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  • 2014.06.16

いつもは開かない股を開いてしまった時…一つでいいからメリットを探せ!

 第23訓<セックス後に「女友達紹介して」!?愉快な非常識男>もお楽しみください。

 皆様は「同業種交流会」って行ったことありますか? 同じ職業の者同士が集まって、情報交換をしたり人脈を作ったりする場です。
例えば筆者の場合、物書き業界に身を置いておりますゆえ、筆者が参加する同業種交流会の出席者は、ライターや記者、編集者ばかりということになります。
お仕事に繋がるかもしれない貴重な場ゆえ、本来はエロモードを封印して臨むべき神聖な場なのですが、今回はうっかり同業種交流会からセックスに至ったエピソードをご紹介させて頂きますね。よろしくお付き合いくださいませ。


【第24訓】不服なセックスシチュエーションにはメリットを!

菊池美佳子 Myルール とある夜の教訓 セックス 紹介 ピロートーク
by Anais Gómez-C

 かれこれ4~5年前のことです。お世話になっている編集者さんから、「同業種交流会が催されるので是非来たまえ」とお誘いを受けました。
当時の筆者はライターになったばかりで、喉から手が出るほど人脈が欲しい時期! 「必ず伺います!」と二つ返事でOKし、鼻息を荒くして出席いたしました。

 これは、仕事に限ったことではなく、恋愛にも全く同じことが言えると思うのですが、せっかくあげられたトスは、迷わずアタックすべきです。

「同業種交流会に誘われたけど、知り合いもいないし行きづらいなぁ。誘ってくれた編集者さんには、私のほかにも知り合いがいるだろうから、私ばかりに構ってくれないだろうし」という姿勢では永遠に人脈を開拓できないのと同じで、「バーベキューパーティーに誘われたけど、知り合いもいないし行きづらいなぁ。誘ってくれたコには、私のほかにも知り合いがいるだろうから、私ばかりに構ってくれないだろうし」という姿勢では永遠に恋愛もセックスもできません。
行けばなんとかなるさ! くらいの気持ちで臨みましょう。壁の花になったらその時はその時です。

 会場に足を運んでみると、日頃から親しくしている知人女性二名と顔を合わせることができました。彼女たちは、ライターになりたての筆者よりもうんと顔が広く、彼女たちの知り合いをじゃんじゃん紹介してくれたのですが、その中の一人と数日後セックスをすることになったのです。

 仮に“ミスター四十路”としましょう。ミスター四十路と知人女性二名と筆者の計四名でしばし談笑していたのですが、突然知人女性がすっとんきょうな声をあげました。

「あっ! ミスター四十路さん、爪が短い!」

 ミスター四十路の指先に目をやると、確かに爪が短く切り揃えられています。
もう一名の知人女性も、同じくすっとんきょうな声をあげました。

「ホントだ、爪が短い! いやらしいわね!」

「ち、違うよ……」と、オドオドし始めるミスター四十路。
いやはや、男性は大変ですな。長すぎる爪も不潔な印象を与えてしまうでしょうが、短いと「手マンする気満々」とジャッジされてしまうのですから。

初回が超・激安居酒屋チェーンってどうなの?

 ミスター四十路が手マンする気満々だったか否かはわかりませんが、彼の家と当時住んでいた筆者の家が近かったため、同じ電車で帰ることになりました。
電車が最寄り駅に着き、「じゃあ私の家はあっちなので、また……」と手を振ろうとした瞬間、ミスター四十路の口から次のような言葉が……。

「もしまだ時間大丈夫ならSに飲みに行かない?」

 Sというのは、首都圏に住んでいる人なら誰もが知っているであろう、超・激安の居酒屋チェーン店です。なぜ、飲みに行く店がS限定なのでしょう(笑)。
大人数で飲んだ帰り、たまたま二人きりになって、そこから「二軒目行こうよ」という流れになるのはしょっちゅうあることですが、その二軒目がS限定で指定されるとは!

 これは決して、Sという店が悪いと言っているわけではありません。筆者とて、女友達とSに飲みに行くこともしょっちゅうありました。でもさ、オトコとしてオンナを誘う際、初回にSを指定するって、そりゃないでしょ。大学生ならいざしらず、相手は四十路ですよ。
結局、筆者は「明日の朝が早いので」とミスター四十路の誘いを断りました。「いきなりS限定ってどういうことやねん!」とブチ切れなかった筆者、偉い!

 そして数日が経ち、改めてミスター四十路から誘いが。
格闘技を観に行こうとのこと、筆者はこの連載でもしょっちゅう述べているとおり、生粋のガチムチ好き。格闘技なら行っても良いかな、と二つ返事でOKしました。
格闘技観戦自体は楽しかったのですが、その帰り道……またもやミスター四十路の口から、がっかりな言葉が飛び出しました。

     

不服なセックスにはメリットを探そう!

「もしまだ時間大丈夫ならIに飲みに行かない?」

 Iというのは、Sと同じく首都圏に住んでいる人なら誰もが知っているであろう、超・激安の居酒屋チェーン店です。なぜ、飲みに行く店がI限定なのでしょう(以下同文)。

 同文じゃないのはここからです。この時の筆者は、格闘技観戦直後でテンションが上がっていたのか、Iへ飲みに行くことをOKしてしまったのです。いやはや、格闘技マジック恐るべし!
格闘技マジックはこれだけにとどまりませんでした。Iでの会計・数千円でキッチリ割り勘を求められたにもかかわらず、筆者はこの後、ミスター四十路の誘いに乗って、彼の家にお持ち帰りされてしまうのです。この時の筆者、よほど性欲が溜まっていたとしか考えられません(笑)!

 今回のような、「自分としては納得できないシチュエーションで股を開いてしまった」というケースで肝心なのは、一つでも良いのでメリットを探すこと。
筆者の場合は、ミスター四十路とのセックスで、初めて0.02ミリの極薄コンドームを使用しました。

 今でこそ、コンドーム本を書いちゃうくらいコンドームに詳しくなった筆者ですが、当時はそれほどの知識もなかった小娘……じゃなくて小熟女。「ナマでヤッているみたいな感覚なんだぜ!」と、ミスター四十路もかなりコーフン気味に説明してくれましたが、確かにゴムを感じさせません。

 極薄コンドームの感想はまたの機会に書くとして、繰り返しになりますが、「自分としては納得できないシチュエーションで股を開いてしまった」というケースで大事なのは、メリットを探すことです。
「超・激安居酒屋チェーン店限定で誘ってきやがって! でも、極薄コンドームの快感を教えてくれたから良しとするか」と、プラマイゼロとして捉えましょう。

Text/菊池美佳子


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ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など

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