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  • 2014.04.30

パワスポ巡りより「友情結婚」の検討を!恋人候補は近場にいる


【第48回】“友情から家族愛を深めていく”という結婚のカタチ

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by Por mi tripa...

アルテイシア(以下、アル): AMのキャッチフレーズは「非恋愛時代に未来はあるのだろうか」だけど、私、日本には恋愛時代なんてなかったと思うんですよ。

AM: えっ、そうなんですか?(笑)

アル: フランスなんかは「アムールの国」で、老若男女が街中でキスしたり、愛を囁き合ったりするじゃないですか。イタリアも「食べて歌って恋をして」って国で、石田純一がデフォルトだし。

本で読んだけど、恋愛がテーマのセミナーで、参加者が「恋愛って面倒くさいよね」「うんうん」と話していると、1人のフランス人女性が立ち上がって「恋愛が面倒くさいってどういうこと?人生で最大の喜びなのに!」と叫んだそうです。

AM: フランスっぽいですね!

アル: 「私の血で紅に染まっていけ!」って叫びたくなるよね(漫画『ベルサイユのばら』より)。
やっぱり、日本とは歴史や文化が違うんですよ。日本には、ほんの一昔前まで自由恋愛なんてなかったから。
家父長制で、結婚は家を存続させるための制度で、親が娘の結婚相手を決めていた。売れ残り・キズモノなんて言葉があるけど、娘は“嫁に出すための商品”だったわけです。
それがいきなり「自由恋愛して結婚しろ」と言われても、ハードル高いですよね。

AM: 『昔はお見合いというインフラがあって、恋愛しなくても結婚できた。今は恋愛しなきゃ結婚できない時代になった』と話してましたね(45回記事)。

アル: 実際、晩婚化少子化が進んだのって、お見合い結婚が減ったのと同じタイミングだそうです。
バブル時代も、ジュリアナとか一部の派手な人々が目立っていただけで、オクテな人が多数派だったと思う。そういう人はお見合いとか、親せきや上司の紹介っていうお見合い的なもので結婚していたんでしょうね。

恋愛したいのか、家族が欲しいのか

AM: 日本では恋愛結婚が難しいんでしょうか。

アル: 18~39歳の未婚者のうち「異性の交際相手も友人もいない割合」は男性で6割、女性で5割に上るそうです。この数字を見ても難しそうですよね。

AM: 周りにも、恋人はいないけど結婚はしたいって女子が多いです。そういう人はどうしたらいいんでしょう?

アル: 恋愛がしたいのか、家族がほしいのか、キッパリ選ぶことだと思いますよ
漫画家のおかざき真理さんが、対談の中で「夫と結婚したのは、子育てするパートナーとして最高だと思ったから、恋愛とかじゃなかった」と仰ってたんですけど。それはよく分かるなと思って。

私も夫と出会った時、「家族になるのって、こういう平熱で過ごせる相手かも」と思ったから。それで結婚してから、どんどん夫に愛情が増えていった。刺激やトキメキは減るけど、信頼や安心は増えていくからだと思う。
だから私、友情結婚ってすごくいいと思います。


恋愛より友情の方がよっぽど信じられる

アル: そもそも、恋愛より友情の方がよっぽど信じられるじゃないですか。恋愛は、大好きだった人を大嫌いになったり飽きたりするけど、友達はそんなことない。
恋愛は熱に浮かされた状態でキラキラ補正がかかっているから、信用できませんよね。

AM: キラキラ補正、かかりますよね。別れた後に「なんでこんな男に夢中だったの?」と愕然としたり(笑)。

アル: 「こいつのチンポしゃぶっとったんか、オエー」って思ったりね(笑)。
夫には最初「こいつのチンポはしゃぶれねえ」って思ったんですよ。でも「私が男だったら絶対、親友になってるな」と思った。男としてはグッとこないけど、人間としては最高だなと。「キサマと俺」みたいな関係だったから、トキメキは皆無だったけど。
それで結婚して「なるほど、家族愛は無限に育っていくのか」と気づいたんです。

私、中村うさぎさんの闘病手記を読んで、感動したんですけど。
うさぎさんはゲイのご夫君と、恋愛ナシの結婚をされてますよね?そのご夫君が本当に献身的に介護をされて「あなたは家族だから、あなたを失ったら生きていく意味がない」と仰ってるそうです。

