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  • 2016.08.01

男には女を苦しめたい本能がある?ドS心を上手にくすぐる方法

皆さんにはどんな“性癖”がありますか?性癖は普通のセックスに何かを付けたして「プレイ」として成立させるものもあれば、こっそりと隠して自分ひとりで楽しむものもありますよね?今回はそんな性癖の中でも「SM」について。SMをしたがる男の心理とは…如何なものなのでしょうか?

Sは男の本能?

菊池美佳子 セックス オトコを甘やかすな
©by Mitya Ku

 セックスに関する書き物でおまんまを食べていると、「ものすごく特異な性嗜好を持っているに違いない!」と、誤解を受けることがあります。
ところがどっこい、筆者の性嗜好はSでもなくMでもなく、ごく普通です。
+αを求めずとも、普通のセックスで充分な満足を得ることができております。
食事にたとえると、「温かいお味噌汁とご飯があれば、充分に満足」といったところでしょうか。

 自分自身の性嗜好が超・普通なため、SやMを極めている人の話を聞くと、「そういう世界もあるのか!」と、驚かされることがしょっちゅうです。
先日、真性Sの男性と語る機会がありました。
先週の記事に書いた、お互い恋愛感情が1ミクロンもない男性のことなんですけどね。

 彼は、「SかM、どっちかって言ったらS」だなんて、巷にうじゃうじゃ存在するような「なんちゃってS」ではなく、スパンキングやらアナル開発やら飲尿やら……その他ここには書けないようなプレイを網羅する、生粋のSでして。
S氏としましょう。S氏が、大変興味深い発言をしておりましたので、ご紹介します。
SM体質でない人にも、そこそこ興味深い内容かと思われます。

男には、女を苦しめたい本能がある(S氏・談)

 ずいぶんと物騒な話に聞こえますよね。
筆者も、その場では思わず「サイテー!」と言ってしまいましたが、S氏の持論を聞くと、それなりに納得させられるのです。

SMは妊娠・出産の代わり

 S氏いわく、セックスとは究極のところ、妊娠・出産の手前にある行為だと。
そして妊娠・出産には苦しみが伴うと。
言われてみれば確かに、妊娠中のつわりも苦しいですし、陣痛や出産本番も苦しいものです。
もっと言えば、産後の妊娠線に悩むのもまた、苦しみの一つかもしれませんね。    ただし。人間は、動物と違って、すべてのセックスが妊娠・出産に直結しているわけではありません。
それどころか、妊娠・出産を着地点としないセックスのほうが、世の中よっぽど多いです。
だからこそ、SMという別のやり方で、S氏は女性に苦しみを与えたいと主張します。

 肝心なのはここからです。
男としての本能では、女を苦しめたいと思っていても、肉体的に苦しめることは、文明社会ではタブーとされています。
わかりやすく言うと、殴ったり蹴ったりなどの暴力行為は、犯罪に該当するということ。
それが、社会常識として、子どもの頃から脳内インプットされているから、ハードSMに走る者は少数派なのだと。

  「社会常識が邪魔して、ハードSMに目覚めなかった男の本能はどうなるの?」と聞いたところ、S氏は次のように答えました。
「恋愛の優先順位をうんと下げることで、女を苦しめている」と。
むろん、意識的に、「男の本能として、女を苦しめたいぜ!」「だけど俺は、ハードSMには興味が持てないぜ!」「よーし、恋愛の優先順位を下げることで、女を苦しめるぞ!」とは思わないでしょう。
あくまでも無意識の次元でしょうけれども……。

 S氏の持論が正しいとするならば、恋愛の優先順位が低い殿方には、SMプレイをおねだりすると良いのかもしれませんね。
SMで、女を苦しめたい本能が満たされれば、恋愛の優先順位を下げる必要はなくなります。

 もし次に、恋愛の優先順位が低い殿方に悩まされることになったら、「麻縄で縛られたい」「ローソクを垂らされたい」と提案してみようと思ったのでした。

Text/菊池美佳子

ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など

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