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  • 2015.01.21

リア充よりオタクの方が結婚しやすい時代?/元非モテこじらせオタクの性事情(4)

「モテカーストの底辺」の非モテこじらせオタクに性事情をインタビュー!今回は「なぜリア充よりもオタクが結婚に向いているのか?」について徹底議論しました。男性のリアルな本音や性事情に目からうろこの真実が…。

 4人目のゲストは友人Yくん(33歳、会社員)。
28歳まで異性に縁がなかったのが、私のスパルタ指導を受けて彼女を作り、結婚に至った男子です(以前、ニコ動の連載にも登場)。
今では幸せな二児のパパの彼とトークしました!

 第1回第2回第3回とあわせてご覧ください。


第4回:若者たちの果敢なオナニーチャレンジ


アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食
by artist in doing nothing

アルテイシア(以下、アル):この連載を始めて、ホントに性って人それぞれだなと思った。
うちの弟みたいに昔から興味が薄い人もいれば、「十代の頃はエロで頭いっぱいで、色んなオナニーを試しました!」って人もいるし。

Y:十代はエロで頭いっぱいな男が多いと思いますよ。僕も中学の時、家のベランダでオナニーするのにハマっていたし(笑)。

アル:冬は寒いだろう。

Y:寒いんですけど、背徳感と開放感を求めて。

アル:出した精液はベランダの草花に与えていたの?

Y:いやいや(笑)、ホースの水で排水溝に流していました。
あと男友達の中には、伸びたカップラーメンでオナニーを試した奴もいましたね。

アル:ミミズ千匹を味わえるっていう、都市伝説的なやつね(笑)。

Y:そいつはラーメンが冷めきってなくて、チンコをヤケドしていましたよ。

アル:田中圭一さんの『死ぬかと思ったH』って漫画でも、読者のオナニー体験が紹介されててさ。<茹でたコンニャクを冷まして、切れ込みを入れてチンコを突っ込んだら、中心部はまだ高温でヤケドした>ってエピソードが載ってたよ(笑)。
しかも「ぐあああー!!」と叫んだら両親が駆けつけたので、「突然コンニャクが食べたくなって、食べたらヤケドして」と無理な言い訳したって。

Y:うわー!色んな意味で最悪ですね。

アル:男友達もコンニャクオナニーに挑んでチンコを突っ込んだら、唐辛子入りのコンニャクで「ぐあああー!」と叫んだらしい。

Y:コンニャク試してる奴って多いんだな(笑)。

アル:あと元彼に聞いた話だと、中学の時、掃除機を見てるうちに「バキュームフェラできるんじゃ?」と思いついて、チンポを突っ込んだら「ズボボボボッ!」と吸い込まれて悶絶したらしい。

Y:それは予想できるでしょう(笑)!

アル:私も「男って本当にバカだな」と感心したよ。穴があったら突っ込みたい本能があるのか。

Y:女性同士はオナニーの話ってするんですか?

アル:最近はする人も増えていると思う。私が作家デビューした10年前は「オナニーの話は女友達にもできない」って声が多かったけど。

Y:やっぱり「恥ずかしい」とか「欲求不満と思われそう」とか?

アル:そういうネガティブなイメージも強かったし、「女が性的欲求をもつ」ってことに罪悪感をもつ女子も多かった。
だから私は「セックスなんて笑い飛ばしていい」「タブー視や神聖視しなくていい」と伝えたくて、お笑いエロコラムを書いてきたんですわ。

Y:笑い話にできる方が、じめじめ暗い感じよりいいですよね。気持ちも解放されるだろうし。

アル:オープンに話し合えた方がセックスの満足度も上がるしね。

Y:うちの奥さんも「そんなこと口にしちゃいけない」って感じだったから、聞き出すのに苦労しました。少しずつ心をほぐしていって…みたいな。
お陰で今はお互い本音で話せていると思います。

アル:そりゃよかった。ただし顔面騎乗はリクエストしないようにな!

Y:それはしてませんって(笑)!

選択的非モテな男子とは?


アル:モテる男の方が「女はこうあるべき」って幻想を押しつけると思う。家庭的で男を立てて見た目もキレイにして、みたいな。

Y:モテる男の方が理想や要求が高くなるんでしょうね。

アル:あと、モテる男ってやたら恋愛視点で考えるでしょ?「そういうネイルは男受けしない」とか…「男のためにやってんじゃねーよ!バカめ!」と思う。

Y:アルさん、ジョジョネイルとかしてましたよね。爪に「ドドド」とか「メメタァ」とか描いてるやつ。

アル:うん。ああいうのって痛ネイルとか呼ばれるけど、「他人にどう思われようと自分の好きなものは好き」って精神をオタクは理解してくれるから。恋愛視点じゃないから、気が合うんだろうな。
…前にニコ動で、自称恋愛のカリスマ講師みたいな男が「オタクどもよ、二次元に逃げるな!」とか言ってて、バカじゃねえかと思った。

Y:逃げてるわけじゃないですからね。

アル:単に好きなだけで、趣味だよね。

Y:「オタクは二次元とリアルの区別がつかない」とか言う人もいるけど、本当にそうだとしたら精神異常者ですよ。「俺たちには二次元がある!」っていうのはオタク同士の内輪ネタであって。

アル:「なんでも恋愛にからめんな!人の趣味に文句つけんな!」と思う。
あとさ、逃げてるわけじゃなく、本気で恋愛を必要としてないオタクもいるよね。ゲーム業界の若い子とか「恋愛はいらないです、モテる必要もないんで」っていう、選択的非モテな男子が結構いる。

Y:選択的非モテか…モテないわけじゃなくて。

アル:優秀でコミュ力もあって見た目も悪くなくて、モテようとしたらモテるけど、モテる気がないっていう。

Y: それはオタク活動で充実しているからですかね?

