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  • 2014.03.27

江戸時代の女性は常に膣トレ!?膣がゆるい女性が増える理由

第1回 腟がゆるい女性が増えている!?

関口由紀 膣トレ
Timothy Marsee


 膣のゆるさと、尿もれ。
実はこの二つには関係があることご存知でしたか?

尿もれに詳しい=膣の専門家でもある、女性泌尿器科専門医の関口由紀先生よれば、実は最近「膣がゆるいのではないか?と悩む女性が増えている」のだとか…! その理由について伺ってみました。

 腟や尿道のゆるみに関わるのが『骨盤底筋』とよばれる筋肉です。
この『骨盤底筋』とは、骨盤の下にハンモッグのように張り巡らされた筋肉群のこと。
骨盤内にある内臓を支えるだけでなく、尿や経血、排便などを排出させる大切な役割があります。

 骨盤が大きい女性は実は骨盤底筋がゆるみやすく、さらに加齢や運動不足、出産などで、そのゆるみは加速してしまいます。
妊娠・経腟出産の女性の骨盤底筋がゆるみやすくなるのは当然ですが、20~30代の出産を経験していない女性の中にも、骨盤底筋がゆるんでいる人が増えています。

骨盤底筋がゆるんでしまう理由は、運動不足と食べないダイエット


 20~30代の女性がなぜゆるむかは、現代人のライフスタイルが大きく関わっているよう。

 骨盤底筋がゆるむ原因としては、単純に運動不足があります。
昔ながらの日本の暮らしは、畳に座る生活で、トイレも和式。
しゃがんだり、立ったりする動作が多く、日々の暮らしの中で自然に下半身が鍛えられるスクワット的な動きが多かったんですね。

 しかし現代では、意外にその動作がないんです。
イスに座り、移動も徒歩ではなく乗り物ですね。どうしても足腰を鍛える機会は減りますし、意識しない限り骨盤底筋は衰えがちです。

 また、食べないダイエットにも要注意。
ダイエットで体をつくるたんぱく質が不足すると筋肉が細くなり、それに伴い骨盤底筋肉が衰えてしまうこともあります。

膣トレでセックスの感度がアップしたり、尿漏れも予防できる


 現代とは習慣の違う昔の人は、驚くべき腟パワーがあったといいます。

 昔の人は、着物の下に下着をつけていなかったんですよね。
そんな女性たちが月経時はどうしていたかというと、多くはT字帯というTバックのようなものの上に古布などを当てて経血を処理していました。
さらに中には、腟の入口に丸めた綿や和紙を詰めて普段はキュッと引き締め、トイレに行ったときにその栓と溜まった経血を一気に出す…という経血コントロールをしていた女性もいたといいます。
つまりスクワット的な動きが多い日々の生活だけでなく、毎月の月経で腟トレをしていた女性も多かったわけですね。

 もちろん、経血コントロールはなかなか難しいので、無理にやる必要はありませんが、そのようにキュッと腟を締められるようになれば、セックスの感度も上がりますし、また出産前から鍛えておけば、出産後、尿もれに悩むことも少なくなります。

 もしかして、自分はゆるいのかも?と悩んでいる皆さん。
きちんとトレーニングをすれば、誰でも骨盤底筋を鍛えることはできるのです。
まずは、自分の腟が本当にゆるんでいるかをチェックしてみましょう。
その方法は次回でお伝えします。

監修/関口由紀先生
Text/平川恵

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ライタープロフィール

関口由紀
医療法人LEADING GIRLS 女性医療クリニックLUNAグループ理事長

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