男を真のテクニシャンに育てる!「最高のセックス」のための3つのポイント/愛され痴女

【第29回】最高のセックスをする鍵は、男女の違いを知ること

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 前回<独りよがりにバイブをぶっこんでくる男は最悪だ>と書きました。

 昔、私も男に勢いよくバイブをぶっこまれて
「今のは痛かった…痛かったぞーーー!!!」とフリーザ様のように叫び、界王拳40倍返ししそうになりました。

 AV洗脳を受けている男性は「勢いまかせ・力まかせな愛撫」をしたがる。一方、女性が感じるのは「ゆっくり優しく丁寧な愛撫」。これだけ違いがあるのだから、女性が「もっと優しくして」「ゆっくり動かして」と言っても、男性はイマイチ理解できません。

 男性に理解させるポイントは<数字・データ・具体例>を出して、わかりやすく説明すること。

 私は男性向けにセックス記事を書く時、
<国内の調査によると、15%の女性が「セックス中いつも痛い、大抵痛い」と答え、60%の女性が「たまに痛い」と答えている>と数字とデータを出します。
すると男性は「そんなに痛がってるんだ!優しくなきゃダメなんだな!」としっかり脳に刻む。
<女の子の体はとっても繊細★だから優しくしてネ!>とか書いても、彼らの脳には響かないんですよ。

 それ以外にも、
・膣は入り口から1/3までに神経が集まっている
・Gスポットは膣口から約5センチのお腹側の壁にある
・膣の奥(ポルチオ)が感じる女性は、10人に1人程度しかいない

と説明すると「なるほど、奥よりも手前の方が感じるのか!」としっかり理解できる。

「優しく、ゆっくり」といった抽象的な言葉じゃなくて、
<クリはトラックボールを回す強さで、『アンパンマンのマーチ』のテンポで触ろう> と書いた方が「それが正解だったのか!目からウロコが…ッ!」と大きな反響が寄せられる。
お陰さまで、私の男性向け記事は「わかりやすい」と好評なのですが、それは説明の仕方を工夫しているから。

<男は理屈で動き、女は感情で動く>
<男は論理的思考力に優れ、女は共感力に優れる>

とよく言われます。もちろん個人差はあるけど、全体的にはその傾向が高いのでしょう。