アル:うん、そっちの方が楽しんだろうね。
あと趣味が仕事に直結することもあって、オタクにコンプレックスもない。「彼女いない歴=年齢の童貞オタクです!」とかハキハキ自己紹介されるよ。

Y:コンプレックスがないのは羨ましいです。僕はそのせいでこじらせたんで…。
オタク人口が増えたことで、昔より生きやすくなってるんでしょうね。

アル:私らが十代の頃はバブルの残り香があって「恋愛しない非リア充は人にあらず」的な風潮が強かったよね。そういう意味では、多様性を認めるいい時代になってきたと思う。

キラキラ女子よりオタク女子の方が楽しそう


Y:オタクが趣味で充実するのはわかります。僕「退屈する」って気持ちがわからないですもん。見たいアニメとか漫画とか山ほどあるし。

アル:アニメも漫画も興味なかった女友達が「最近、深夜アニメを見だしたら面白くてハマってる」と言っててさ。これだけコンテンツが充実していたら、そりゃオタク人口も増えるよなと。

Y:そのぶん、リアルで恋愛する人が減っているんですかね。恋愛しなくても楽しいことがいっぱいあるから。

アル:それに日本はカップル文化がなくて、おひとり様が暮らしやすい国だから。
周りを見ても、オタク女子の方が楽しそうだよ。「彼氏いなくて寂しい、ヒマ」とか言ってるキラキラ女子よりよっぽど充実してる(笑)。
フィギュアスケートオタクの女友達なんて、大会のためにブダペストまで遠征していたし。

Y:うちの奥さんも宝塚好きで、いろんな公演を観に行ってますね。だから気が合う部分は大きいと思う。お互いの趣味や好きなことを尊重しあえるって点で。

アル:「秋葉原なんか空爆すればいい」とか言う子じゃなくてよかったね。

Y:ほんとですよ(笑)。僕も旧世代のオタクなんで「恋愛するならオタクをやめなきゃダメだ」って考えがあったし。

アル:前にオタク婚活パーティーを取材したけど、一瞬で定員が埋まるうえ、カップル成立率も一般のパーティーの倍なんだって。見学してても、みんな話が合って盛り上がっていたよ。自己アピールが苦手な男女も趣味の話ができるからいいよね。
あと「チャラチャラ恋愛を楽しみたい人」じゃなく、「質実剛健に結婚したい人」が集まるから、マッチング率が高いんだと思う。

Y:今はオタク向けのインフラもあるからいいですよね。僕も独身だったら参加していたかも。

アル:いいと思うよ、茶髪が1人もいなかったし(笑)。キミは「茶髪の女の子とはしゃべれない」って言っていたよね。

Y:髪に色がついている時点で「自分とは住む世界が違う、無理だ」と思っちゃうんです。

アル:パーティーに参加してたのは、賢そうで大人しそうな男女…クラスでいうと、ロボット研究会と文芸部って感じだった。
やっぱ似た者同士の方がマッチングしやすいでしょ?アメフトとチアリーダーが引き合うように。

Y:そうですね。住む世界が同じだと思ったら話しやすいし。

アル:オンラインゲームで出会った夫婦の話もよく聞くし、むしろオタクの方が結婚しやすい時代かも。もちろん、ある程度のコミュ力は必要だけど。
一般の婚活パーティーで価値観の合う人に出会うのって超難しいからさ。「ミスチルとフットサルが好き」とか言われても「そ、そうですか…」みたいな。こっちも「趣味はカフェめぐりとか言うべきか?」と迷うし。

Y:自分をさらけ出せないですよね。ただ難しいのは、アルさんの旦那さんみたいな人は婚活パーティーに来ないじゃないですか?

アル:うん。「あんなのに行くぐらいなら、グアンタナモ基地に入った方がマシだ」と言ってました。

Y:そこまでイヤなんですか(笑)。

アル:合コンとか誘われても断ってたらしいよ。「そんなの行くヒマがあったら技の練習をしたい」みたいな。

Y:じゃあやっぱバーとかで偶然出会うしかないんですね。または自分も格闘技を習うとか。

アル:夫は「そんな目的で道場に来られたら迷惑だ!」と言ってますけど。

Y:ストイックですねえ。

アル:ストイックにやっているから、「結婚したら今までみたいに格闘技は続けられない」と思ってたらしい。
Yくんが「恋愛するならオタクやめなきゃ」と思っていたように、何かを捨てなきゃダメだって。

Y:でも実際はそうじゃないんですよね。本当にそれは相手次第で…うちの奥さんは一緒にガンダム見たらハマって「カイさんが好き」とか言っていますよ。

アル:リュウさんじゃなくて?

Y:奥さんはデブ専じゃないですから(笑)!

アル:うちの夫も昔以上に格闘技に打ち込んでいるし、爬虫類の飼育など、趣味も充実してる様子ですよ。

Y:エサのコオロギが漏れて大変だったんですよね(笑)。

アル:そうそう。コオロギが大量発生して、夫に「何とかしてくれ」と言ったら「よし、カマキリを放とう」と返され、「うちは草むらか!」と抗議しました。オタクと結婚するとスリルがあって楽しいですよ(笑)。

次回以降も多彩なゲストが登場しまーす♪

アルテイシアさんが恋愛と結婚の極意を語る『恋愛デスマッチ』を当連載と隔週で更新しています。あわせてお楽しみください!

Text/アルテイシア

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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