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  • 2013.04.15

理想の結婚相手! 本当に自分が求めている男性像とは…?

羽林由鶴さんインタビュー第2回:結婚生活をイメージするとタイプが変わる

『なぜか恋愛だけうまくいかないあなたへ』、『本物の恋は“見た目”が1割―あなたのままで「大好きな彼」から愛される方法』の著者である羽林さんに無理をしないで本命になれる方法をお聞きしました。
第一回はこちら

自分が本当に求めている男性像、わかってる?

羽林由鶴 インタビュー AM 画像

―スペックが高い男性を求めるあまり視野が狭くなっていて、仮に理想どおりの人に出会っても、ありのままの自分をどんどん出せなくなることがあります。
もしかしたら別の場所に、いい人がいるかもしれないと思いながら、うまく動けないでいる。そういった場合は、どうすればいいんでしょうか。

羽林由鶴さん(以下、羽林):やっぱり20代後半から30代の本命の相手ってことは結婚を視野に入れているじゃないですか。
私の恋愛カウンセリングは真面目な恋愛を想定しているので、皆さん結婚を頭のどこかにぶらさげて相談にいらっしゃるんですよ。
なのに、結婚生活については考えたことがないと、ほとんどの人が言うんです。

例えば、現在お仕事していて、結婚した後も続けていくつもりだとする。 その想定でいくとすると、今自分が6時に起きている場合、旦那さんとの生活が始まれば、もしかしたらそれより早く起きなければいけないかもしれない。そこまで想像がついてないんです。

旦那さんがどういう人かによって違うかもしれないし、それは分からないわよね。

それでさらに、相談者に質問していきます。
羽林さん(以下、敬称略):「今まで6時に起きて何してるの?」
相談者:「お母さんがご飯作っているから、自分は食べて、メイクして支度をして出るだけ」
羽林:「じゃあ、そのご飯はお母さんが作ってくれなくなるんだけど、どうするの? 仮に旦那さんになる人が朝から『ご飯とみそ汁、絶対な』って言ったらどうする?」

って言ったら、無言になりますよ。

全部やるとしたらもっと早起きしなきゃいけない。 でも、1人で抱えなきゃいけない理由もない。
そうか、家事を手伝ってもらえる旦那さんを選べばいいんだ、となっていく。

例えば、「公務員が絶対いい」って言う女の子は今でもいっぱいいるけど、公務員でも家に帰って寝たきりで何も家事をしない男性だったら嫌でしょ。
そうすると、「子どもが生まれたらお風呂ぐらいはお願いしたい」ってだんだん変わってくるわけですよね。
「イケメンで公務員で、言葉が優しい人」と思っていたのが、「1人暮らしをしていて家事をしています」っていう男性に惹かれたりとか。
ちょっと観点が変わるんです。

そういう風に自分が本当に求めている男性像を知るためにも、実際結婚生活についてどれくらい知っていて、考えているかということは大事ですね。

でも本当に意外ですが、8割、9割の女性は考えてない。
ただ「好き同士が一緒になれば楽しいよね」っていうイメージ。
好きな人とずっと一緒にいたい、または1人で死にたくないというようなことを言うんだけども、そこにあるのはごくごく日常の、平凡で、つまらなくて、当たり前すぎる生活なんですよね。
その一つ一つの用事を「誰が」「どうやって」「やっていくか」が、結婚生活なのよ。だから、夢を壊す訳ではないんだけど、結婚さえすればハッピーになれるはずって思っている人には、それはむしろ大変かもよってことは言いますね。

そうして、しばらく話していると、「やっぱり私結婚向いていないかも」という子もいますもん。

―そうなったときに自分が求めている男性は今まで狙っていたところにはいないと気づく場合があるということですね。

羽林:はい、そうですね。結婚を視野に入れて本命になりたいとは思っているのだけど、コミュニケーションを取っていかないで探そうとする人もいるんですよ。
結婚相談所がいいか悪いかどうかは置いておいて、結婚相談所の関わりは出会いのシチュエーションだけじゃないですか。
そうすると、ちょっと気に入らないとお互いにパスしていくみたいな。 だから、全然関わり合いの練習はできないんです。

1回目のデートからヘトヘトになっていて、「なんで疲れたの」って聞くと、たいがい「何話していいのか分からないし、沈黙が怖いんですけど」って。
でも、一日中ずっと話をしている夫婦はいないのだから、沈黙が心地良くて、気にならない人がベストかもねって言うと、「沈黙が気にならない人がベストなんですか?」って、にわかには信じられず全部が不安。

