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  • 2014.02.21

男性恐怖症の喪女が官能女子になった秘密/官能女子養成講(3)

 『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』発売を記念して、著者のアルテイシアさんにインタビューしました。(1)(2)もあわせてご覧ください。


「荒療治」と「サイヤ人方式」でコンプレックスを克服!

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by Kris Krug

AM編集部(以下、AM): 新刊に『10代の頃はコンプレックスの塊の喪女だった』と書かれていて、衝撃を受けました。今の姿からは想像つかないなって。

アルテイシア(以下、アル): 私は生まれた瞬間から18歳くらいまでずっとデブだったんです(笑)。しかも、弟は昔モデルをしてたほどの美少年で。だからず~っと美醜を比べられて育ったんですよ。

AM: それはキツそうですね…。

アル: まあ弟だっただけマシだけど。これが妹だったら、楳図かずお的な惨劇が起こっていたかも(笑)。
それで中高一貫の女子校に進んで、6年間ほとんど男子と口をきいたこともなかった。通りすがりの男子集団に「見ろよ、あのデブ」と笑われたりもして。
当時はコンビニの男性店員にもビクつく有様で、男性恐怖症気味でした。

AM: 変わったキッカケは何だったんですか?

アル: 一番目の転機は、共学の大学に進んだこと。男が8割の学部で生き地獄だったけど、相撲部屋の新弟子のようにぶつかり稽古して、男子と話せるようになった。荒療治だったけど、その機会があるかどうかは大きいと思います。ずっと女だけの環境にいると、変わるキッカケがないから。
同級生には、三十過ぎても恋愛経験ゼロで異性が苦手って子もいるし。

AM: 若いうちに荒療治した方がいいのかもしれませんね。

アル: うん。あと傷つけられた経験があると「男なんてろくでもない、ノミと同類よォ!」って思うけど、リアルに接すると「男も女も同じ、いい奴もいれば悪い奴もいる」と実感できるから。

ただ、女子校出身者に多いけど「男受け」がすごく苦手で。
女子校には「男を立てる・男に媚びる」的な文化がないから。生徒会長も女で副会長も女、騎馬戦の騎手も女で馬も女…って環境だから。でも、私にはそれがすごくよかったんです。

「男受けの呪縛」から解放されるには

アル: うちの母校って、処女率97%ぐらいだったんですけど。

AM: それは高いですね!

アル: 進学校だったしね。そんな世界だから、モテカーストが存在しなかった。
共学だと「美人でモテる子」が上だけど、女子校は「面白い子」が人気で…あとバスケが上手い子とか。恋愛やモテに振り回されない楽園でした。

ただ、楽園を出た時に衝撃を受けるんですよ。飲み会で女子がお酌しているの見て「意味わからん!」みたいな。
女子校出身者は飲み会でも笑いをとりにいくから。同級生は「脇でオナラの音を出しまーす!」って一発芸をしていました。

AM: 出るんですか?(笑)

アル: 出てました、そっくりな音が。
私もカラオケで『土俵の英雄』(リキシマンのテーマ)とか歌って、男にドン引きされたり。でも夫と意気投合したのは、カラオケで『シャアが来る!』をデュエットしたのがキッカケなので…まあ、男受けを捨ててよかったかなと。

AM: でもやっぱり「得するのは男に媚びれる女子では?」と思う時もあるんです(笑)。

アル: だけど、それで釣れるのはつまらない雑魚ですよ。男受けを狙えばチヤホヤはされるけど、チヤホヤ以上のものは得られない。
恋愛は選挙じゃないから、多数の票を獲得しても意味なくて、自分にピッタリの1票さえ手に入ればいい。その1票を手に入れるカギが「主体性」なんですよ。「自分で選んでゲットする」っていう。

「男に選ばれる」ってスタンスだと、男受けの呪縛に苦しみ続けなきゃいけないから。
私も昔は「男受けしないコンプレックス」に苦しんでいて、それが第二次こじらせ期でした。商社の合コンとか行くと、モテないしつまんないし…あとケンカが勃発したりして。

AM: ケンカですか?(笑)

アル: 男どもに「店員さんに偉そうな態度をとるな!」「女を貶めるような発言するな!」とか言っちゃうんですよね、我慢できない性格なんで。
それで「コンパに来るエリートとは合わない」と分かって、場所を変えたんです。地元のバーや飲み屋に通って、いろんな男と出会う中で、奥手なインテリやオタク男子には受けると分かった。

