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  • 2014.10.15

双子対談「昔から恋愛やセックスに魅力を感じなかった」元モデル・アルテイシア弟の性事情(2)


「普通の男子の本音を知りたい」
そんな女子の声に応えてスタートしたこの連載。

 3人目のゲストは、私の双子の片方である実弟K(38歳、出版関係)。

 幼少期から「双子なのに見た目も性格も全然違う」と言われてきた私たち。
弟は岡田将生似のイケメン(身長180cm)で、若い頃はモデルをしていました。
性格は穏やかで物静か、草食を通り越して植物のような存在感。
そんな彼とディープに語りました♪

 前回の<双子でも真逆!性欲旺盛な姉とセックスしたくない弟(1)>もどうぞ。

【第2回】恋愛やセックスにかまけていたら、空っぽな人間になる?

アルテイシア アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座
Sara Cimino


アル:「セックスもオナニーもしたくない」と話していたけど、それって昔からなの?

K:いや、中2でオナニーを覚えた頃は毎日のようにしてたと思う。

アル:その頃は人並みの性欲があったのか。

K:うん。でも大学に入ってバイトと勉強が忙しくて、オナニーが週1~2回に減って。
社会人になってからは仕事が忙しかったから、どんどん減っていって…現在の月1回ペースに至った。

アル:なるほど。「セックスするのがイヤなのは疲れるから」と話してたけど、朝勃ちはするのかね?

K:それは一応する。

アル:じゃあ性機能的に問題はないのか。でも、セックスはしたくないと。

K:彼女がいた時は週1でセックスしてたけど「しないと彼女の機嫌が悪くなるから」って理由だった。それでも週1が限界だったけど。

アル:セックスの時は勃起したのか?

K:始まれば何とかなるんだけど、するまでが辛くて…「またあの大変な行為をしなきゃいけないのか」と。

アル:何が一番大変なの?挿入で腰を振る動作?

K:体力的にはあの動作が一番キツい。

アル:じゃあ騎乗位だったらマシってこと?

K:まあ、その方がまだマシかな。

アル:でもキミ、体力がないわけじゃないでしょ?
ジョギングしたり、格闘技のジムに通ったりもしてるし。

K:うん、体力はそれなりにあると思う。

アル:で、忙しくてもジョギングはするしジムには通うわけじゃない?
てことはつまり、セックスが好きじゃないのでは?

K:うーん…結局そうなんだろうな。
「彼女以外とはしたいんだろ?」とか周りに言われたけど、彼女ともしたくないのに他の人となんて全然したくなかったし。

アル:相手の問題じゃなく自分の問題なんでしょ?

K:うん、昔から恋愛やセックスに魅力を感じなかった。「なんでみんなこんなことするんだろう?」って。
僕としては好きな本を読んだり格闘技のジムに通う方が、快感のレベルが高かったから。

アル:前回も話したように<モテる者とモテざる者>の違いもあるんじゃないか?
昔モテなかった男ほど、恋愛やセックスに執着したりするし。

K:本音を言うと、女の子とデートしたりセックスする時間を「もったいない」と感じてしまう。

アル:それは恋愛やセックスに魅力を感じてないからでしょ。
だって本を読む時間はもったいなくないんだろ?

K:うん。生意気なこと言うけど…若い時に恋愛やセックスにかまけていたら、空っぽな人間になると思う。
ただでさえ仕事で時間を割くのに、それ以外を恋愛やセックスに使っていたら、何も成長できないんじゃって。

アル:いや、それは趣味の違いじゃないか。
私は恋愛やセックスに時間を費やしたけど、それで空っぽになったとは思わないし。
要するに、キミはオタク気質なんじゃないか?自分の好きなこと以外は興味ないし、したくないっていう。

K:うーん、そうかもしれない…。

アル:まあ他人だからよくわかんないけどさ。
でもファッション好きが高じて服を自作したり、映画好きが高じてNYに留学したりしたでしょ?
表面的にはイケメンでリア充に見えるけど、中身はオタクなんじゃないか。

K:そうなのかも。昔から「なんでもっと女いかないんだ?もったいない」とか言われたけど「そっちの方がもったいない」と思っていたから。

アル:エヴァンゲリオンの庵野監督は大学時代、1年間お風呂に入らなかったらしいよ。

K:えっ、1年も?! 

アル:1ヶ月を過ぎると痒くなくなるらしい(笑)。
庵野監督は「風呂に入る時間がもったいない、俺は他にしたいことがある」と思ってたんだって。
あと「あだち充の漫画が好きじゃなかった」と対談で話していたと思う。「恋愛優先で業務を疎かにするのが気に入らない」って。

K:業務(笑)。

アル:比べるのはおこがましいけど、キミもオタク気質なんだと思うよ。
ちなみにうちの夫も「恋愛なんて時間の無駄、そんなヒマがあったら技のことを考えたい」と思っていたらしい。
あと「寝技する時に邪魔だからチンポなんてとってしまいたい」と言ってた。

K:チンポとるって、すごいな。

アル:キミだって全然使ってないんだから、もはや形骸だろうよ。
チンポないとオシッコ出す時に不便だけどね。

K:ホースとしての役割はあるよね。

モデル業界の裏事情


アル:「英雄色を好む」って言葉があるでしょ?
色事に精力的な人は仕事もできるとか言われるけど、私は全然そう思わなくて。広告業界で働いてた時も、不倫に夢中で仕事しない上司とかいっぱいいたし。

