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  • 2013.01.25

性欲弱い男子とヤリチンへの対処方法/峰なゆかインタビュー(3)

『アラサーちゃん』の作者・峰なゆかさんが、セックスに関する悩みにお答えします!第3回は「性欲の弱い男子の落とし方」と「ヤリチンの罠からの抜け出し方」。ポイントは、「終電出ちゃったね」みたいなダサい口説き文句を恥らわずに言ってしまうこと!押し倒されるためのキラーフレーズを繰り出してしまいましょう

 女性の生態を赤裸々に描いた人気漫画『アラサーちゃん』(メディアファクトリー)作者で元AV女優の肩書きを持つ、峰なゆかさんに、セックスに関する女子の代表的なお悩みを中心にお話を伺いました。
これを読めば、今までのあなたの悩みもちっぽけに感じてしまうかもしれません。第1回:『付き合う前にセックスはしていいの?』第2回:『嫌なセックスを避けるための秘技、”面接”』こちらも合わせてどうぞ。

性欲弱い男子は不安要素をすべて埋めていくべし
「終電出ちゃったね」だけでは足りない!

峰なゆか インタビュー

―性欲の弱い男子が増えている、という声をよく効くのですが、そんな男性にはどんな風に対応したらいいでしょうか?

峰:どんなに性欲が弱くても、さすがに性欲がゼロの人ってそこまでいないと思うんです。
毎日射精しなきゃ嫌とか、パソコンにエロ画像がとてつもなく入っているとか、そういうのはなくても、定期的にオナニーするし、まぁセックスも機会があればしますよ、みたいな感じじゃないですかねぇ?

―では、もしかして、女子側が「襲われないな」って感じてしまうのは、あまり自分がそういうサインを出していないだけでしょうか?

峰:女の人を口説いて断られるのって、若い男の子とかだと特に傷つくと思うんです。
でも、性欲が強い人って、それを怖いって思う気持ちより性欲が勝つわけですよね。
性欲が弱い人って、どちらかというと「やりたいけど、断られたら超恥ずいし、カッコ悪いから、やめとこう」みたいな、そういう感じなんですよ。

一般の男の人からみれば、「これは絶対にやりたいだろ」って丸わかりの「終電出ちゃったね」みたいな文句ありますよね。
でも、性欲弱い人って、「終電出ちゃったね」とか「疲れちゃった」とか言っても、それでも「もしかしたら断られるかもしれない」って思っているんです。

―そこまで、疑ってかかっていたんですね…。

:そう、つまり最後の一歩を自分で踏み込むのが怖いんですよね。
かと言って、女子から「ラブホ行こう」って言われると、それも逆に怖がる。
なので、そこまでいくギリギリまで、本当に死ぬほどわかりやすく伝えれば大丈夫なんです。
どんどん不安要素を埋めていく感じですね。

―なるほど。女性の方から不安に思っていることを探して、埋めていってあげれば安心するんですね。

おしゃれなくどき文句よりもダサすぎるくらいがちょうどいい

峰:でも、私、不安な様子を見ているのがすごく楽しくて、好きなんですけどね。
ホテルまで入ったのに「じゃ、僕ソファーで寝ます」って言い出すとか最高!(笑)

―そうですね(笑)。峰さんって本当にそういう方がお好みなんですね。

峰:はい、そういう人を泳がせるのが大好きです!

―「終電出ちゃった…」って言ったあとにさらにやりたい感じを出す方法って具体的になんていったらいいですか?

峰:性欲弱い人向けだったら、本当にわかりやすくでいいんですよ。
そもそも「終電過ぎちゃった」とか手法として完全にダサいじゃないですか。

でも、ダサいのってすっごい分かりやすいんですよ。
だから、その後私がやっていることって相当ダサいですよ。

だって、それでも気付かないんだもん(笑)。
おしゃれな口説き文句なんて言ったら、分かってくれるわけないじゃないですか!

―終電出ちゃったでも分からないぐらいですからね(笑)。
その場その場で、分かりやすく立ち回る感じですかね。

峰:そうですね。終電出ちゃったっていっても、「泊まろう!」ってことじゃなくて、もしかしたら「タクシー乗り場を探す」って意味だと思うかもしれないから、その時は、「でもタクシーだと遠いしなぁ」っていうんです。
それでも、タクシーだと結構お金かかるから、「お金を貸してくれ」ってことなのかな、という考え方をするから、どんどん先回りをしてその不安を潰していくんですよ。

―性欲弱い系男子はすごくいろいろ考えちゃっているんですね…。

峰:だからそういう男子って実はモテていても、自分がモテるとは夢にも思っていなかったりする。
「だって、口説かれたことないし」とか言って。
たとえば、私が口説いたとしても、好意を抱かれているのに全く気づかないくらい、本当にダメなんですよね。

ヤリチンの罠から抜け出せない女性が卒業するには?

―でも、そんな人が峰さんにとってのストライクなんですね。

峰:そうなんです!

─遊んでいる男の人に惹かれている女性は多いと思うのですが、それとは真逆のピュアのほうがいいってことですよね。

峰:高校生時代にヤリマンだった頃は、とにかくそういうヤリチン風のイケてる人を選んでやっていたんです。
それはなぜかというと、もともと非モテ側の人間だったからこそ、イケてる風の人とやると、自分もイケてる人間になれたような気がして嬉しいから。
だから、ヤリチンとやるわけですよね。

 でも、ヤリチンってAV女優とやりたい人がすごく多いから、私はもうAV女優という肩書きを手に入れた時点で、「ヤリチンからのいやらしい視線はもう完全に手に入れた!」と思って、もういいやってなったんです。

―ヤリチンに遊ばれていても抜け出せない女性もいつか自分で気付いて卒業できるってことですよね。

峰:そうですね。
たくさんやったっていう勲章を手に入れたなってくらいやり終わったら、極自然に卒業できますよ。

だから、ヤリチンと悩みながらセックスするよりも、とにかく飽きるまでやろう!って、
ばんばんやっちゃった方がいいかな、って思います。


【つづく】
次回は、最終回「最中の声・反応を磨き、目指すは元気なマグロ!」をお送りします。

峰なゆか
漫画『アラサーちゃん』(メディアファクトリー)を著作にもつ漫画家・文筆家。元AV女優。 近刊『邪道モテ』(犬山紙子共著・宝島社)では正統派ではないモテを今までにはない切り口で紹介。2013年2月には週刊SPA!での連載をまとめた『アラサーちゃん 無修正』(扶桑社)も発売する。女子の生態について詳しい。

ツイッター:@minenayuka

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