結婚するタイミングとは? 彼とのデートで気をつけるポイント

羽林由鶴さんインタビュー第5回:結婚するためにはプロポーズじゃなくて、二人の意思が必要

『なぜか恋愛だけうまくいかないあなたへ』、『本物の恋は“見た目”が1割―あなたのままで「大好きな彼」から愛される方法』の著者である羽林さんに無理をしないで本命になれる方法をお聞きしました。 第一回:ささいなことで本命の女になれる!第二回:結婚生活をイメージするとタイプが変わる第三回:都合がいいアクセサリー女子にならないようにする第四回:自分磨きは努力する方向を間違えないも合わせてどうぞ!

友達の幸せを祝福できなくてもいい?

Nurture By rickyqi

―本命の女の人になって、都合のいい女の人からの嫉妬とかありましたか?

羽林由鶴さん(以下、敬称略):あっても別に気にしないよね。
幸せな人が譲るしかないのかな、と思っています。
だって、その人が何で怒っているかというと、何かストレスを感じているからでしょ。
そのストレスの原因が人の幸せを見て起きているとすると、幸せな方が譲るしかないじゃない。

 だから、一番まずいと思うのは「皆から祝福してほしい」という女の子。
それはエゴだと思う。祝福したくないという人がいてもしょうがない。
「自分が幸せだったらいい」って思わないと。
それを「私の幸せをなんで祝福してくれないの」と言うのは違う気がするな。

 逆に「祝福できない私ってなんてひどい女でしょう」って思う人もいるけど、祝福できなくてもいいんじゃない? 
その代わりに自分が幸せになったときに「祝福されなくても良し」としなきゃいけないし、祝福したくなったときには「ごめんね。遅くなったけど、おめでとう」って言えばいいんじゃない?

―こういうことで友達関係が崩れたりすることがあるから、そういうときに幸せな方が譲ると上手くいくのかもしれないですね。

羽林:その方がいいと思いますよ。
幸せじゃない人に「さらに譲れ」っていうのはもっとイライラさせるでしょ。「何で私ばっかり」って。
あと、「幸せだから」って押し売りしてもいけないと思うの。
例えば、「結婚っていいよ。あなたもしたら」って言うのはよけいなお世話だと思うの。

パートナーになる人には、ゆるさを持つ事が大切

羽林:多分本命になるには、ガッチガチではダメで、どこかにゆるさが必要なのかなと思っています。
パートナーになったら、自分が思ったように相手はならない訳じゃないですか。
自分もそうだし、お互い様というのもあって。

「こうしなさい」とか、「こうあるべき」というのは何の価値もない。
「こうだったらいいよね、でも難しいよね」って言って笑っていられたらいいのかな。
そういう風なゆるさは本命になればなるほど必要だと思いますよ。
「何でこの人こうしてくれないんだろう」とか言ったら、本命にはなりにくい。
「この人こういう人なんだ」、「私もこんなですけど、すいません」って言って笑っているのが丁度いい。

 そうすると不安はないんですよ。
「こうしないと愛されない」って思うと、「こうしなきゃ」ってなるでしょ。
でも、「こうしていても愛されるし、こうしていなくても愛される」ってなれば、不安がないですよね。
「そういうこともあるんだよね」ってお互いが思えれば長続きすると思いますね。

―不安がなくなるのが一番いいですよね。

羽林:不安がなく一緒にいられるかどうか。
それは、信頼関係ということになるんだけども、それを確かめていくのがお付き合いだと思う。
だから、やっぱりお付き合いしているときに言いたいことを言うことが大事。
振られたらどうしようって思うかもしれないけど、それで振られるんだったら振られちゃった方がいいのかもしれないよ。
その人に関わる時間が長ければ長いほど、本当にあなたのことをいいって言ってくれる人と会えないってことかもしれないものね。
早い段階で自分を見せて、もし駄目だって言われたら、「この人じゃないんだ」って思ってもいいと思うんだけどね。