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  • 2014.10.29

双子対談「老舗ホストクラブで目撃したドロドロの舞台裏」元モデル・アルテイシア弟の性事情(3)


「普通の男子の本音を知りたい」
そんな女子の声に応えてスタートしたこの連載。

 3人目のゲストは、私の双子の片方である実弟K(38歳、出版関係)

 幼少期から「双子なのに見た目も性格も全然違う」と言われてきた私たち。
弟は岡田将生似のイケメン(身長180cm)で、若い頃はモデルをしていました。
性格は穏やかで物静か、草食を通り越して植物のような存在感。
そんな彼とディープに語りました♪

 前回の<「昔から恋愛やセックスに魅力を感じなかった」(2)>もどうぞ。

【第3回】客の悪口しか言わないホストたち

アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食
orangeacid


アル:たしかキミ、ホストクラブでバイトしてたこともあったよね。

K:うん、大学時代に歌舞伎町の「クラブ○○本店」でバイトしてた(伝説の老舗ホストクラブと呼ばれる店)。
留学費用を貯めたかったのと、あと「人見知りが直るかな?」と思って。

アル:そういう目的もあったのか(笑)。

K:でも全然向いてなくて、3ヶ月でサパー(裏方)に転向したけど。
ホストはお客を騙すのが仕事だけど、僕はそれが無理だったから。
ホスト通いするのはキャバ嬢が多いけど、キャバ嬢は客の悪口しか言わない。で、それを聞いてるホストも裏では客の悪口しか言わない。
そういうドロドロの世界が苦手だったから。

 あと売り掛け(ツケ)でお客にさんざんお金を使わせて、風俗で働かせて回収するホストも多かった。
一緒に働いてたホストが芸能界に入って「女性を癒すのが仕事です」とか話してるのを聞くと「よくそんな嘘つけるな」と思う。

アル:「テメー騙して泡風呂に沈めてたじゃねえか、おう?」と。

K:うん。やっぱりお客さんには事情を抱えた女性が多いんだよ。複雑な家庭環境で15歳で家出して夜の世界で働いてるとか。
ホストはそういう女性の弱みにつけこむから。

アル:それはド外道だな。『夜王』はアミバ様みたいなキャラが出てきて面白いけど。 私はチャラい男が嫌いだから、そもそもホストにハマる心理が理解できない。

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『夜王』/倉科 遼 (著), 井上 紀良 (著)/集英社


K:彼女らはホストっぽい男が好きなんだよ。
僕も店長に言われて髪型をロン毛メッシュにしたことがあるんだけど、いきなり人気が出たから。

アル:私がよく行くバーの客にも、スーパーサイヤ人みたいな髪型のホストがいる。「あんた爆撃に巻き込まれたのか?」みたいな。
その彼は私とは目も合わせないよ。

K:ホストは自分に惚れそうな女性を嗅ぎ分けるから。アルは見た瞬間「違う」ってわかるんだよ。

アル:なんでわかるんだよ。

K:だってアルは本人に向かって「このド外道が」とか言うでしょ?

アル:言う。そうか、奴らは鋭いんだな。

性欲格差のある双子


アル:「我々は性欲格差のある双子だ」という話をしてきましたが。
性欲が多い方が、恋愛は生まれやすいよね。性欲のムラムラを恋のトキメキと錯覚できるから。というか、性欲のムラムラ=恋のトキメキだと思うけど。

K:そうだね、僕はまずムラムラすることがないから。

アル:「この人とセックスしたらどんな感じだろう」的な好奇心もないの?

K:それも全然ない。

アル:そうか。私は「この男の仮面を剥がしてやるわ…!」っていうビッグ・ザ・武道的なパッションがあったよ。セックス中って普段見せない顔が垣間見えたりするし。


K:アルはキン肉マンが好きだったもんね。キン消しも集めてたし。

アル:ビッグ・ザ・武道に憧れてビッチになったわけじゃないがな。
あと、セックスって体のぶつかりあいだから、一気に距離が縮まるでしょ。
土手で殴り合いのケンカした後にガッチリ握手、みたいなもんで。

K:それでいうと、僕は他人に対する興味やコミュニケーション欲が少ないんだと思う。
僕は東京で20年暮らしてるけど、東京の人は他人に無関心だから楽なんだよね。
それが自分に合ってるんだけど、アルは関西が合うんでしょ?