だから、結局は出会いがあっても、関わりの練習をしなければスキルが上がらない。
その関わりに気をつけなければならない些細なことがいっぱいあるわけです。

―ずっと我慢していて、ケンカしないまま結婚しちゃってってケースもありますよね。

羽林:いっぱいあるし、私の身近で多いのは子どもが産まれて関係が変になっちゃうこと。
二人のときは彼に尽くしてきていても、子どもが生まれるとできなくなるじゃないですか。そのときに彼が怒りだすとかね。
最初の関わりというのが相手のイメージになるので、最初頑張りすぎてしまうと、相手は「それが君だよね」と思い込む。途中で「あの時の私は頑張ってた私で、本当の私はこっちです」と言っても相手は認めてはくれない。
彼からすると「手を抜いている」とか、「お前は変わったよね」になっちゃう。
だから、最初からあまりに力を入れず、ありのままが出せた人ほど、後で上手くいく。
でもその代わり、ありのままでいる勇気が必要で。最初は皆好かれたいし、嫌われたくないというのがありますからね。

ありのまま≠わがまま放題

羽林由鶴 インタビュー AM 画像

羽林:「ありのまま」が、わがままや勝手とは違うということはわかっていないといけませんね。
「女の子はありのままでいいよ」って言われると、何でも自分の思うようにしていいよと思いがちなんだけど、そうじゃないんですよね。
基本は「ありのまま」言いたいことは言っていいんだけど、言いたい放題言っちゃ駄目。恋愛は相手がいることだから、相手の側に立つ想像力は大切だと思うんですよね。

―友達に対しては気を遣うんですけど、対男性になると、わがままを言いたくなってしまうタイプもいますよね。
友達とか会社の人とのコミュニケーションは上手くできているのに、それが恋愛になるとできなくなってしまうというのは不安があるからなのでしょうか。

羽林:恋愛は特別なスキルが必要と思っている人もいるのですが、恋愛も人間関係の一つでしかないんですよ。
「男だから特別○○」という部分は、セックスとかそういう性的な部分しか実はない。普通の日常的な関わりでいくと、それほど「男だから」って違いはないはずなんだけど。

女の子からすると好きな男性とのコミュニケーションは、いきなりハードルが上がるというか、もう理解不能みたいに思い込む。
だから一個一個が不安になるし。私の著書にも『なぜか恋愛だけ上手くいかないあなたへ』という本があるのですが、そういう人はたくさんいるんですよ。子どもとかおじさんとか恋愛対象じゃない男性なら喋れる。だけど、「この人独身なんだよ」って聞いた瞬間、萎縮する。
そこで自分の中で特別感を感じてしまって、自分がどう見られるかとかを急に意識し始めると、自分らしさを出せなくなるし、出しちゃいけないと思っている人は多いです。

―そういう人というのは、男友達から増やしていくとか?

羽林:本当に男の人と話すのが無理って人は、急に増やそうとしても無理なんですよ。
だから、女友達の5人位の中に男が1人混ざる感じから始めてみるといいと思いますね。
それが徐々に増えてくイメージ。
そうすると「なんだ、男だからって気を遣わなくていいんだ」って思えるようになるんです。
そういう風にだんだん増やしていくと大丈夫になってきて、今度は人が多くても平気で話せるようになってくる。男の人と会話するときにわざわざ下調べしていく子が多くいるんですよ。

―調べてしまう気持ちも分かります(笑)。

羽林:彼はサッカーが好きらしいから、サッカーのこと調べてきましたとか……。調べたら戦う気まんまんって空気になってしまいますよね。
戦うつもりはなくても、彼が「これ知ってる?」って聞いてきたときに「知らない」って言ったら、馬鹿にされたり、話が終わっちゃったりすると思ってるんですよ。
でも、逆に知らないから教えてもらうっていうのが、いいコミュニケーションの取り方だったりもするんですよね。
だって、彼が何を言っても「知ってる」、だけだったら、つまんないじゃない(笑)。
会話じゃなくて、戦いみたいになって、全然いい雰囲気にならない。

―やってしまいがちです。ちゃんと会話をはずませなきゃって思ってしまって……。

羽林:楽しい会話をしなきゃいけなくて、この場が面白かった、楽しかったと言われないと次がないと思っているんですよね。
そうではなくて、次があるかどうかはすごい嫌な気持ちを抱かせなきゃいいだけ、絶対無理ってならなければ大丈夫。
電話とかもそうなんだけど、仮に好きな人から電話があったら好きな女の子はできるだけ長く話そうとして引っ張る訳です。そうすると二度とかかってこなくなります。
ちょっと話して面白いなーぐらいで切っちゃう方が、また電話したいなってなる。
会話も同じで、すっごい盛り上がって、「はぁー、疲れた」までしてしまうと、もう当分喋んなくていいなってなるじゃないですか。そうじゃなくて、嫌じゃない雰囲気で「またね」ってぐらいのほうがいいんですよね。
だから、私は電話は必ず15分以内に切りなさいって言っています。


【つづく】
次回は「アクセサリーどまりになってしまう女性とは」をお送りします。

Text/AM編集部

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羽林由鶴
1988年に日本大学芸術学部放送学科を卒業、教育研究所で出版部門編集者として勤務後、2005年から心理カウンセラーとして活動。
著書:『癒し系の女性になるヒント』、『なぜか恋愛だけうまくいかないあなたへ』、『本物の恋は“見た目”が1割―あなたのままで「大好きな彼」から愛される方法』など。
公式サイト

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