あと、直木賞作家の小池真理子さんと藤田宣永さんの夫婦は「恋愛は外で、情愛は内で」ってルールだそうです。夫婦は情愛を育てて、恋愛は外ですると。
ルールにしてなくても、実践している夫婦は多いですよね。恋愛はスパイス的に楽しんで、家庭という巣は壊さず大切に守るっていう。

男友達やファンと結ばれる、青い鳥パターン

アル: 本気で巣作りを考えた時、今まで対象外だった男友達と結婚する人も多いですよね。幸せは近くにあったっていう、青い鳥パターン。

私の周りにもいるけど、そういう女子は良い父親になりそうな相手を選んでいます。それで実際に良い父親になるから、結果的に愛情が深まっている。
夫への愛情が冷める一番の理由って「子育てに協力的じゃないこと」なんだけど、その逆ですよね。あと、ファンと結婚した女友達もいます。

AM: ファンっていうのは、ずっと自分を好きでいてくれた男性ですか。

アル: そうそう。それは私も考えましたよ。 
私は男に合わせるとか無理だから、こちらに合わせてくれる男、「そんなキミが好きだー!」と言ってくれる“私マニア“と結婚しようかなと。
私はだめんず体質じゃないので、男には大切にされたいし、大切にされたら感謝の念で相手を大切にするし。

AM: 青い鳥パターンは、巣作りに向いているかもしれませんね。

アル: 「人として尊敬できるか」「同性だったら親友になっているか」って基準で、周りの男性を見てみるといいかも。そういう人とは、お互いにリスペクトする関係を築けるから。
男にナメられて大切にされてない女子は、結婚しても不幸だと思う。本人は「これが私の幸せだ」って言うけど、大抵は思いこみですよね。

女友達で「北半球一のチンカス」と呼ばれる男と付き合っていた子がいるんですけど。その当時は痩せて顔色も悪くて、それでも「彼といられるのが幸せ」とうわ言を呟いていて、友人一同「目を覚ませー!!」と合唱していたんですよ。
その後、長い付き合いの男友達と結婚して、今は子どももいて幸せな家庭を築いています。それで「あの時は狂ってたわ~」と振り返っている。結婚後、そのチンカスから電話がかかってきたそうで「超キモいから着信拒否してやった」とか言ってて。
とても同じ人間の発言とは思えないなと(笑)。やっぱり恋愛感情は信用できない。

AM: 不幸な恋愛が終わった時、青い鳥が見つかるってパターンも多い気がします。

アル: 「安心できる巣がほしい!!」と腹の底から思うからでしょうね。それで自分の視点が変わるんだと思う。人間、辛い時にこそ人生を考えるから。失恋とか病気とか、親が倒れたり死んだりとか、災害に遭ったりとか。
「仕事もプライベートも絶好調♪」みたいな時って、変われないですよね。絶不調な時こそ、幸せになるチャンスだと思う。

ドン底を味わって気づくこと

AM: ドン底を経験したからこそ、見えるものがあるんでしょうね。

アル: うんうん。そういうのって後から気づきますよね。
その女友達は、スピリチュアルにハマっていました。神社で高額の鈴を買って「握っていたらポカポカするの」とか言ってて「それは体温だ、しっかりしろ!」みたいな。鈴を忘れたら家に取りに戻るとか、ヤバい状態だった。
でもこの前「あの鈴、どこいったの?」って聞いたら「さあ」って言っていましたよ(笑)。

AM: ドン底の時は、スピリチュアルや占いにハマりがちですよね(笑)。

アル: 神道も仏教も西洋占星術もゴチャ混ぜでね。
私もその友達に付き添って、縁結びの寺とか行きました。ディズニーランドみたいな行列でみんなお札を買ってて、私は「この寺、ボロ儲けだな。月間いくらの利益があるんだろう?」とずっと金勘定していました。

その彼女も今はスピリチュアルと無縁の日々を送っていて、「私は旦那に救われたから、友情結婚はオススメだ」と言っています。
私も高額の鈴を購入するよりは、友情結婚の検討をオススメします!

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Text/アルテイシア


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