「王道モテはしないけど、私にも票田はある」と思えたことが自信につながって、第二次こじらせ期を脱出できたんです。


中身じゃなくパッケージを変えることはできる

AM: その時もぶつかり稽古したわけですね。確かに傷つくのを怖がって動かないと、ずっと変われないままですよね。

アル: 私は「サイヤ人方式」を採用してきました。戦って強くなるっていう。
打たれるのを怖がると、どんどん打たれ弱くなるから。結局それが一番しんどいと思う。ただ動かないと状況は変わらないけど、苦痛なことはしなくていいと思う。
たとえば私はお酒を飲みに行くのが好きだから、飲み屋通いも楽しく続けられた。そうやって持続するのがコツだから。

「素敵な出会いがあるかも」と期待しすぎないのもコツ。10回中、9回はないからね(笑)。「楽しみつつ、素敵な出会いがあればラッキー」くらいに思っていた方がいいです。 だから趣味のサークルやイベントとか、自分が楽しめそうな場所に通うのがオススメ。

AM: 苦痛じゃなくて、自分にできそうなことから始めましょうと。

アル: そう。たとえば私は男に媚びるのは苦痛だけど、女らしい服を着るのは平気。
むしろ「やったるで!」と気合いが入る。

AM: 服装や髪型を変えただけで、男の反応は一気に変わりますよね。

アル: 中身を変えるのは難しいけど、パッケージならすぐに変えられるし。それに女は得な部分もありますよ。胸元や太ももをチラ見せして、ドキッと意識させられるし。
男がチンポをチラ見せしても意識されないし、ヘタしたら捕まるから。

AM: それは捕まりますね(笑)。

アル: あと男には「セクハラとかストーカーと思われるんじゃ?」って不安もある。
でも女が口説いても警戒されないから。女から手を握られたりデートに誘われたりしたら、男は基本喜びますよ。
<男は告白されたら8割OKするけど、女は2割しかOKしない>って説もある。もちろん人によるけど、基本は女からいく方が成功率は高い。

“自分らしさ”にこだわらない生き方

AM: 恋愛も主体的になった方がいいですよね。でも、分かっているけどできない女子も多いと思います。コンプレックスを抱えていると特に。

アル: コンプレックスをほどくには、なるべくキャラを意識しない・自分を縛らないのがオススメ。
たとえば「女らしい服なんてキャラじゃない」って人もいるけど、私はキャラとか関係なくコスプレ感覚で着ているんです。試しに着てみれば「お、意外といいかも」と思ったり、周りの反応が違って楽しかったりするし。自分を縛ってストッパーをかけるのは損ですよ。

あと“自分らしさ”にこだわらない方がいいと思う。「こういうのは私らしくない」「本当の自分じゃない」とか。
“タマネギの皮を剥いたら本当の自分が現れる”と考える人もいるけど、タマネギ全体が自分なんですよ。
強さも弱さも男らしさも女らしさも優しさもズルさもあって、その全部が自分。そんな風に丸ごと受け入れれば、自己肯定できるんじゃないかな。

AM: 新刊には『いいセックスをすることで、自己肯定できることもある。こじらせをほどいて、女としての自信がつくこともある』と書かれてますね。

アル: うん。セックスを通して「自分にはこんな面もあるんだ!」と発見することもあるし。新しい自分に出会うことを楽しんでほしいです。「オラ、ワクワクしてきたぞ!」を口グセにして(笑)。

AM: 悟空の決めゼリフですね(笑)。それで、サイヤ人方式で自信をつけていくと。

アル: 私も昔はコンビニ店員にもビクついていたし。悟空だって最初はヤムチャと戦ってたし。
人は強くなれますから。弱い自分を否定するんじゃなく、強い自分を育てていってほしいです。

AM: 否定すると、ますます自信をなくしますし。

アル: 否定グセのついてる女子が多くて、ほんと悔しくてならない。「みんなそれぞれ魅力的なのに…!」って。
私は女の子が好きなんですよ。男は自分の好きな男以外興味ないけど、女の子はだいたい好き。全然タイプが違っても、話せば分かりあえると思っている。
女の子は柔らかいし綺麗だし賢いし一生懸命だし、本当にすばらしい。

連載でも<香水瓶の理論>の話をしたけど、全ての女の子にはその人本来の“オリジナルのいい香り”がある。それは香水瓶のフタを開けないと出てこないから、自分の魅力を信じて、解き放ってほしいです。
じゃないと人類の損失ですよ!もったいない!!

 そんな女子愛あふれる(笑)アルテイシアさんのインタビュー、最終回に続きます!

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』/著:アルテイシア/出版社: KADOKAWA/メディアファクトリー

 新刊『恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座』が発売中!
オーガズム力の高め方・男をトリコにする秘訣・セックスレス解消法…etc、女子が幸せになれるコツが満載♪

Text/アルテイシア


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