「先にセックスしなかったら…」セックスのタラレバ娘にならないための心得

セックス版「タラレバ娘」

菊池美佳子 オトコを甘やかすな Gianne Karla Tolentino

 最近の記事にちょくちょく登場する、入稿時の担当編集I嬢の名言ですが! 先日は、『NANA』の話題が飛び出しました。な、懐かしい……(笑)! 懐かしいうえに、筆者はもっと懐かしい『天使なんかじゃない』世代のため、残念ながら話は咬み合わず! 漫画ネタといえば、『東京タラレバ娘』がドラマ化されていますよね。

 タラレバとは、「こうしていたら」「ああしていれば」などの架空トークのことです。「20代の頃、真剣に婚活していたら、今ごろ結婚していたはず!」のように、過去にフォーカスするタラレバもあれば! 「本気出して10kg痩せれば、彼氏なんぞすぐにできるはず!」と、未来にフォーカスするタラレバもあるようです。

 恋愛シーン以外でも、タラレバ発言しちゃうことってありますよね。「もっと勉強しておりこうさんな大学に行っていたら……」とか、「宝くじが当たれば、独立起業して女社長に!」とか。

 この記事は、AMのSEXカテゴリに掲載される宿命(!?)を背負っておりますゆえ、セックスシーンにおけるタラレバを模索していきましょう。もっとも避けるべきは、「あのとき、コンドームを装着していたら……」というタラレバです。「たぶん大丈夫なはずだけど、万が一……」と、次の生理が来るまでハラハラしながら数週間過ごすって、精神衛生上よろしくないのは火を見るよりも明らか!

 もっと手前の段階だと、やはり処女申告でしょうか。私事で恐縮ですが、筆者は処女喪失の際に「初めてなの……」のひとことが言えず、小慣れているフリをしたせいか、フィニッシュは男性版・顔面騎乗で口内発射されました。「処女です」と素直に申告していれば、スタンダードに正常位で、熱いキッス及び抱擁のなかフィニッシュできたでしょうに……。

 いや、男性版・顔面騎乗で口内発射されたのは、今となっては大した問題ではございません(笑)。それよか、当時の筆者が、処女や経験人数が少ないのは、ちっとも恥ずかしいことではないと気付いていたら、ヤリマン化することなく、まっとうな恋愛を謳歌していたでしょうに……。