• sex
  • 2014.04.04

湿り気と恥じらいが和セックスの醍醐味/J=ニッポン独特のエロス


 前回の「I=insert(深く繋がる挿入時間)」も合わせてどうぞ。

 あなたのセックスをもっと楽しくする「ラブライフのAtoZ 2nd stage」。
今回のテーマは「J=Japanese style(ニッポン独特のエロス)」です。

世界中から注目される日本人の奇妙な性生活

OLIVIA ラブライフ A to Z
HARRY NGUYEN


 日本は、世界的に行われた性生活調査において年間のセックス回数が世界最下位。
セックスレス大国のレッテルを貼られ、「世界一セックスをしない日本人」と注目されています。

 その一方で、日本人のAV女優はアジア圏で特に人気が高く、TENGAをはじめとする日本製のオナホールは海外でも販売され、「日本は、ひとりエッチのコンテンツは充実していて性欲があるのに、なぜカップルではセックスはしないのか?」と奇妙がられているそう。
そのため、知り合いのセックスカウンセラーの元には、海外のメディアから日本人の“奇妙な性態”についての取材依頼がきています。

 日本で活動するラブライフアドバイザーとしてなんとも残念なことなのですが、ショッキングなトピックだけにフォーカスして、ガッカリしている場合じゃありません。
今回は、日本人のセックスの魅力を見つめ直すために「和のエロス」について考えてみたいと思います。

日本人のエロ心をくすぐるのは「湿り気」と「暗さ」


 近代において、グローバル化が進み、様々な価値観が混在していますが、食文化がその土地で収穫される食物によって作られてきたように、エロ文化も日本の風土に密着しています。

 日本は、四季があり、湿度が高く、日本人の基本姿勢は、「礼儀」「恥じらい」を重んじています。
そのため、日本人の「血が騒ぐ」ようなエロスは、その風土にも見られる「湿り気」と「後ろめたさ」が宿っていると思います。

 カラッと明るくオープンに日の光の下で元気いっぱいにまぐわうよりも、ひなびた温泉宿で秘密の逢瀬を重ね、浴衣がはだけ透き通るような白い肌が露わになるシチュエーションに膣の奥底からじんわりとうずくような興奮を感じるのは私だけじゃないはず。
欧米式のオープンなエロアピールが彼に効かなかったり、自分的にもムラッとこないなら、古き良き和のエロスに立ち返ってみましょう。

むっつり気質で、まるで職人のような手先の器用さを生かしたセックス


 恥文化が根底にある日本人は「むっつりすけべ」
そして、セックスにおいて勤勉です。

 セックス・コミュニケーション講座を開講していて思うのですが、受講生の皆さんは、お勉強感覚でセックスを学んでいるんです。その姿は、本当に真面目で真剣。
それに、日本で売れているセックスのハウツー本って、写真やイラスト入りで、理論からテクニックまで細かく解説されているものが多い。

 生粋のエロ真面目さを生かして、愛撫や体位のバリエーションを増やし、ふたりだけのセックスを追求しましょう。

 ただ「頭でっかちの知ったかぶり」に陥らないように。
肌感覚のリアルなセックスに生かしてこそ、むっつり努力が報われるのです。

メイドインジャパンのエロ文化を楽しむ

 日本独特のエロ文化は、ユニークで女性やカップルでも楽しめるものもあります。
せっかく日本人に生まれたならメイドインジャパンのエロを大いに楽しみましょう。

 例えば、ラブホテル。
セックスをするためにつくられた日本独自の大人のアミューズメント空間であることは以前にコラムにも書きましたね。
「メイド喫茶」や「猫カフェ」に通ずるバイブを片手にお酒を楽しむ「バイブバー」
バーレスクとは違う魅力がある「ストリップ劇場」など、日本人のエロセンスや遊び心を垣間見ることができます。

 私は、これからもむっつりすけべな日本人の特性を生かすセックスを研究して、日本のラブライフを活気づけていきたいと思います。

 次回のテーマも「和のエロス」繋がりで「K=着物セックス(色気を上げる飛び道具)」をご紹介します。
毎週金曜日です。

Text/OLIVIA

■OLIVIAさんの新刊予約受付中!

Tomy

『最高に気持ちがいい! 感じるセックス、飽きないセックス』
OLIVIA・著
実業之日本社

男女の性メカニズムの違いを紐解きながら、日本人の抱えるセックスのお悩みと勘違いを真面目かつ中立的な立場で分析し、セックスカウンセリングの現場目線の生きた“テクニック”を紹介しています!

AMをiPhoneアプリで読みませんか?

お気に入りのライターや連載を登録すると、プッシュ通知でお知らせすることや、お気に入り記事を保存できるので、AM読者は必携です!
ダウンロードはこちらから。


Twitter、FacebookでAMのこぼれ話をチェック!

関連キーワード

ライタープロフィール

OLIVIA(オリビア)
1980年生まれ。ラブライフアドバイザー。

今月の特集

AMのこぼれ話

アンケート

読者アンケート

AMではより楽しく役に立つサイトを目指すため、読者アンケートを実施しております。 本アンケートにご協力お願いします。

アンケートはこちら