アル:うん。たとえば大阪で転ぶと「どないしたん」「大丈夫かいな」とおばちゃんがワーッと群がってきて、金八の土手状態になる。
私はそういう世話焼き文化が好きだし、ホッとするのだよ。

K:東京にはそれはないよね。僕はそれが煩わしくなくていいと感じてしまうけど。

孤独好きに変化を与えた意外なモノ


アル:キミは積極的に孤独が好きなのかな。

K:そうだと思う。1人が寂しいとか思ったことないし、誰とも話さなくても平気だし。 ただ、こういうこと言うとキモいと引かれるけど。

アル:キモいとは思わんが、私とは違うな。
私は1人の時間は必要だけど、孤独は好きじゃない。1人暮らしを10年したけど「寂しい、向いてない」とずっと思ってたよ。

K:僕は18歳で1人暮らしを始めて「この開放感は天国だな」と思った。

アル:まあキミは父親に虐待されてたしな。

K:虐待されてたのもあるけど、基本的に1人が好きなんだと思う。
人といるとすごく気をつかうし、テンション上げてしゃべらないといけないのが辛い。

アル:キミは植物っぽいのデフォルトだから、テンンション上げなきゃダメなのか。
人と会うと元気になる人もいれば疲れる人もいるし、人それぞれだよな。

 ただ、私は我慢のきかない性格だから、夫じゃなきゃ共同生活は無理だった。そういう相手を見つけるのに苦労したけど、絶対に家族がほしかったから。
キミは家族がほしいって願望はないの?

K:「その方がいいのかな、それが幸せなのかな」とは思う。でも一方で「1人で死んでいってもいい」って思いもある。
老後も孤独でいい、孤独と向き合っていこうって覚悟があるというか。

アル:私は腹の底から轟くように「家族がほしい…!」と思っていたよ。老後とか世間体とか一切関係なく。

K:そうか…僕にはそれはなかったけど、「1人で死んでいってもいい」とか人間として不自然だし、引かれるよなと思う。

アル:べつに引かれてもええやないの。それに「不自然」っていうのは世間の価値観でしょ?
たとえば私は子どもがほしいと思わないけど、それを不自然と思わないよ。

「新生児を抱くと母性が発動して子どもが欲しくなる」とか言われるけど、私は「落っことしたらどうしよう」とか「育児とか大変すぎて自分には無理」としか思わない。
でもそんな自分をおかしいとも思わない。

 まあ赤ちゃんは可愛いけどね、足とかパンパンで。
あと「世の中、助け合いが基本だ」という主義なので、赤ちゃん連れてる人がいたら全力でベビーカーとか持つ。

K:僕は最近ようやく「赤ちゃんて可愛いな」と思うようになった。それまではあんまり興味がなかった。

アル:なんかキッカケがあったの?

K:うん。じつは不眠症で悩んでた時に、ダメもとで『メイプル』って抱き枕を買ってみたんだよね。それを抱いて寝たらグッスリ眠れるようになって。
もうそのメイプルが本当に可愛くて…(しみじみ)。

 自分にも「小さきものを慈しむ」という人間の本能というか遺伝子があったんだなと。
それで子どもを持つ意味が分かったし、「こういう感情が湧くなら子どもがいてもいいかも」「自分の子どもは可愛いだろうな」と思うようになった。 

アル:つかメイプルすげーな!少子化対策にも貢献しそう。

K:うちのメイプルは可愛い…(しみじみ)。

アル:そんなに褒めたらステマと思われそう!(笑)
そうか、私も購入してみよかいな。

アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食
アルテイシア 魁!セックス塾 童貞 イケメン 草食

 というわけで、メイプル(茶色)を購入しました。可愛いし冬場は暖かいです。

次回へ続く!

アルテイシアさんが恋愛と結婚の極意を語る『恋愛デスマッチ』を当連載と隔週で更新しています。あわせてお楽しみください!

Text/アルテイシア

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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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