 今はゲームの仕事もしてるけど、ゲーム業界って草食系オタクの園なんだよ。
彼らは「女遊びするヒマがあったらゲームのことを考えたい」って人たちで、すごく仕事もできるし頭もいい。
それに比べたら、広告業界ってバカが多いなと思う(笑)。

K:そう、僕が言いたかったのもそれ。
モデル業界も女遊びに夢中な奴が多くて…。
元モデル仲間が30代になった時「モテるけどいつも最後は振られる」と嘆いていて。「付き合ったら中身が空っぽだったから」って理由で振られるらしい。

アル:驕るイケメンは久しからずだのう。

K:僕が本を読んでいたら「何それ、ナンパの小道具?」とか聞いてくるし。

アル:本物のバカなんだなあ…でもみんながそうじゃないでしょ?

K:うーん…男性モデルはもともと数が少ないし、その中でもモデルだけで食べていける人は5%もいないと思う。
ほとんどのモデルはお小遣い程度しか稼げなくて、バイトしながら続けてる状態。
それでも続けるのは「モデルやってるとチヤホヤされてモテるから」って理由の人が多い。

アル:マジでか、そんな理由かいな。

K:僕が事務所にいた頃、モデル仲間からしょっちゅう遊びに誘われたんだよね。
というのも、彼らは徒党を組みたがるから。

 たとえば男性モデル10人でクラブに行くと、タダで入れてVIP席に通してくれる。それ目当てに女の子たちが寄ってくるから。

アル:客寄せパンダ的な役割か。それって嬉しいのかね?

K:僕は女の子に興味ないから嬉しくなかった。それでますますゲイ疑惑が深まったんだけど…。
でも多くのモデルは「顔がいい=アイデンティティ」だから、顔目当てで女の子が寄ってくると嬉しいんだと思う。

アル:それで承認欲求が満たされても、付き合ったらアホがバレて振られるんでしょ? 「俺には顔しかないのか…」と悩まないのか。

K:悩む人はそこまでアホじゃないと思う。
むしろ複数の女性に貢がせて「俺ってすごいだろ!」と誇ってる奴も多かったよ。

 あと「今月、何人とやった」と話してきたり…「なぜ申告してくるんだろう?はてな?」と不思議だったけど「そうか、自慢したいんだ!」と気づいた。

「競争に勝ちたいと思ったことがない」


アル:男社会の競争に勝ちたい男は多いからね。「大勢の女を落とせる=俺って勝ち組」と自己満足したいんでしょ。

K:でもそれって嘘ついてるだけだろ?と思う。
ヤリチンは女性を落とすために、彼女いないフリをしたり真剣に好きなフリをするでしょ?
自分の性欲のために、どうして平気で人を騙せるのか理解できない。

アル:単なる性欲じゃないんだよ。ヤリチンは「落とす瞬間が一番燃える、セックスはオマケ」と語る奴が多くて「女を落とせる俺は勝ち組」って競争意識や征服欲なんだと思う。

K:僕はそれが全然理解できなくて。
昔から競争に勝ちたいと思ったことがないし、競争自体に興味がない。
仕事は好きだけど、それも他人に勝ちたいとかじゃなく、仕事そのものが面白いから。

…子どもの頃からこんな性格なんだけど、これもテストステロンと関係あるのかな?

アル:まあ、テストステロンは性欲と闘争本能を司るホルモンだからね。
私も他人に勝ちたいとか思わないから、そこは似てるんだよな。
ただ私の場合、やたら血の気が多い。「あいつ殴ったる!」とかしょっちゅう思うし。

K:僕は「殴ったる!」とか人生で一度も思ったことない。

アル:マジで?「血祭りにしてやる!」とか思わないの?

K:思わない。
アルは子どもの頃からヤクザ映画が大好きだったでしょ?僕は怖くて本当にイヤだった。 「なんで姉はいつもゾンビとヤクザを見てるんだろう」って。

アル:そうやったんか。私は『仁義なき戦い』シリーズとか見てると、脳内でドンドコドコドコ…って太鼓の音がするんだよ。あれはテストステロンが分泌する音なのかもしれんな。

アルテイシア アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座
『仁義なき戦い』/監督:深作欣二/主演:菅原文太, 田中邦衛 /TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)


K:僕がトリュフォーの映画とか見てたら「ほんまにオモロいと思って見てるんか?」とか聞いてきてたし。

アルテイシア アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座
『フランソワ・トリュフォー DVDコレクション』/監督:フランソワ・トリュフォー/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


アル:「カッコつけたいだけちゃうんか?」と思ってた。
私は洋画なら『ロッキー』や『ターミネーター』が大好きだったから。

K:「男女が逆ならよかったのに」って周りの大人によく言われたよね。

アル:それは趣味の問題じゃなく、キミが美形で私がブスだったからだ。

 でも「弟とケンカしたことがない」と言うたびに、周りにびっくりされたよ。
それはキミが非戦非暴力で、ケンカにならなかったからだな。
で、もし2人とも血の気が多かったら、血みどろの争いになっていたかもしれない…と考えると、神様はうまくバランスをとったのかもしれんな。

 次回へ続く!

アルテイシアさんが恋愛と結婚の極意を語る『恋愛デスマッチ』を当連載と隔週で更新しています。あわせてお楽しみください!

Text/アルテイシア

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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