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  • 2012.12.07

責める快感…男がよがるのを見て快感に目覚める女たち『誘う指先』(前編)

『底なし絶頂の責められセックス』が好きなのは男も一緒!?

By kk+
By kk+

 「セックスが好き」という女性の多くは『底なし絶頂の責められセックス』が好き。
その証拠に、ティーンラブコミックや、携帯やスマホ向けコンテンツの中でも強いと言われているガールズ官能小説のメインストリームは“俺様”や”S彼”。

 “俺様”や”S彼”に無理やり奪われて、激しく愛されて、自分からはとてもお願いできないようなエロいプレイをされちゃってイキまくり……という都合のいいストーリーが定番ということは、やはり女の妄想はあくまで『受身なセックス』だと思うのです。

 一方で、女性と同じように『底なし絶頂の責められセックス』を味わってみたい、という男性の欲望に応える形で登場したのが“痴女”。
“俺様”や“S彼”と鏡合わせのように、こちらは男性に都合のいい存在として出生しました。
が、……ひとつ違うところは、男性のオカズはアダルトビデオ。
ということは、空想上の“俺様”や“S彼”と違い、 “痴女”を演じる生身の女優さんの存在することです。

 本来、『受身なセックス』が好きなはずの女性が『責めるセックス』をする。するとどうなるのか。
『恋とセックスで幸せになる秘密』など、数々の恋愛指南書を著作に持つ、文科系アダルトビデオ監督の二村ヒトシさんに聞いてみたところ、「男が声を出して気持ちよがる姿を見て、快感に目覚める女性は多い」。
プライベートでは恥ずかしくてできない『責めのセックス』を撮影現場で体験することにより『責める快感』を知るというのです。

 とすると、女性の興奮の矛先が『受身なセックス』にしか向いていなかったのは、ひょっとして『責める快感』を知らなかったことも要因のひとつではないでしょうか?

男性の責め方を知り尽くした元SM女王作家が描く『責める女』

大泉りか 官能小説 誘う指先
誘う指先(無双舎 悦の森文庫)鷹澤フブキ著 定価630円+税

 というわけで、今回、ご紹介するのは、鷹澤フブキさんという、女性の作家さんの官能作品です。
OLから生保レディ、高級クラブのホステス、さらにはSMクラブの女王様をしていたという経歴を持つ鷹澤フブキさん。SMの女王様といえば、『責め』のプロ。
男性の責め方を知り尽くしているともいえます。そんな鷹澤フブキさんの『誘う指先』のあらすじは――。

 入社一年目の新入社員、川原和輝。社長付きの運転手に抜擢された彼は、美人秘書の里村真穂に密かな憧れを抱いている。
ある日、体調を崩した真穂を家まで送り届けることになった和輝。
そこでお礼にと、下半身にいまだかつて味わったことのない指技を受けます。
その日以降、社内やマンション、旅行先の温泉で、真穂に体を翻弄されることに……。

 今回のヒロインは、男性の妄想ターゲットの定番・秘書。主人公の和輝より四歳年上の二十七歳。
濃いグレー地に細いストライプが入ったスーツ。
有能な秘書として、社の内外で高い評価を受けていいるだけではなく、その美貌も評判の的……となるとそれだけで、女性として勝ち組すぎる!!!! とつい、しらけた気持ちになるところです。
が、しかし、真穂のすごさはそれだけではないのです……。

【真帆のベッドでの超絶テクニックは後半へ続きます!】

Text/大泉りか


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ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。

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