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  • 2013.10.14

60%程度の後戯が一番!賢者タイム中の男には勝負を挑むな


「セックス後戯」に関するMyルール【男性編/第7回】

 一般男性を対象に、セックスにおけるMyルールを募ったところ、次のようなことを仰る男性がいらっしゃいました。
「終わったあとの時間を大切に!と、思いつつも実際はすぐタバコ吸っちゃうんですけどね(笑)」

 はい、後戯のことですね。今週は、セックス終了後の事後問題について考えたいと思います。

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by Lianne Viau

 筆者が「後戯」という言葉を知ったのは、「前戯」という言葉を知ってからずっと後だったと記憶しています。初めて「後戯」という言葉を認識した時は、何とも言えない違和感を抱いてしまいました。「わざわざ『後戯』と形式づけるほどのものか?」、と。

 だって!前戯はね、具体的じゃないですか!キスしたりとかオッパイ揉まれたりとか手コキしたりとかフェラチオしたりとかクンニリングスされたりとか……etc。
でも、後戯って要するに「イチャイチャする」ってだけのことですよね。それにいちいち「後戯」だなんて大そうなネーミングをしたのはどこのどいつだ?
後戯として形式づけちゃうから、オトコもオンナも身構えちゃうのではないでしょうか?

 と、文句をたれたところで、「後戯」という言葉は既に広く知れ渡っているため、筆者のような小市民がギャーギャーわめいたところでどうにもならないのでしょうが、でもね! 
「後戯をおざなりにするオトコはカスだ。クズだ。セックスする価値ナシ。パンツ穿いとけ。チンコ出すな」って風潮はいかがなものかと思うのですよ。

本能には敵わない?賢者タイム中の男性に期待してはいけないこと

 冒頭でご紹介した男性のように、セックスが終わった後の時間も大事にしなければならないことは、世の男性陣もよーくわかっているのです。頭では。

 しかし、頭ではわかっていても、どうにもこうにもカラダがいうことをきかないことがあります。そう、本能の仕業です。
筆者が、セックス後の男性の本能についてレクチャーを受けたのは、今をさかのぼること15年前。初体験の相手から数えて2人目の男性がきっかけでした。彼いわく、「野生の動物がもっとも外敵に狙われやすいのは交尾の時である。よってオスは、交尾が終わったらすぐにメスを守れるよう、エロい気分が冷めるようになっているのだ」とのこと。

 人によっては、「ここはサバンナじゃねえぞ!人間界だ!」と思うかもしれませんが、筆者は妙に納得させられてしまったんですよね。「人間も動物も同じ!人類みな兄弟(とまでは思いませんでしたが)」と。たまたま、経験人数がまだ浅い時期に言われたため、印象に残っているのかもしれませんね。

 最近では、賢者タイムという言葉も耳にするようになりました。賢者タイムとは、射精によって性的な事柄への関心がいっきに希薄になる現象を指します。人によっては、エロい気分だけでなく、あらゆる煩悩が消え去り、悟りの境地に達した、それこそ賢者のような心持ちになるのだとか。
これは、射精によって分泌した男性特有のホルモンを鎮静化させるべく起きる現象です。要するに本能なんですよ。


相手を思いやる気持ちこそ、真のセックス淑女!

 そう思うと、女性の「後戯を充実させてほしい!」というリクエストは、本能に勝負を挑むようなもの。勝ち目なんて、あるわけないのです。男性がセックス後にそっけなくなるのは本能の仕業。そう思うと、執拗に後戯を求める気持ちもおのずとなくなるでしょう。

 個人的には、セックス直後にタバコを吸われるのってキライじゃありません。むしろ好きなくらいです。筆者が若干Mっぽいせいもあるのでしょうが、あのヤラれた感がたまらないんですよね!征服された気分を味わえちゃうんですよ。
筆者同様に、どちらかといえばMの女性は「セックス直後はヤラれた感を満喫するべし」と、頭を切り替えてみてください。「私はMじゃないんですけど」という女性は、「さっきまで乳首を吸わせていたのだから、今度はタバコを吸うがよい」程度に考えては如何でしょうか。

 それから腕枕!「腕枕をされると幸せです、キュン!」って女性が多いようですが、よーく考えてみてください。本当に幸せですか?
筆者は、アタマがデカいためか、「私の頭部の重みで男性の腕が痺れているのではないか?」と、いてもたってもいられない気分になるのです。案の定、男性陣に本音をリサーチしてみると、「ミーアキャットのようにアタマが小さいコでも、腕枕は腕が痺れる」とのことでした。
相手を気遣う気持ちが少しでもあるのなら、「賢者タイムに、腕枕などという過酷な労働はさせたくない」と思うのが、真のセックス淑女ではないでしょうか。

後戯に固執しないことで得られる充足感

 ここまで散々、「後戯に固執するべからず!」とシャウトしてきましたが、今から全く反対のことを書きます(笑)。

後戯ってヤッパリ良いものですね!

 筆者は基本的に、初体験から2人目のオトコの教え(!?)を守り、これまでのセックスで自ら積極的に後戯を求めたことはありませんでした。後戯がおざなりなことに腹をたてたこともなく、むしろ「オトコの本能に理解ある自分」に陶酔しておりました。
しかし、ごく時たまですが、酒を飲んでファックするだけのセフレ男性などが手をつないで一緒にゴロゴロとかしてくれちゃったりすると、なんともいえない充足感に包まれるのです! 

 この充足感は、筆者が日頃「後戯」を求めていないがために得られる感情だと自負しております。毎度のセックスごとに、「今日はちゃんと後戯してくれるかしら?」などと身構えていては、つい男性への期待値が上がり、ちゃんと後戯してくれたにもかかわらず充分な満足を得られないこともあるはずです。

  要するに、100%(例:キス+ハグ+ピロートーク)を期待していたため、90%程度(例:キスとハグはあったがピロートークの内容がイマイチだった等)だとがっかりするということ。
筆者の場合、後戯に対する期待値は常に0%(キスもハグも不要!タバコ吸ってくれてもOK)ですから、60%程度の後戯(例:前述の手を繋いでゴロゴロ)でもとっても得した気分になれちゃうのです。安いオンナと笑われるかもしれませんが、後戯に執着して不平不満をこぼすよりも、うんとセックスを楽しめていますよ。
後戯よりも、メインは交尾!くらいの大らかな気持ちで臨みましょう。


Text/菊池美佳子


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ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など

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