バイブを買う時は1万円以上を選べ!?高級バイブのメリットを調べてみた

ベッドにもたれかかる女性の画像 Pixabay

 先週の記事では、大人になったらスティックのりじゃなくてバイブを使おうという話をしました。

 ただ、「じゃあ次はバイブを買う」となった時に、店舗に足を運んで一つ一つ手に取って選ぶという発想にはなかなかならないですよね。やっぱり女性がアダルトグッズのお店に入るのは勇気がいりますから。そこで、アダルトグッズの通販サイトを覗いてみることになると思うんですけど、何の情報もなく商品を選ぼうとすると、その商品数にびっくりしてしまいます。大手の通販サイトにもなると、膣に挿入するタイプのいわゆる”バイブレーター”だけで100種類以上あるんですよ。私も人生初のマイバイブを選ぶ時には一度通販サイトを見ただけでは選べなかったです。

 クリバイブの付いた二股のものにするのか、それとも一本タイプにするのか。表面に凸凹がたくさんついたものにするのか、それともスムーズなものにするのか。大き目のものか小ぶりのものか。こうやって選択肢を狭めていくんですけど、一番気になるのはやっぱりお値段です。だって千円台から三万円近いものもあるんですよ…。
この値段の格差は何なんだって感じですよね。予算だけで決めてもいいものか悩んでしまうと思います。

 そこで、「高級なバイブはどこが違って値段の差があるのか?」を考えてみました。(なんとなく一万円以上のバイブを高級バイブとしてみました)

1.贅沢な機能がついている

 一万円以上する高価なバイブには特殊な機能がついていることがあります。
例えば、

・ピストン機能付き
・カメラ付き(膣内を観察できる)
・タッチセンサー付き(膣を締めると作動)
・動き方が特殊(従来のうねりではなく指のように上下に動く。など)
・温かいバイブ
・デザインがめちゃくちゃおしゃれ

 こういう特殊機能がついたものは、「贅沢品」だと思ってください。自分に合うバイブの形状や大きさがわかるようになった時に、お金に余裕があったら重視してみましょう。

2.安全な素材でできている

 日本で売られているアダルトグッズは安全!だと言いたいですが、そうは言い切れないのが残念なところ。中には、ニオイがキツすぎるものや、しばらく使用せずにいると表面に油のようなものが滲んできてペタペタしてくるものもあり、とても粘膜には触れさせられないものもあるんですよね。

 柔らかさを売りにしているバイブは、その素材の特徴として油分が多いので、長い間放置していたり、高温になる場所に置いていたりすると、表面に油分が滲みでてきてしまうこともあるそうです。似た素材のバイブと接触した状態で放置していると、バイブ同士が溶けてくっついてしまうこともあります。私も去年塩ビ(PVC)素材のバイブと、エラストマー素材のローターを洗面所の戸棚に緊急用として収納していたのをすっかり忘れていて、年末の大掃除の時には完全に一体化していました。

 ニオイがキツかったり、油が染み出てくるようなものは論外ですが、一般的にお手頃価格のバイブによく使われている塩ビ(PVC)やエラストマー素材のバイブでも、アレルギーを引き起こす原因になると言われているフタル酸エステルを軟化剤として使われていないもの(フタレートフリー)を選んだり、使用の前後によく洗浄してコンドームをかぶせてから使えば問題はないと思います。(もしも違和感を感じたらすぐに使用をやめて医療機関に受診することをおすすめします)

 一方で、高級なバイブに良く使われている素材はシリコーンです。シリコーンは熱で変性することもなく、ニオイもほぼゼロ。使わずに放置していても油が浮いてくるようなことは絶対になく、アレルギーを起こすこともありません。100%シリコーン製のバイブどうしを一緒に収納しても大丈夫だそうです。少々お値段が張っても、長期で安全に使えると思えば高くないと思います。*最近はシリコーン製でも数千円で買えるものが出てきています。