股は緩めても財布の紐は緩めない!安上がりセックス男の対処法

 第18訓「脱・嫌悪感!スタンダードプレイでは味わえない大人のおもちゃの快感」もお楽しみください。

 先週は、人生初めての「大人のおもちゃ」が誕生日プレゼントとして贈られたものだったエピソードを書かせて頂きました。初期費用ゼロ円だったのですから、ありがたい話です。
今週は、自ら「大人のおもちゃ」売り場に赴いたエピソードをご紹介しますね。よろしくお付き合いくださいませ。

【第19訓】「わたしが出すよ」はNG!セックスにお金をかけない男

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 皆様は、「大人のおもちゃ」売り場に赴いた経験はございますか?
筆者の「大人のおもちゃ」売り場デビューは28歳の時でした。
自分のための買い物ではありません。女友達がワーキングホリデーに旅立つこととなったので、餞別に「大人のおもちゃ」を贈ろうと思いついたのです。いま思えばだいぶ奇天烈な発想ですよね。

 今でこそ、女性がおひとりさまで「大人のおもちゃ」を購入するのは珍しくない時代ですが、当時はまだ閉鎖的な時代。ドンキ○ーテの「大人のおもちゃ」売り場に、女性客が一人でいるのはよほど珍しかったのでしょう。ほかの男性客から奇異な目で見られたり、「オンナがいるぜ」というヒソヒソ声も聞こえたりしました。「良いバイブは見つかりましたか?」と声をかけてきた二人組もいましたっけ。
おあいにくさま、筆者が購入したのはバイブではなく『加藤鷹の手』という電マアタッチメントでしたが。

菊池美佳子 Myルール とある夜の教訓 セックス 大人のおもちゃ 加藤鷹の手 おひとりさま バイブ アオカン スタイリスト 「加藤鷹の手」

 友達への贈り物という大義名分があるにせよ、初めての「大人のおもちゃ」購入はかなり緊張しました。それでも、コンタクトレンズやセックスと同様に、1回ヤッちゃえば慣れるものです。
ドンキ○ーテで『加藤鷹の手』を購入して以来、筆者は「大人のおもちゃ」売り場へ足を踏み入れることが、ちゃんちゃら平気になりました。
と言っても、ウィンドウショッピングがメインで、身銭を切って購入するまでにはなかなか至りませんでしたが。

 そして4年の月日が流れ、筆者は32歳になっておりました。
とある週末の夜、ドンキ○ーテのような大型量販店ではなく、「大人のおもちゃ」専門店に立ち寄り、特に何を買うでもなく店を出てきたところ、ナンパをして頂きました。