいんですけど、貯金額がいくらなのか分からないという人も多いんですね。
例えば、通帳だけはもらって残高をいつでも見れるようにすればいいんですが、全部預けてしまうと離婚時に大変なことになります。勝手に投資していたってこともありますし。チェックは怠らないようにしたほうがいいですね。
旦那さんが浮気をしているかどうかも、お金の流れを把握していれば大体分かるので(笑)。

 別財布の場合でも同じことが言えて、相手がどのくらい貯金があるか全然分からないので、そこは心配ですね。
個人の自由を尊重した形だとは思うんですけど、子どもの教育費や二人の老後資金などは最低このくらい貯金しようと決めて、その残高を二人で見るようにしたほうがいいと思います。

―すごくためになります。友人でも浮気を絶対に封じたいからお小遣い制にしたいって言っている子がいました。
お金の管理の点でもお小遣い制が一番よさそうですね。

花輪: そうですね。ランチ代など含め、渡した額の中でやりくりをお願いするのがいいです。
あと、浮気に関していえば、レシートを絶対持ってくるようにさせると、浮気を封じられます。
私も旦那の財布からレシートを出して、見てます(笑)。そうすると、お金の流れが見えて、どんな生活をしているのか分かるんですよね。
どこまで許してくれるかは分からないですけど、二人がラブラブな間に色々な権利を勝ち取っておいたほうがいいと思います(笑)。

【次回は結婚後の資産についてです。お楽しみに!】


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