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  • 2014.03.28

生殖器が元気になるコツは「ちょっとの毒」!道をはずれた行為が妊娠への近道?

第22回 SEXと妊娠の関係の真実

奥谷まゆみ おんなのカラダ道
Evgeniy Isaev


 SEXと妊娠。
切っても切れない関係だよね。

 でも、一つ知っておいてもらいたいことがあるの。
ビックリするような事実。
それは「生理があって、SEXすれば妊娠する」は間違った常識だっていうこと。

「SEX=妊娠」でも、「排卵日のSEX=妊娠」でもないの。
この「SEX=妊娠」という間違った常識が「赤ちゃんができない私って不妊?どこかが悪いの?」って悩む女性をたくさん生み出しているんだよ。

「SEXしたら妊娠できる」っていうのは、卵がピチピチしている10代~ 20代の話。
30代以降の生殖器は「SEXするとたまにできることもあるよ」という感じ。
それに今は昔と比べて、骨盤がカチカチだったり、生殖器の血行が悪いから、20代でも排卵に元気がない子も多いな。

 でも、「SEXすると、たまに妊娠する」は正常なことなの。
生殖器に問題がなくても、排卵が元気でも、妊娠できないことはよくあるんだよ。

 こんなに科学が進歩した現代でも、妊娠の仕組みはまだまだ謎だらけ。不妊治療の権威のある先生でさえも「妊娠しやすい体の定義」は、わからないらしい。
良い卵子、良い受精卵、良い状態の子宮であっても、必ず妊娠できるとは限らないし、逆に元気のない受精卵で、筋腫だらけ、カチカチに緊張した子宮でも妊娠できることもある。
どうやら妊娠ってそういうものらしいの。

体を触ると卵巣や子宮の様子が分かる


 きらくかんにも妊娠を望む女性はたくさん来るよ。
妊娠しやすい体の定義はわからなくても、私たちは骨盤内の血行改善をすれば生殖器が元気になることは知っているから、質のいい排卵や、状態のいい子宮になるようアドバイスはできる。

 卵巣も子宮も、おなかの上から触るとだいたい様子はわかるの。
子宮の硬さ、位置、大きさはおなかを触ればよくわかるし、働きのいい卵巣は、排卵の前になるとホカホカでふんわりしてくるの。

 みんなも排卵や生理のとき、自分のおなかを触ってごらん。
おへそ辺りを触ってみて、他の部分よりもホカホカしているところが子宮だよ。
排卵前になると、恥骨の斜め上あたりがふんわり温かくなってくる。そこが卵巣。

 きらくかんに来る人たちは、病院での不妊治療と平行して利用してくれる人が多いから、病院での検査結果と合わせると、
「このエクササイズをやったときは、卵子の育ちがいいな」とか、
「おなかの感触がこういう感じになると、受精卵が着床しやすいんだな」と良くわかるの。

「楽しいこと」「気持ちいいこと」「ちょっと毒」
心の三要素でを生殖器を元気にする


 あと、生殖器はとても面白い器官で、体だけじゃなく心の働きにもすごく影響を受けるのね。

 生殖器が元気になる心の要素は三つ。
「楽しいこと」「気持ちいいこと」そして「ちょっと毒」。

 楽しいこと、気持ちいいことは何となくわかると思うけど、ちょっと毒っていうのは、「毒物を取る」っていうよりも、「ちょっと道をはずす」ということ。
分かりやすく言うと、体に悪いって知っているけど、そういうものをちょっと食べたり、ズルしたり、なまけたり、悪口言ったり…、人の道にはちょっと外れるけど、やっちゃう!みたいなこと。

 この「ちょっと」っていうさじ加減が大事なポイント!
少し後ろめたいけど、気持ちのほうを優先させちゃったっていう感じ。そういう、ちょっと秘めた快楽が生殖器は大好きなの。
逆に、生殖器は真面目が苦手なんだ。不妊が理由できらくかんに来る子も、みんな真面目でいい子ばっかり。
世間的にもヤンキーな子の不妊ってあんまり聞かないよね(笑)。

 SEXには、その三つの要素がバッチリ含まれていると思うの。楽しくって、気持ちいい。
SEXは毒でも、人の道に外れた行為でもないけれど、「秘め事」だよね。
子どもに「今日はお父さんとお母さんSEXするから早く寝なさい!」なんて言わないもんね(笑)。この秘めた感じが「ちょっと毒」な感じにぴったりくる。

 だから、楽しくなくて、気持ちよくもない、人前でも平気でできるオープンなSEXだったら、もしかしたら生殖器は元気にはならないかもしれない。

 そしてこの三つの他に、もう一つ、最近きらくかんなりの「妊娠しやすい体になるヒント」を見つけたの!

ドキドキ・キュンキュンする気持ちのときは妊娠しやすい


 それは、「ドキドキ・キュンキュンする気持ち」

 恋愛中の離れていても、いつもいつも会いたくて、何をしていても彼のことで頭がいっぱいで、会ったらいつまでもくっついていたい、何回でもキスしたい、一つになっていたい…っていうあの気持ち。
どうもそれが妊娠の可能性をすごく高めてくれるみたい。だから、付き合ってまだ日が浅い、ドキドキ期間に妊娠して結婚する「デキ婚」が多いんだと思うの。

 アラフォーの人でも、「40歳にして、すっごい熱い恋愛して結婚!」みたいな人は妊娠することが多いように感じるし。
だから、この「ドキドキ・キュンキュン」期間は卵を育てる卵胞ホルモンが活発っていうことじゃないかな。

 もし、本当に妊娠を望むなら、
「結婚してしばらくは二人きりのラブラブ時代を満喫したい!」なんて言ってないで、キュンキュンしている間に子どもを作らないと、妊娠はどんどん遠のいちゃうぞー。

【つづく】

Text/奥谷まゆみ

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奥谷まゆみ
体から日常の暮らしを読み解き、体の使い方を変えて不調を改善する不思議な整体「からだクリエイトきらくかん」代表。

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