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  • 2014.05.12

股は緩めても財布の紐は緩めない!安上がりセックス男の対処法

 第18訓「脱・嫌悪感!スタンダードプレイでは味わえない大人のおもちゃの快感」もお楽しみください。

 先週は、人生初めての「大人のおもちゃ」が誕生日プレゼントとして贈られたものだったエピソードを書かせて頂きました。初期費用ゼロ円だったのですから、ありがたい話です。
今週は、自ら「大人のおもちゃ」売り場に赴いたエピソードをご紹介しますね。よろしくお付き合いくださいませ。


【第19訓】「わたしが出すよ」はNG!セックスにお金をかけない男

菊池美佳子 Myルール とある夜の教訓 セックス 大人のおもちゃ 加藤鷹の手 おひとりさま バイブ アオカン スタイリスト
by Jay Aremac

 皆様は、「大人のおもちゃ」売り場に赴いた経験はございますか?
筆者の「大人のおもちゃ」売り場デビューは28歳の時でした。
自分のための買い物ではありません。女友達がワーキングホリデーに旅立つこととなったので、餞別に「大人のおもちゃ」を贈ろうと思いついたのです。いま思えばだいぶ奇天烈な発想ですよね。

 今でこそ、女性がおひとりさまで「大人のおもちゃ」を購入するのは珍しくない時代ですが、当時はまだ閉鎖的な時代。ドンキ○ーテの「大人のおもちゃ」売り場に、女性客が一人でいるのはよほど珍しかったのでしょう。ほかの男性客から奇異な目で見られたり、「オンナがいるぜ」というヒソヒソ声も聞こえたりしました。「良いバイブは見つかりましたか?」と声をかけてきた二人組もいましたっけ。
おあいにくさま、筆者が購入したのはバイブではなく『加藤鷹の手』という電マアタッチメントでしたが。

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「加藤鷹の手」

 友達への贈り物という大義名分があるにせよ、初めての「大人のおもちゃ」購入はかなり緊張しました。それでも、コンタクトレンズやセックスと同様に、1回ヤッちゃえば慣れるものです。
ドンキ○ーテで『加藤鷹の手』を購入して以来、筆者は「大人のおもちゃ」売り場へ足を踏み入れることが、ちゃんちゃら平気になりました。
と言っても、ウィンドウショッピングがメインで、身銭を切って購入するまでにはなかなか至りませんでしたが。

 そして4年の月日が流れ、筆者は32歳になっておりました。
とある週末の夜、ドンキ○ーテのような大型量販店ではなく、「大人のおもちゃ」専門店に立ち寄り、特に何を買うでもなく店を出てきたところ、ナンパをして頂きました。

一匹狼スタンスは男性への「気遣い」

 このとき声をかけてきたのは、自称27歳のスタイリストです。
彼はなかなか賢いナンパマンですね。ブランドショップや貴金属店から出てくるオンナに声をかけるより、「大人のおもちゃ」専門店から出てくるオンナのほうが引っかかりやすいと想定していたのでしょう。
裏を返せば、ナンパされたいなら「大人のおもちゃ」専門店へレッツゴーということになります。もちろんおひとりさまで。女友達を伴って複数名でキャーキャー言いながらでは、男性側は恐ろしくて声がかけられません。
一匹狼スタンスでいることは、お声をかけて頂く私たち女性側がすべき「気遣い」なのです。

 スタイリスト男は、トークもスマートでした。
「何を買っていたのかな、ぐへへ」なんて質問をされたら、さすがにドン引きしますが、筆者が「大人のおもちゃ」専門店から出てきたことに関しては一切触れず、「ヒマ?」とナチュラルな会話に徹したのです。素晴らしい!
2時間後にスタジオとやらに戻らなければならないとのことで、さっそくセックスすることにしました。

 スタイリスト男の残念な顔が見えてきたのはここからです。
すぐ近くにラブホ街があるというのに、「路地裏でしよう!」と言い出してきました。山奥ならまだしも、東京のド真ん中でアオカンなんて、ご勘弁頂きたいものです。いや、山奥でもご遠慮願いたい。
これはあくまでも筆者の個人的意見なのですが、密室じゃないと快感に集中できないんですよね。よって筆者は、アオカンプレイに一切興味が持てないのです。

「アオカン断固拒否」の姿勢を貫くと、スタイリスト男は「じゃあレンタルルームに行こう」と方向転換しました。
なんでラブホじゃダメなんだよ!
今でこそ、小綺麗なレンタルルームも存在するでしょうが、5年前はレンタルルームって決して良いイメージの場所ではありませんでした。
こやつ、筆者とのセックスに相当カネをかけたくないんだな……。

 ここで帰っても良かったのでしょうが、「レンタルルームでのセックスって、何かのネタになるかもしれない」とポジティブシンキングに切り替え、とりあえずついていくことにしました。
セックスシーンに限らずですが、不本意な目に遭わされた時は、「ネタになるかもしれない」と、芸人脳に切り替えることをオススメします。後日、飲み会の酒の肴くらいにはなるはずです。筆者も、この場をお借りしてネタとして披露することが叶いました。

4,000円以下のホテルを探す男

 と言いたいところですが……レンタルルームが満室だったんですよね。ほれ、言わんこっちゃない。始めからラブホにしておけば良かったのです。
もと来た道を引き返すスタイリスト男と筆者。幸い、まだ早い時間帯だったので、空室のラブホはいくつもありました。

 しかし! 「4000円以下のホテルを探そう」と、さらに筆者を連れ回すスタイリスト男。
金曜の夜なんだから無茶言うなよ……。

 結局、4000円以下の部屋は見つからず、渋々4980円のホテルで妥協するスタイリスト男。この時点で1時間近く経っていました。彼が、スタジオとやらに戻る時間まで1時間ほど。シャワーも浴びず即セックスするハメになったのは言うまでもありません。

 改めて振り返ってみると、クソみたいなエピソードですね。唯一褒められるのは、「じゃあ私が出すよ」と言わなかったことでしょうか。
股は緩めても財布の紐は緩めない自分を讃えたいものです。

Text/菊池美佳子


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ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など

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