クリスマスにあえてここへ行け!~聖夜のオンナ修行~第1回:“恋愛ルーツ探しの旅”で喝!

クリスマスは、修行の日です!

By Bob Jagendorf By Bob Jagendorf

 今年もクリスマスを一緒に過ごすパートナーがいない……というそこのあなた!

 ひとり身の女性にとって(もちろん男性も)、クリスマスは試練の季節。
「みんなムードに流されてるだけだろ…?」と口では毒づいていても、勝ち誇ったような顔で街を歩くカップルを見ると胸がシクシクと疼き、自分が人生の負け組になったような、みじめな気持ちになってしまったり……。

 聖夜は恋人とロマンティックに過ごすもの。
そんな古びたぬか漬けのような考えは、カーディガンを羽織った石田・トレンディ・純一とともに、とっくに20世紀に置いてきたはず。
それでも、撃っても撃ってもはい寄ってくるゾンビのように、クリスマスの呪縛は私たちの弱い心めがけて襲ってきます(頭の中でゾンビメイクの純一を想像して必死に射殺)。

 そう、クリスマスに心痛めてしまうのは、きっと私たちの心が弱いせい。
そこであせって彼氏を作ろうとしたり、女子会で傷をなめ合っていては、奴らの思うツボです。
奴らって誰だ、という疑問はさておき、人々がクリスマスに浮かれ、踊らされているときこそ、逆に地に足をつけ、自分を見つめ直す“人間修行”のチャンスではないでしょうか?

 ためしに、大きな声で気合いを入れて叫んでみてください。
「聖夜ぁっ!!」
…ね、なんか修行っぽいでしょ。

 今年一年のやらかした記憶をガサ入れし、たるんだ気持ちに喝入れし、女としての自分にテコ入れする。
聖夜こそ、そんな巻き返しをはかる捲土重来、自分を変えるチャンス到来、そして訪れる結果オーライ(自分の中のなけなしのラッパー要素を動員して強引に押韻)!

 みなさんも、自分によく言い聞かせてください。
「クリスマスは、修行の日!」
さあ、ご一緒に!

 それじゃあ、具体的になにをすればいいの? という方のために、この短期連載ではあえてクリスマスに女性がするべき“修行プラン”を提案していきたいと思います。