セックスもどうぶつの森も同じ!?彼に小さなタスクを与えよう

見つめる女性の画像 Dmitriy Ilkevich

 お正月休みが終わってしまいましたね。私は年末からのお休みの間、イエローモンキーのライブでスーパー神席に恵まれて発狂し、買い漁ったAVはどれもツボにドンピシャで発狂し、オナニー廃人と化していました。それ以外にやっていたことといえば、スマホゲームの『どうぶつの森』です。皆さん、どうぶつの森をご存知でしょうか。

 言葉を喋る犬や猫などのどうぶつ達に、あの魚採ってこいとか、あの果物持ってこいとか頼まれてはせっせと狩りに出かけ、収穫したものをどうぶつ達に運んでいくゲームです。ゲームとしてそんなに面白くもないのに、そろそろ別の動物からの命令が来るかなと思うとしっかりログインして、目標もゴールもないのにひたすら動物たちの奴隷となり食べ物を献上し続けるゲームです。ドM養成ゲームなのかなとも思いましたが、SとかMとか関係なく、小さなタスクを次々と課されて一つ一つこなしていくのって、みんな結構好きなんじゃないかなと思うんですよ。

セックスもどうぶつの森も同じ

 セックスもどうぶつの森と同じで、「アレやって」「コレもして」って小さなおねだりをされると、初めは面倒だなと思っていたとしても、ひとつひとつが簡単にこなせるものだから無理なくクリアできて、小さな達成感があるから、どうせなら全部応えてみたくなり、次は何でしょう?って求めてしまいます。

 この現象は、何でも言うことを聞いてしまうMっ気のある女性だけじゃなくて、ノーマルな性質の男性にも当てはまります。
例えば、セックスのテクニシャンの人って、雰囲気作りからキス・前戯・挿入・後戯、全ての工程において、こちらの反応を見ながらパーフェクトにこなしてくれるから、こちらからおねだりすることなんて一つも無いんです。だからそういうテクニシャンには全てお任せすることが自然と多くなります。

 彼らは彼らで、持ち技を繰り広げながら「ここでしょ?こうされるの好きなんでしょ?ほらやっぱり効いてる」って確認していくことを楽しんでいるようです。ただ、何度もセックスしているとそれでは物足りなくなるのか、「本当は何かして欲しいことがあるのではないか?」と聞いてくることもあります。私がそこそこ性的な知識や経験や願望があると知っているから、他のテクニックを身に着けようとして聞くのかもしれませんが、大体3回目くらいから要望を聞かれます。そういう時は課題を求めていると思って間違いないです。

 パーフェクトな指遣いの手マンをされている時に「どこをどうしたらキモチイイの?教えて?」と聞かれた場合、「〇〇くんがしてくれるの、全部キモチイイよ!」と答えてプライドをくすぐるのが一見正解っぽいですが、そう答えると嬉しそうな半面、ちょっと残念そうでもあるんですよね。

 この場合の正解は、「浅いところは上の方をゆっくり触って、深いところはズボズボ出し入れして欲しいかも」というように具体的な課題を出すことです。そうすると目を輝かせてその通りにやってくれるんですよね。自分の好みの方法を詳しく説明しているから当然私の反応も一層よくなるわけです。課題を一つこなした彼は、「他には?」とまた新たな課題を求めてきます。

 おねだりするのは悪いなと遠慮しがちですけど、相手がそれ(課題)を求めていることも多いんですよ。おねだりは自分のためだけではなく、相手のためだと思っても過言じゃないです。