• sex
  • 2013.12.21

熟女と呼ばれる女になる秘訣?/『はじらい熟女 八人の美肌』(前編)

熟女と呼ばれる女になる秘訣?

はじらい熟女 八人の美肌 雨宮慶 フランス書院 大泉りか
by Miss Leatherchrissy

 いつの間にやら男性の大好きなコンテンツとしてメジャー化した『熟女』
しかし、アラサー女性の多くは『熟女』と呼ばれることに抵抗を感じていると思います。褒め言葉だというのはわかっている。
けれども、「おばさん」だと言われているようで、自分の中の女が傷つく。

 が、しかし、年を取っていくことは誰しもが受け入れなくてはいけない事実です。
そして、年を取った女がなんと呼ばれるかというと、『熟女』の他では『おばさん』『大人女子』『美魔女』。
では、この中で何になりたいか、というと、『おばさん』は論外だし『大人女子』も『美魔女』もどことなく痛々しい。
となると、やはり『熟女』しかないワケで……。
と考えると、「わたしなんて、もう熟女でいいっすよ!」と投げやりな気持ちになりそうですが、お待ちください。

『熟女』が『30歳代から50歳代の、成熟した色気の漂う女性』(デジタル大辞泉より)である以上、自分で『熟女』と自称するのは、男性が自分を『ナイスミドル』と自称するのと同じく少しおかしな話かもしれません。
『熟女』足るには『熟女』と認められなければならぬ! というわけで、今回ご紹介するのは、雨宮慶さんの『はじらい熟女 八人の美肌』(フランス書院)。
様々な熟女をヒロインに於いた八篇の短編集の中のひとつ、『熟女の口は嘘をつく』から、『熟女』と呼ばれるためには、何が必要かを探っていきましょう。

 ヒロインの真利子は小学一年生の息子を持つ三十四歳の人妻。
二十代半ば頃までのみずみずしさや張りこそないものの、プロポーションは決して悪い方ではなく、若い時にはなかった色っぽさが滲み出た身体をしていると自分では思っています。
そんな彼女は、隣の工事現場でショベルカーを操縦する若者、宮野を見知り、その野性的な顔や躍動する筋肉に魅かれて興奮を催します。
真利子は初めての感情に戸惑いながらも……。

 汗だくになってショベルカーを操縦している宮野を見ながら、真利子はスカートの中に手を差し入れた。
そのつもりで下着はつけていなかった。
 いきなりヘアが手に触れた。ひどく淫らな感じがして、ますます興奮する。
『奥さん、いやらしいなァ。もうビチョビチョじゃないか』
 宮野がそういって無骨な指で弄るのを想像しながら、クリトリスをこねる。左手ではTシャツとブラ越しに乳房を揉む。
『ああッ、いや……』
 身ぶるいする快感で、胸の中で発した声がふるえる。クリトリスは早くもビンビンに膨れ上がっている。乳房もしこって乳首が勃ってきているのがわかる。宮野がそれを指摘し、『いいんだろ』と訊く。真利子はいう。
『いいの。たまらないわ』
『ホント、そんな感じの腰つきをしてるよ。でも奥さんてスケベだから、指で弄られるより舐めてほしいんだろ?』
『そうよ、いやらく舐めてもっとよくしてッ』
 宮野の肉厚ぎみな唇を見ながら、そんな卑猥な会話を想像する。
真利子自身、実際には口にしたこともない下品な言葉ばかりだ。
それでさらに興奮する。
(『恥じらい熟女』P.85L5-P86P8)

 淫らな想像に耽る真利子。 しかし、自らの欲望に耐え切れず……。
(後編に続く)

はじらい熟女 八人の美肌 雨宮慶 フランス書院 大泉りか

はじらい熟女 八人の美肌
著:雨宮慶 出版:フランス書院

Text/大泉りか

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ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。

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